メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

台湾出張:グランドハイアット滞在④

2016年07月03日 | 台湾
というわけで

JCBさん一押しのレストラン

金滿廳(ジンマンティン)へ!


  でも、一抹の不安があった 




料理の写真を見て
  なんとなく嫌な予感がした

とりあえずトリップアドバイザーでチェック


“フカヒレランチ” ◉◉◉◉◉
“美味しい台湾料理” ◉◉◉◉◯
“満足できるお店” ◉◉◉◉◯
“リーズナブルにフカヒレとアワビを” ◉◉◉◉◉


評価は悪くない。
むしろ以外に高い




だが、レストランまでの道中、気分はこんな感じであった。




タクシーから見た台北の背景が

なんとなくセピア色にみえた。



グランドハイアットからレストランが入る慶泰大飯店(ガーラ ホテル)まで20分

夕暮れのせいか すべての時が止まったように感じた。




怪しい



いかにも怪しい


ますます怪しい



ビンゴ!


昭和30年代にブームになった中華料理の宴会場  まさにあれ!

しかも入ってくる客は昭和の匂いムンムンの中国人客

しまいにビールグラスを持って席を回る
まさに昔風宴会そのものだった。




出てくる料理も違った。
高級中華や小洒落たヌーベルキュイジーヌではない。」
懐かしく、あたたかく、
とくかく昭和にあった貧しくても希望に満ちた豊かな料理だった。




でも・・・

今の口にはあわず
ほとんど手つかずのまま残してしまった。


そんな私を見ていた支配人は

「おいしいでしょ。デザートもおいしいですよ。たべてくださいね」

と微笑みながら話しかけてくれた。



昭和30年代にトリップしたレストラン




帰り際に後ろにいた老人が、魚の蒸し物をしゃぶるように食べていたのが印象的だった。

嬉しそうに・・・ おいしそうに・・・ 手づかみで


その光景があのシーンと重なった




まさに千と千尋の神隠し


ここ出た後、日本人が忘れてしまった何かを感じた。


なんだろう  なんだろう











コメント
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