いよいよ百姓モドキの始まり、米作りの作業スタートです。
心配していた境界からの水漏れは、水を入れて確認していないので、ぶっつけ本番です。
用水路からの水は無くポンプでの給水ですから長時間かかります。
写真に写っている田は全体ではなくて一部です。ポンプから遠い方はまだ地表が見えていました。
それでも雨の翌日なので土が水分を含んでいるので、例年より早く水が浮いてきている感じがします。
水がたっぷりたまると、後日にトラクターで耕す・・・代掻き(しろかき)を行ないます。
トラクターで走るだけだから簡単な感じがしますが、実際には普通に耕すより難しいんです。
何故かと言うと、、、水が濁って地表が見えませんから、タイヤの跡や耕していない部分が分からない。
地表は可能な限り水平にしないと、深い所では小さな苗を植えた時に水の中に水没したり、浅い所では表面に地表が出てしまったりします。
稲は同時に刈るので稲の成長も同時にする必要があるんです。
水を入れた数日後・・4/29に代搔きを雨の中でしました。
水が抜けていたのでスタートが遅れてしまった。
一つ目の田んぼは約40m×50mの2000㎡、、、2反(たん)です。
単純計算でトラクターの幅がやく2mなので、50mの距離を20回(10往復)で1000mの走行です。
実際はある程度重なるので数回は多くなります。
時速500m程度の速度で進むので、それだけで2時間は必要です。
折り返しの為に回転した場所がタイヤ痕でひどい状態なので、それを直すのに少々時間がかかります。
だいたい2時間半から3時間近くかかります。
トラクターが代掻きすると水が濁り、地面が見えないので何処を耕したかを確認するのに苦労します。
この日は風が有り、水面の表面がさざ波状態で、じっとそれを見ていると船酔いしたような感じになります。
そんな時に遊んでくれるのが鳥たちです
おなじみのサギ。 常連さんのカラス・すずめ・セキレイも来ていました。
驚いたのはマガモが来たんです。この地では珍しく初めてかも知れない。
意外と大きかったのにも驚きました。
そして、ツバメを今年初めて見ました。
トラクターの運転席にぶつかるんじゃないかと心配する程の至近距離を高速で飛び交います。
田んぼにツバメ・・・・なんかいい感じです。
2枚の田んぼの代掻きを終了して、畑にある倉庫にトラクターを置きに行く時には・・・暗くなっていました
もちろん途中で休憩したり、簡単な食事をしたりしたので遅くなってしまった。
やはり遠距離なので、明日に続きをと言うのが辛く、少々は無理をしてでもやり切ります。
時速500メートルで一日中動くと、なんか変な感覚になります。
1分で10メートル足らずですからねぇ~😵💫