脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

義母の認知症・・クリスマスプレゼントと・・

2015年12月18日 17時38分03秒 | 義母の認知症
先日、義母の自宅へ妻の運転で大阪まで行ってきました。用件は??そうなんです。義母にクリスマスプレゼントを贈るためと義母宅の不動産名義を亡き義父から義母へ変えるため司法書士と会うためでした。義母は私達が結婚するとき私の仕事である消費者金融に何の偏見も持たずバツイチであることも娘から聞いていても、許してくれた上、これまで20数年一言も触れず接してくれたのです。義兄から結婚を大反対されましたが妻の両親は『仕事でなく人・・会社員やろ?だったらええやないの。』と言って会ってくれたのです。私は、それが本当に嬉しくて・・義父には感謝の言葉を言えず・・亡くなってしまいましたが義母には未だ認知症であっても自分をわかって私達夫婦をわかってくれてる間に感謝の気持ちを伝えたい!少し早いクリスマスですが義母の笑顔が早く見
たくて見たくて仕方なかったのです。プレゼントは大阪の病院の帰りに百貨店に立ち寄り以前から決めていたのですが【ちゃんちゃんこ】を贈ろうと思っていたのです。選んだプレゼントは落ち着いたピンクで、とにかく手触りも良く暖かそうな裏地のものです。義母も80歳になろうという年齢ですが女性ですので、少しおしゃれなカラーのものが良いと。。プレゼントの包装紙を嬉しそうに開き箱から取り出した途端・・『いや~♪暖かそうなん。うれしいわぁ~♪』義母の目に薄っすらと涙が滲んでいました。『この年になって・・プレゼントやなんて思いもよらなんだわ。息子ですら・・してもろうたことないのに・・(涙)』義母は【ちゃんちゃんこ】に袖を通し子供のように『どない?似合う??』はしゃぐ母を見て妻も嬉しそうでした。この笑顔が私は見たかったのです。私は今まで人から貰うことばかり考えてきました。でも・・人に贈り物をあげることの方が、どれだけ心が温かくなるか・・義母から教えてもらいました。義母の笑顔は私の心に温かい【ぬくもり】をプレゼントしてくれたのです。(良かった!!こんなに喜んでくれて)ちゃんちゃんこを着てポーズをとる義母が大変、愛おしく思えてなりませんでした・・そして私は既に他界した両親になぜ??もっと優しくなれなかったのか後悔も同時に出てきたのです。本当に悔やんでも両親は、いません。自身の親不孝を義母に孝行することで報
おうとしているのかも知れません・・『ありがとう』小さな声で言葉を発した義母に『いえいえ・・私の、ほんの感謝の気持ちです。』そう言った瞬間、私の心についていた錆が少し取れたような気がしたのです。そして・・この日。司法書士と会うのは義兄が不動産の名義を亡き義父から義母へ変更することに同意したため書類の確認と何よりも義母の意思確認をとるための来訪でした。これもスムーズに終わり妻も必要書類の説明を受け、あとは書類を司法書士へ郵送するのみとなりました。義母が自分や家族を、しっかり認識できている間に、してあげられることを行う!これだけです。
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