ジャニー喜多川から受けたとされる性被害。
遠い遠い昔から言われていた事を無視し続けたテレビ局。
その間に被害者は増える一方でした。
ここに来て、やっとそのニュースを取り上げるようになったが・・・
なんとその内容は本質には踏み込まず、外回りをなぞるような報道です。
厳しい批判の言葉はなく、専門家は・・・と言っていると、自分たちの意見は言わず、他の人に厳しい事を言わせていると思ったら。
なんと、企業のリスクに関する専門家で、謝罪の仕方がどうのこうのと。
そんなもん どうでもええ
本質から外れたことにアレコレ言って、立場を利用して少年を自分の性の道具にした事には一切批判が無い。
そして、企業として現在のトップの責任についても何も語らない。
現在のトップはジャニー喜多川の姉の娘。早くから会社の取締役として報酬や恩恵を受けていた人です。
姉と叔父がやっていたので、私は何も実質的な権限はなかったというのが事実でも、それで済まされない。
被害者と言われる人の話が本当だったとしても、当人のジャニー喜多川は亡くなっているし、事の真実の追及は難しい。
また性犯罪としての法が無い時だったので、性犯罪として刑事責任追及は出来ません。
この種の法律ですが、驚くことに2016年に改正され、2017/7/17に施行されるまでは明治時代に作られた法律のままだったんです。法改正はつい最近の話です。
改正の主な点は、、、
・親告罪だったのが、親告が無くても立件できるように。
・対象者が女性に限られていたのが男性も対象者になった。
話は簡単なのです。
保育所で働く保育士がロリコンの性癖を持っていては問題です。
少年が集まる芸能事務所に、少年大好きなホモが高い立場に居ても問題でしょ。
しかも、このジャニー喜多川の場合は実行したと言われていて、誰が考えても限りなく真実に近い。
こんなスキャンダルを日本のテレビ局は目を背け続けた。。。この罪は大きい。
昨日・今日(5/16)と日テレのミヤネ屋で、この出来事をどう扱うか注目して見ました。
昨日より少し今日の方が踏み込んでいたけど、よく考えればジャニーズ事務所や他のテレビ局の扱いに準じているだけ。
確かに宮根誠司に社会正義を求める方が間違っているのですが、今まで放置していた責任を取る意味でも、しっかりと取材をして自分の意見として本質の問題を語るべきです。
関係のない他のジャニーズのタレントの事などをかばう発言は早すぎる。
日本の全てのテレビ局、特にキー局はちゃんと自己批判をして反省しないと