アメリカから大統領が来日するたびに、日本の首相は色々と独自の接待をして
「私はアメリカ大統領と良好な関係を持っています」とアピールします。
お客さんに対して丁寧な接待は礼儀として必要でしょうが・・・
残念ながら日本の現状は「独立国」とは程遠い。
何処まで行ってもアメリカの属国です。
先の大戦の敗戦国としての立場は、未だにぬぐえません。
ドイツと同じように日本は国連の「敵国」です。
国連は戦勝国の都合に合わせて作られた世界的な組織で、敗戦国の日本やドイツは口出しできなかった。
なのに、、、国連の維持費をただひたすら払わされ続けているのが現在です。
私たちの日本では、自分で自国を守る軍隊の話をすると、社会から変な目で見られる状態が延々と続いています。
身の回りに犯罪者の存在がゼロにならないように、地球上でも犯罪者は常に存在する事をロシアのウクライナ侵攻で知っても。それは特別な事として、深く考える事を避けています。
いやいや日本も自国を守る自衛隊が有ると言う人も居ますが、ウクライナを見ても解るように、いくら最新兵器で守っても、国民の命が失われ、都市が破壊されるのは守る方です。
ウクライナがモスクワにミサイルを撃ち込めないのは、そんなミサイルが無いからではありませんよね
それは攻めるロシアも計算済みでの侵攻です。
いじめっ子は相手が自分を怖がって反撃しない事を知っています。
これは現在の日本の状態と同じで、近隣国からミサイルが飛んできたりしても、その発射台を破壊する攻撃も出来ません。
そこはアメリカ軍が・・・と言う考えが、日本が独立国ではなくてアメリカの属国である証明です。
しかも、本当にアメリカ軍が日本の為に血を流すかと言うと、そこには疑問も残ります。
敗戦後、その時期はソ連(ロシア)や中国は日本に侵攻する程の軍事力も無いし、それまでの日本の軍隊の力を知っているので、攻撃すれば反撃にあうと日本人が思う以上に日本を恐れていました。
ですから敗戦後でもソ連は日本の反応を確かめるように、少しだけ領空侵犯や領海侵犯を繰り返していたのです。
あまり報道はされなかったが、毎日のように空は爆撃機が偵察を兼ねて北海道付近をウロウロして、千歳の航空自衛隊からはスクランブル発進が絶えませんでした。
海も同様で漁船の拿捕など頻繁に発生しました。
現在は経済力と共に軍事力も強くなった中国が、ソ連と同じような確認を繰り返しています。
その結果、中国は日本が反撃できないと確信しています。
日本の軍事力はハッタリだとバレてしまったのです。
そこで、、、バイデン・アメリカ大統領に擦り寄り「二人の仲は良いんだ」を仮想敵国にアピールするしか方法が無いんです。
「日本のバックには強いアメリカがいるんだぞ」
質の悪い不良少年が「俺の兄貴はヤクザだ」と言ってるのと同じですね。
一億数千万人の独立国がとるべき態度ではないしょ。
余談だが・・・あの迎賓館で日米のトップがそろっての記者会見。
あれをテレビの映像で見た時に・・・・「ここはタイの寺院か」と思いました。
壁やテーブルが金ピカだけじゃなくて、椅子の背もたれまでも金ピカ。
もう迎賓館は文化財の扱いでも良いのでは・・・
中世の歴史ある古城を舞台にするなら分かるけど、迎賓館は世界に通用するほどの歴史は無い。
あれが今の日本だと思われても、そんなに良い事は無いと感じたし、なんか下品な感じさえしました。