65歳といえば年金受給開始です(^^)会社を定年退職して後は老後を穏やかに暮らす。そんなイメージもありますが今朝のワイド番組で定年後、年金だけで生活は出来ない方々が増えているそうです。大手の会社に勤めても。その方ほ55歳で一戸建てを購入。81歳まで住宅ローンがあるから。らしいのです。また、70代の老夫婦は自営していた喫茶店がつぶれ夫婦2人の国民年金だけでは生活が出来す76歳の夫は配達のドライバー。71歳の妻は弁当屋の工事で働く(・・;)70代で働くのは正直、厳しい。今でも住宅ローンは35年返済が一般的ですが40歳で購入したら75歳で、やっと完済。繰り上げ返済?したくても子供の教育費などで中々、出来ません。そうこうしていると親の介護や非正規雇用の子供が自立できなくてなどなど。中々、生きるって事は結構、大変なのを大抵、50代になると実感します。私達夫婦も、正に50代になり漸く人生の厳しさ、背負う事の重さを、ひしひし感じるのです。一昨年、『下流老人』という言葉を耳にする事がありましたが今では『過労老人』とも。でも以前にもブログで書きましたが、下流老人となった方の今だけを見れば同情もしますが、厳しい事を言えば今の結果は過去の生き方の答えでもあり未来の姿は今からの生き方次第でもあるので若い時に楽をすると年齢を重ねた時、その倍以上の苦しさ、辛さがあると思うのです。『若い時の苦労は買ってでもせよ』というのは、こういう事なのかも知れません。10代、20代は未だ未だ遊びたい盛り。いや30代になっても。でも、この世代の間にコツコツと小さくとも誠実に生き、欲しいものがあっても我慢すればするほど年齢を重ねた時に若い間に遊びまくっていた人との差は大きくなるのかな。もちろん全てではありません。でも、高い構成比でコツコツ頑張った人は安定老人になると思うのです。アリとキリギリスが正に当てはまるではありませんか?