すっかり日が短くなってきて
マルチャンの外遊びもほどほどになってき・・・
てませんで(^^;)
親の都合全く無視で真っ暗になるまで毎日遊んでおります・・。
おかげでブログがなかなか更新できませんでした。
今頃、帰省と夏休みの記事を書かせて頂きます。
タイトルがとてもダイレクトなのですが、
それは追々・・。
昨年の夏は水遊び三昧でしたが、
今年はほとんど水遊びはせずで(幼稚園ではさせてもらいましたが)
長~い夏休みをどう過ごそう??
と思っていたけれど
あっという間に過ぎて行ってしまいました。
8月始めの三浦ナントカくんのライブでフィーバー(死語?)したのなんて
遥か遠い昔のように感じます。
今回は思い切って2週間田舎に帰ってマルチャンと過ごしたのがとても新鮮でした。
行きは夫も帰省し、2日ほど滞在して車で帰って行きました。
その間は、実家の手伝いをしたり
弥彦山に観光したりしました。
パラダイスなミニ遊園地もあったりして
レトロで遠心力激しい(笑)昔懐かしいコーヒーカップにギュイーーーンと揺られ、
死にそうになるほどずーっと大爆笑しながら楽しいひとときを過ごしました。
(マルチャンも気に入って2回も乗るほど♪)
・・・しかし、夫が車に乗って帰ってしまうと足がなく
メロンの出荷の作業がないときは時間を持て余してしまうのです。
わたしの両親は朝から晩まで農作業で私たち(マルチャンとわたし)のことなど放置だし
甥っ子たちが来ない日は退屈なので
バス→電車→バスなど乗り継いでマルチャンとふたりで水族館や遊園地に行ったのでした。
田舎なので一日にバスが4、5本しかないので行き帰りにとっても苦労したけど
小さい頃に一度父に連れて行ってもらった遊園地にマルチャンと行けて感慨深かったです。
道中、ラッキーなことに珍しい電車や蒸気機関車まで見れたり
お天気にも恵まれてよかったです。
帰省はお盆の15日まででしたが、
本家の実家には13日のお墓参りの日
仏壇に手を合わせに来る親戚たちが各々来ていました。
マルチャンは誰か来るとうれしくて、、
・・というか仏壇の鐘を鳴らすのが好きで
「ボクがかねをうつね!」と手を合わせようとしている親戚たちの周りをウロウロしたり
鐘を連打したり・・。
この日お泊りのこーちゃんもウロウロ。。
私も後から様子を見に行くと・・
あ!たまちゃんだ!!
と後姿に気づいた。
たまちゃんは、わたしより10、、いくつ年上のとっても尊敬している親戚のお姉さんで
東京に住んでいるのですが
私が小学生のときにたまちゃんが東京で看護士さんをしているとき
何年か文通して交流させてもらっていました。
遠くに住んでいても
節目ふしめに年賀状や暑中見舞いなどで
私への気遣いの言葉を差し伸べてくれていた優しいお姉さんなのでした。
たまちゃんは高校生の娘さんとたまちゃんの弟と一緒にお参りに来てくれていました。
(年賀状で写真は見ているものの)娘さんとは初対面。
えーっと、、
たまちゃんが娘さんを身籠って里帰り出産で会ったっきりなので
「あ~!!あのお腹のなかの子がこんな立派に~!!」
という感じでした。
たまちゃんに似ていて
穏やかで優しげで可愛らしい女の子でした。
マルチャンももちろんたまちゃんとは初対面。
でもたまちゃんの優しい雰囲気に魅かれたのか自分からいろいろ話しかけていました。
たまちゃんもにこやかな顔でマルチャンに
「いくつになったの?」
と訊いたら
途端にソワソワして恥ずかしそうにしてましたが
なんだかたまちゃんのことが気に入ったらしくしばらく側をウロウロしていました。
まーくんやこーちゃんもウロウロしてて子どもがウヨウヨして見えたのでしょう(^m^)
たまちゃんの弟さんが
「なんか、子どもいっぺ(たくさん)いるなぁ~・・。
この子ども誰の子だ?」
とマルチャンのことを聞いてきたのです。
「あたしの子だよ」
すると、弟さんはびっくりした顔をして
「えぇっ!?ミカタが産んだん?」
(「いつの間に??」)と言わんばかりの顔をしています。
そりゃ~、無理もないね。
こーちゃんとマルチャンの誕生日1週間違いだもの(笑)
弟さんとは帰省してもほとんど会わないけど
姉と一緒の時期にお腹大きかったっけ?って思うよね~。
「ミカタが産んだん?」
の問いに最初は
「そうそうそうそう♪」
なんて言ったけど
すぐに
「な~んてね♪産んでないよ」
と言うと
また
(「は!?どういうこと???」)というような顔をしたので
たまちゃんがサラ~っと
「養子なのよ。」
と微笑んで言ってくれて・・
その後の弟さんの反応はよく見てないけど
たまちゃんとは
子どもを持つっていいよね~
という話に花が咲いたのだった。
「(子どもを持って)すごく世界が広がったよ!!
今まで関わりのなかった人とも触れ合えたし、
夫婦ふたりだけの生活も楽しかったけど
子どもがいることで季節の行事にもいろいろ参加できるし
子どもがいろんな場所に背中を押して連れ出してくれるしね!
