里親になるには
「里親登録」という行政上の手続きが必要でした。
先に始めた「週末里親」は「里親」とつきますが
ボランティアなので里親登録をせずとも
家庭養護促進協会という民間社会福祉団体の面接と家庭訪問のみで出来ましたので
新たに書類を提出せねばなりませんでした。
「養子里親」になろう!・・と思ったものの
正直、だいぶ心の葛藤がありました。
家庭養護促進協会から・・(長いので【協会さん】とします)毎月、
お手紙というか、行事のお知らせや里親通信みたいなものが
送られてくるのですが、
協会さんからのお知らせの中に
(・・だったと思いますが(遥か昔なので記憶が定かではない(笑))
夫婦で受講する養子を迎えるための講座で「養親講座」という勉強会の
お知らせがあり、里親登録をする前にその講座を夫婦で受けました。
子どもを受け入れたときの子どもの試し行動や
真実告知のことなどについて事前に勉強します。
試し行動などはYと交流したときに多少、経験しているので
「あぁ、、そうや。。こんなもんやなぁ(^^;)」というのは
だいたい見聞きしていましたが、、、
育てていく子どもは自分たちが
「この子だ!」と思う子を育てていかなければなりません。
普通に妊娠して出産する親は、
子どもを
「こんな子がいい!」
・・・なんて選ぶことはできないので
最初から希望する性別から子どもを選ぶことが出来るなんて
ある意味(語弊がありますが→)ラッキー☆かなとも思えますが、
会ったこともない子どもを一枚の写真で選ばなければならないのです。
その
「人を選ぶ」・・ということに荷の重さを感じ、
私にはどうしてもできませんでした。
「養親講座」では養子縁組の対象になっている子どもの写真が
並べられていましたが私はその時、直視できませんでした。
綺麗ごとのように
「子育てをしたいから」と一言でいっても
要は「養子をもらいたい」 「子どもが欲しい」
という自分たちの’’エゴ,,でしかありません。
そういった自分ではわかっているけど自分たちの欲求を満たすようなことが
いやらしくも感じられてきて
(「こんな気持ちでやっていいのだろうか・・」)という思いにかられてしまいました。
休憩時間に夫と写真を見に行きましたが
「ふぅ~ん・・」という感じでまるで人ごと・・。
ひとり、男の子で二人ともが
「この子かわいいね」
と思った子がいましたが
Yくんに似た子でした・・・。
やはり私たちはまだYのことを引きずっていました。
里親の、、ボランティアだったとはいえ、
初めて関わった子どもだったのでやはり一番始めの子が
基準(?)のようになりがちになってしまいまして
・・でも子どもは顔が似ていたとしても当たり前ですが
性格も全然違うしそもそも比べても仕方ないのですが、、、
結局、講座は全3週参加しましたが
自分たちの里親になる心構えや気持ちがかえってわからなくなってしまい、
私も今すぐに子育てを・・とならずに転職をしてしまいまして
新しい仕事に就いてしまいました。
夫の仕事も相変わらずずっと忙しく、
里親の話も里親登録さえも書類を取り寄せることもないまま、
保留になっていってしまいました。
やはり子どもにとっても自分たちにとっても
一生に関わることなので私たちにはもう少し考える時間が必要でした・・。
「里親登録」という行政上の手続きが必要でした。
先に始めた「週末里親」は「里親」とつきますが
ボランティアなので里親登録をせずとも
家庭養護促進協会という民間社会福祉団体の面接と家庭訪問のみで出来ましたので
新たに書類を提出せねばなりませんでした。
「養子里親」になろう!・・と思ったものの
正直、だいぶ心の葛藤がありました。
家庭養護促進協会から・・(長いので【協会さん】とします)毎月、
お手紙というか、行事のお知らせや里親通信みたいなものが
送られてくるのですが、
協会さんからのお知らせの中に
(・・だったと思いますが(遥か昔なので記憶が定かではない(笑))
夫婦で受講する養子を迎えるための講座で「養親講座」という勉強会の
お知らせがあり、里親登録をする前にその講座を夫婦で受けました。
子どもを受け入れたときの子どもの試し行動や
真実告知のことなどについて事前に勉強します。
試し行動などはYと交流したときに多少、経験しているので
「あぁ、、そうや。。こんなもんやなぁ(^^;)」というのは
だいたい見聞きしていましたが、、、
育てていく子どもは自分たちが
「この子だ!」と思う子を育てていかなければなりません。
普通に妊娠して出産する親は、
子どもを
「こんな子がいい!」
・・・なんて選ぶことはできないので
最初から希望する性別から子どもを選ぶことが出来るなんて
ある意味(語弊がありますが→)ラッキー☆かなとも思えますが、
会ったこともない子どもを一枚の写真で選ばなければならないのです。
その
「人を選ぶ」・・ということに荷の重さを感じ、
私にはどうしてもできませんでした。
「養親講座」では養子縁組の対象になっている子どもの写真が
並べられていましたが私はその時、直視できませんでした。
綺麗ごとのように
「子育てをしたいから」と一言でいっても
要は「養子をもらいたい」 「子どもが欲しい」
という自分たちの’’エゴ,,でしかありません。
そういった自分ではわかっているけど自分たちの欲求を満たすようなことが
いやらしくも感じられてきて
(「こんな気持ちでやっていいのだろうか・・」)という思いにかられてしまいました。
休憩時間に夫と写真を見に行きましたが
「ふぅ~ん・・」という感じでまるで人ごと・・。
ひとり、男の子で二人ともが
「この子かわいいね」
と思った子がいましたが
Yくんに似た子でした・・・。
やはり私たちはまだYのことを引きずっていました。
里親の、、ボランティアだったとはいえ、
初めて関わった子どもだったのでやはり一番始めの子が
基準(?)のようになりがちになってしまいまして
・・でも子どもは顔が似ていたとしても当たり前ですが
性格も全然違うしそもそも比べても仕方ないのですが、、、
結局、講座は全3週参加しましたが
自分たちの里親になる心構えや気持ちがかえってわからなくなってしまい、
私も今すぐに子育てを・・とならずに転職をしてしまいまして
新しい仕事に就いてしまいました。
夫の仕事も相変わらずずっと忙しく、
里親の話も里親登録さえも書類を取り寄せることもないまま、
保留になっていってしまいました。
やはり子どもにとっても自分たちにとっても
一生に関わることなので私たちにはもう少し考える時間が必要でした・・。
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