地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

仮釈放・寝られない夜

2023-12-06 23:12:35 | 日記
悪い事をして、逮捕され。
裁判で実刑判決を受けると、刑務所暮らしになります。

懲役・禁固、、、10年の実刑を受けても、その受刑者の60%の人は刑期が満了する前に出所します。

判決の期間の1/3を過ぎれば仮釈放の可能性が有ります。
ただ、実際には1/3が過ぎてすぐに仮釈放になるのは、ごく一部の限られた人たちです。
それは政治家だったり、出所後の環境が良い人たち、金持ちで再犯の可能性がほぼゼロの人です。
まぁ、それでも刑期の半分くらいは務めるのが大半です。
一般的な犯罪者は刑期の10%程度で、20%も有れば多い方でしょう。

何故か仮釈放が実行されるのは全国的に「木曜日」なんです。
釈放後すぐに定められた観察所に行かなければなりません。
その後にも、担当保護司の所にも行く事になり。
刑務所を出た後もチョッとした用事が待っています。
ですから、それらの相手をする人たちの事も考えて「木曜日」と決めているのかも知れませんね。

受刑者はある時突然に仮釈放の行程に入ります。
最初に「仮面接」があり、それで自分に仮釈放の可能性が有ると知ります。
これは嬉しいでしようね。

そして、その行程が終了すると、待機期間に入ります。
初めての刑務所暮らしでも、仮面接が有ると、周りに居てる経験者がシステムを教えてくれます。

仮釈放に向けての必要な行程が終了して、一か月から二か月後に実行されます。
身元引受人には約一か月前に知らせが届き、再確認します。
ですから身元引受人は、当事者より早く「その日」が分かりますが、受刑者には知らせる事はできません。
手紙などで知らせても、手紙をチェックされるので、保管されることになります。

長い刑務所暮らしから解放される日が近い。。。
受刑者にとり、これ以上の希望は有りません。
毎週、その木曜日の前日の夜は
「もし、明日なら、すぐに〇〇をしようと夢が膨らみます。」
そして木曜日の朝に声がかからなければガッカリして、次の木曜日に期待します。
そんな事を何度も繰り返すので、仮に5年の刑務所暮らしだとしても、その二カ月足らずは非常に長く感じるらしい。

今日は12月の水曜日の夜、、、、
正月前には出してくれるだろうと期待するので、今月は期待がより大きくなるでしょう。
今頃(水曜日の夜)は全国の刑務所で、期待を膨らませて寝る事の出来ない受刑者が大勢居てるはず。
何年も自由の無い生活から解放されるのですから、出所した日からのスケジュールはぎっしりと詰まっている事でしょうね。

世間では、日本の無期懲役は終身刑でなく、30年を過ぎれば仮釈放で出る事が可能みたいに言いますが。
現実は1/200程度の確率(0.5%)で、有期刑の確率60%と比較すれば極端に少ない。
まぁ無期懲役になってるという事は殺人が絡んでいるので、仮釈放が有ること自体を問題と言う人も多い。

今夜は何だか寝られない感じなので、深夜の書き込みになりました。
家と言う独房から仮釈放を待っている訳じゃないのですけど・・。


遺伝と病気

2023-12-06 09:43:31 | 日記
生活習慣病と言われる病気は、その名前の通り日頃の生活の中に、主な原因のある病気ですよね。
これは多くの病気が解明されて、それなりに対応すれば、病気の発症率は下げられるとされています。

そこで気になるのが遺伝による病気の可能性。
これは遺伝だからどうしようもないと覚悟するのか、
いやいや何か対策をすれば、その効果は有ると考えるか。

そんな事を思ったのは20年ほど前に病気になった時でした。

遺伝に関しては血縁者を参考にするしかない。
祖父母は亡くなっていたので、両親の兄弟姉妹を観察する事にしました。
父方は7人兄弟、母方は3人兄弟なので、親を含めて10人が対象者で、男女も5人づつで、大正2年から昭和5年の間に生まれた人々です。

20年前の時点ですでに1人亡くなって、他の9人はこの20年ですべて亡くなりました。

その結果、老衰が10人中6人で、一般的な確率よりはかなり高い。
これは幸せなことです。
他の4人は、、、
2人が脳の出血。。。(最終は入院中に肺炎)
1人が肝炎。
1人が不明(白血病かも)

