アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

343 アチャコの京都観光日誌 逆順の天皇史 87代 四条天皇 最年少天皇?

2018-04-19 09:11:34 | 日記

逆順でたどる平安京の天皇たち

87代 四条天皇 

在位

1232年~1242年

生没

1231年~1242年

在位中年号

貞永・天福・文暦・嘉禎・歴仁・延応・仁治・

先代・次代

後堀河天皇→当代→後嵯峨天皇

御陵

月輪陵(泉涌寺に埋葬された初見)

父・母

後堀河天皇・九条竴子

中宮

九条彦子(宣仁門院)

承久の変の後、後鳥羽院の直系の系統には絶対即位させなかった。しかし、四条天皇には兄弟も自身の皇子もいなかった。従って、仕方なく後鳥羽を祖父に持ち共に島に流された土御門院の子、後嵯峨天皇を天皇にせざるを得なかったことは、前回書いたが、

その、繋ぎの天皇が四条天皇だ。従って業績は書くべきものがない。


なにせ、2歳で即位している。12歳で崩御された。中宮はいたがいかに精力旺盛な天皇家でも、生殖行為には及ばなかった。

死因は、「女性の陰部を覗こうとして、廊下に蝋を塗って女官たちが滑って転ぶのを見ようとしたところ、自ら転んで脳挫傷で死んだ。」という。また、後鳥羽院の「怨霊」のせいとも言われる。

誠に御不幸な天皇だ。

「女官」の画像検索結果

時代は、飢饉の連続、その為天然痘の大流行の時代でもあった。その証拠に、わずかな間に元号がいくつも変わっている。

在位10年の間に、7つの元号だ。

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