仕事もなく暇なので、日馬富士の引退会見の一部始終を何度も見た。
泣いた。彼の言動に嘘は、ないだろう。
さらに泣いた。親方伊勢ケ浜(横綱旭富士)の、涙。悔しさがにじむ。
我々は、反省する必要がある。他のスポーツならば復活出来たのだ。あるいは、大関までならば違った対応でも良かったのだ。
横綱には降格がない。強いだけではない「品格」を求められる。
横綱(よこづな)は、大相撲の力士の格付け(番付)における最高位の称号である。語源的には、横綱だけが腰に締めることを許されている白麻製の綱の名称に由来する。現行制度では横綱に降格はなく、現役引退によってのみその地位から降りる。従って、横綱になる力士はその地位にふさわしい品格と抜群の力量を要求される。「資料より」
しかし、しかしだ。強いだけで横綱にしているではないか?
二場所連続優勝か、それに準ずる成績を条件にしている。そして、横綱審議会が推薦をする。
「2場所も優勝か優勝に準ずる成績」を、おさめたのだから「人格も正しい」に違いないという判断なのだ。
ここは、もともとの横綱の推挙条件に立ち返り、大関を最高位にし、
「横綱は極めて優秀かつ人品卑しからずべき人物のみ与えられる称号とする。」と、いう事でどうだろう。
そうすれば、極めて優秀な成績だけでは得られない栄誉としての横綱となる。
つまり、「国民栄誉賞」並みの判定基準にしても良いのではないか?
白鵬や朝青龍のように、土俵上では勝つために「鬼」(ちょっと意味は違うが)となるのは横綱ではない。
そして、予想通り「貴乃花」「モンゴル勢」へのバッシングが、始まる。凄まじい勢いで始まるぞ・・・・。
ますます、ワイドショーが面白い。
???宮根誠司、隠し子???