商売繁盛で笹持ってこい!
材木商を営んでいた我が家は、子供の頃正月10日は、「10日恵比寿」に必ず家族総出でお参りした。御利益空しく我が家の商売は破たんしたが・・・・・。
有名なのは、西宮恵比寿の「福男争奪」だ。(開門と同時に本殿に全力疾走するあれだ)京都にも「えべっさん」はある。西宮・大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびすと言われている。800年ほど前、土御門天皇の時代に禅の祖といわれる栄西禅師が建仁寺建立にあたり、その鎮守として最初に建てられた。繩手通のちょうど建仁寺の西の門のそばにある。
笹は「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」という事で家運隆昌、商売繁盛の象徴となったようだ。
その恵比寿神社は、1月の十日えびすだけではない。この10月には「二十日恵比寿大祭」が行われる。今年商売不振の人にも年末に向けてリベンジのチャンスが与えられるのだろうか。因みに、恵比寿様は耳が遠い。従って、本殿にお参りした後、本殿の横の壁を叩いて大声で「頼みますよーーーーー。」と、念を押します。
また、京都にも七福神めぐりがあり多くの方が巡る。
・恵比寿神(京都恵比寿神社) 商売繁昌・大漁・五穀豊穣
・大黒天 (妙円寺)豊作開運 招福
・毘沙門天(東寺)家族を守り勇気を与える
・弁財天 (六波羅蜜寺)夫婦円満・知恵を与える
・福禄寿 (赤山禅寺)長寿長命
・寿老人 (行願寺)家庭円満・無病息災
・布袋尊 (萬福寺)平和を授ける