② 絶滅危惧種 飲みにケーション族
コロナ騒動を通じて、社会の通常観念が激変する。テレワークも一部では主たる働き方になるようだ。政府の「働き方改革」が結局一気に進んでしまうことになった。テレポート(オンライン)診療、営業の世界でのオンライン面談、ネット通販も主体になるだろう。飲食店もデリバリーメニューを用意しないと生き残れない。釣銭が感染媒体になるかも知れないので、電子マネーが一気に進む。もちろんセルフレジが当たり前のようになる。コンビニなどでは、非接触清算?買いたいものを持って出るだけで後日口座から引き落とされる事も出来るらしい。
このような変化の中で、我々の様に根回しや人とのコミュニケーションは飲み会を通じて行って来た人間は絶滅するだろう。狭い焼き鳥屋などで口角泡を飛ばして「自説を叫ぶ」オジサンは完全に根絶やしにされる。三密の典型だ。
その点、オンライン会議は議長の指示により平等に発言できる。人の発言に割り込むことも出来ない。発言はマイクの性能が良くなっていて耳元でささやいているように鮮明だ。活舌の悪いおじさんの話も聞いてもらえるし、つばを飛ばしても感染リスクはない。ただ、人の話をじっくり聞けない傲慢なおじさんには我慢が必要だ。しかし若い人は、お互い平等に発言し日頃おとなしい人の話にも発言の機会を与える。従って、オンライン飲み会も成立するのだろう。
「やっぱり直に合って見ないとだめだ。」「こんこんと説教してやる。」などとおっしゃるおやじ族は不要の者となる。
でも、入社した新人がいきなりテレワーク?「誰が、人生を教えるんじゃい?」
コロナが憎い。