この叔父叔母以外にイトコ(男)が75才くらいの時に脳溢血で亡くなった。
脳の出血で亡くなった叔父もイトコも父方で全員が男でした。
しかも、その3人は生涯を徳島で過ごした人なので、気候などの環境は同じです。
主な死因となる「脳」・「心臓」・「癌」の三つでは「脳」しかありません。

こうなると、、、私が遺伝で考えるのは、やはり「脳の血管」

血圧が高い・血が固まりやすいは食べ物や運動で、何とかなるように言われますが、現実的にはなかなか難しい。
それでも薬の効果も有り、何とか対処している人は多い。
しかし、血管が元々細く弱い人に対しての薬やサプリで効果が確立されているとは言い難い。
深部の血管に対する薬は有るのですが、それは脳溢血などの手術後に処方されて、用心の為に先に処方してもらう事は無いでしょう。

ちなみに全国的に見ると「脳血管疾患」の多い地域は青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島・茨木・栃木と東北地方で、イメージとしては寒い地方です。
また保存食で塩分を多く摂取しているとも言われています。
※北海道は広すぎて、南北や東西で気候も違い、それらの平均になっているので参考にしにくい。

徳島には糖尿病が全国平均からかけ離れて多く、人口比では全国トップクラスを続けています。でも、、、私の親族では一人も存在しません。
やはり、遺伝による病気で用心するべきは「脳血管疾患」だと、ますます強く感じます。

全国平均と徳島県を比較した統計図です。
これがそのまま死因となる訳ではありません。


医学に無知な私の感覚として、
50~60代かそれ以前に病気になった人は、専門家(医師)の正しい対応が必要です。
しかし、その年代まで、命に係わる大きな病気の経験のない人たちは、好きなように生きていくのが一番だと。
かなり適当な考えの様に思いますが、ある程度の年齢になると、身体の全ての機能が低下して、
余分なストレスがその人の一番弱い所に悪い影響を与えます
ストレスは弱点を探すんです‼️
これは素人ながら、そういう目を持って周りの人々を観察した結果です。
私は不必要なストレスを増やさない為にやっている事が有ります。
それは自分に降りかかっている全ての問題を夜に考えない、特に寝る時には絶対に考えないようにしています。
問題がチョッと頭の中に出てくると
 「明日、目が覚めてから考えよう」と言い聞かせます。

自分の血縁者を観察して、その人の健康状態はそれぞれですが、生活環境より遺伝と生まれた時の母親の年齢の方が大きく影響しているように思えました。
母親の出産に最適な年齢が何才なのかハッキリとは分かりませんが、兄弟姉妹に限って言えば、年齢の若い弟や妹の方が病気がちで、寿命も短いですね。

よく「この食べ物は身体に良い」 何て言いますが、
そもそも一般的な食べ物で身体に悪い物なんて存在しない。
例えば納豆や発酵食品は身体(胃腸)に良いなんて言いますが、納豆の産地で、よく食べる人たちや、ヨーグルトをよく食べる国などで、胃がん・十二指腸潰瘍が少ないなんて結果は残念ながらありません。

ある一定の年齢以上の人なら耳にした「沖縄県は長寿の地」で、その原因は豚肉をよく食べるという話。
確かに沖縄県が日本一の長寿だった時が有り、私も父親に豚肉を勧め、それの効果も手伝って100年も元気に生きる事が出来たと、、、少し思っていました。
ところが、、、近年での沖縄県の平均寿命は全国で40位近くまで落ちています。
全国どこを探しても、健康にいい食品と言われるものを多く摂取していても、残念ながらその効果が具体的に表れている地域も食品もありません。

まぁ、良いという食品を否定する気は無いのですけど、その効果は期待できない。少なくとも短期間では絶対に効果は無い。
効果が有るとすれば(仮定の話)、その期間は数十年単位で必要でしょうね。

そんな事に気を使うより・・・
美味いもの、好きなものを食べた方が、良い気分になって良いかも。
もちろん常識を超えない範囲で・・・
悪い方は良い方と違って結果が出るのが早いので。