メタボおやじの糖分日記

旅と酒をこよなく愛するメタボ親父の糖分ライフ。

60までのやりたいリスト

2015年10月14日 | 今日のつぶやき



何年か前に、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した

『最高の人生の見つけ方』という映画がありました。


死の宣告をされた二人の老人が、

死ぬまでにやりたいことをリストにして

世界をまわる物語。


一人は車の修理工

もう一人は億万長者


二人のやりたいことは

「スカイダイビングをする」、「マスタングを乗り回す」、「ライオン狩りをする」、

「世界一の美女にキスをする」・・・・



実はあの映画を観てフッと思い出したのがいまから30年前、

棺桶リストならぬ「60までのやりたいリスト」を作ったこと。












60までにやりたいこと・なりたいこと


1 かっこいい大人になる
50代はスティングやミック・ジャガー、歳を取ったらショーン・コネリー。

2 ジャガーのコンバーチブルに乗る
XKに乗ってクールに街を飛ばす。

3 ファーストクラスで旅
3%しかない座席に乗って優越感に浸る。

4 クイーンエリザベスで世界一周
豪華な船旅で還暦祝い。



無理かなぁ~  やれるかなぁ~  



いま思えば三十路の戯言ですが、気がつけばそんな歳になってしまいました。




振り返ると30年前、 まだ日本が昭和であったころ、素敵な大人がたくさんいて

あの人のようになりたい  こんな人になってみたいという想いがありました。


ボクの場合はスティングであり、ミック・ジャガーであり、

ショーン・コネリーのようなダンディーな大人。

強いて言えば日本人の場合、白洲次郎かな。

そんな大人に憧れて「60までのやりたいリスト」をつくったと記憶しています。






でも、いまの60代ってどうでしょう。

世界の指導者を見てみると、自分の主張ばかり押し通し、他の意見や主張を全く受け入れない。

それどころか、思い通りにならなくなればすぐ「告げ口」する子供っぽい大人のオンパレード。






嫌になりますね。

こんな人間ばかりがふえて。



白洲次郎は大人でした。





本気でこんな男になりたいと思いました。


あれから30年、最近、最後はどんな男で死にたいかと考えて、浮かんできたのがウルグアイのムヒカ大統領です。

貧困家庭に生まれ、家畜の世話や花売りなどで家計を助けながら育った79歳。

「世界で最も貧しい大統領」と呼ばれる彼の言葉に耳を傾けていただきたい。








最後はこんな人間で死ねたら最高です。

でもまだ「60までのやりたいリスト」が残っていますけど。


人間、カッコよく生きたいですね。 そしてカッコよく死にたいな。





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