今までの生活より更に豊かになったよ!」
ウンウン。そうよね。
たまちゃんは言葉少なに優しく頷いてくれる。
養子を迎える時もたまちゃんは私に真剣に向き合ってくれて
厳しい言葉も頂いたこともあったので
「(マルチャンは自分が養子だということ)このことは知ってるの?」
と訊いきた。
「うん。私のお腹から生まれてないことは言ってる。
でも大切な存在だってことは伝えてるし、
あの子も子どもなりにそれをちゃんと受け入れてくれてるみたいなの。
これからも年齢に応じてわかりやすく伝えていくつもり。」
たまちゃんはそれを訊いて
そうか、そうか・・と
頷いて
「堂々としてなさい。」
と一言いった。
短い言葉だけど
たまちゃんの人柄から滲み出てくる最高の餞の言葉だと感じて
何だかとても心強くなり、わたしは涙が溢れそうになった。
「堂々としていなさい。」
というたまちゃんの短い言葉には
養子ということで世間から好奇な目で見られるかもしれないけど臆せず堂々としてなさい・・・
とか、
マルチャンを守っていくんだよ。
とかの意味合いも含まれるのだと思うけど
「あの時、決心してよかったね!」
「いい子と巡り会えて家族になってよかったね!」
という祝福の気持ちが集約していたからだ。
↑
こうは言ってなくとも、私はそういう風に解釈した。
たまちゃんはそう思ってくれる人だからだ。
たまちゃんは最初、私が養子を迎えるのはどちらかというとあまりいい目では見ていなかったように思う。
でもこの日、私とマルチャンの様子を見て
(「ミカタたちなら大丈夫!
だから、堂々としていなさいね。」)
とやっとたまちゃんに認めてもらえたような・・
嬉しくて、照れくさくて
感極まりそうになった涙を必死にこらえながら
「うん。そうだね」
と言って笑うのがやっとだった。
お参りを終えたたまちゃんと娘さんを見送る。
(弟さんはショッキング(!?)な告知に早々と退席していた)
マルチャンはまだ嬉しそうにたまちゃんにまとわりつきながら帰るのを見送っていた。
姉がお土産に小屋にあったメロンをひとつ渡していたが
(「たまちゃんにもっとたくさん持たせてやんなよ~!!」)
と心の中で叫びながらたまちゃんを見送りました。
(小屋にはメロンが1個しかなかったらしい・・)
夏休み中、マルチャンはたくさんの人と関わり
いろんな所に行っていろんな経験をし、ぐーんと成長しました。
メロンの出荷でのお手伝いではおやつの時間だけ現れw(←良く言えば世渡り上手)
お手伝いのおばあちゃんたちに愛嬌ふりまいて
「あれ食え、これ飲め」
とチヤホヤされて可愛がられてたし、
夏休み最後に養子仲間たちと遊びに行ったところでは
小学3年生4人を相手に取っ組み合いの喧嘩をしてたりしてました。
4歳ひとり対9歳4人で勝てっこないのに
後ろから前からドつかれても
「なにをーーこの~
バカっていうやつがバカなんだ~」
と言って立ち向かっていってました。
私も
「おぅおぅ!!いい根性してる!ヤレヤレ~ぃ!!」
と様子を見てましたが小学生たちが手加減せず叩いたり蹴ったりしてきてたので
「ちょっとキミたちやりすぎちゃうかー」
と止めに入ったらスーッと小学生たちははけて行きました・・・。
・・・なんだかね
小学生の親たちはどこなんだ!?って感じでしたが
いじめられる場面ってこんな感じなんかな~・・
と思いました。
今の小中高生のいじめはもっと陰湿で
こんな風なジャイアンみたいな暴力的ないじめじゃなくなってきたんだろうけど。。
今は無邪気だけど
マルチャンが小学生とか中学生になったときに
いろんな壁が立ちはだかるんだろうな。
また、養子であることでも悩む時期があるかもしれない。
そんな時にマルチャンの持ち前の負けん気を発揮して乗り越えていってほしいです。
「なにをーーこの~」
と立ち向かっていったように
わんぱくでもいいから
たくましく育ってほしい。(昔のCMではありませんが・・)
そして、
マルチャンらしく堂々と胸を張って生きていってほしい。
私も堂々としていくからね!
マルチャン。
なんかいつまでも暑いね~
私なんかいつもメイクハゲハゲだよ
そうそう。
たまちゃんの言葉には背筋がピーンとなりました。
こちらでいろいろ偉そうなこと書いて
堂々としているようで、
実は堂々としてなかったんじゃないかって・・。
最近、よく近所の人や友達に出産時のこと聞かれて
すごくオドオドしちゃうんだよね~。
身近な友達なら養子のことも打ち明けたらいいんだけど
どうも隠しちゃう。
顔も無理にひきつった笑顔になるのがわかるもん
本当のこと言ったら相手はどう思うやろ・・って
いろいろ勘ぐっちゃったりするんだよね。
そんなこと思ってる私自身が産んでないことへの劣等感やら、自分の子が養子であることの後ろめたさ(?)にも似た感情も少し持ち続けてるんじゃないのかな?って
いつも自問自答してたりしてます。
lalaちゃんの太陽のような笑顔でサラ~と交わせるようなしなやかさを身につけたいです。
マルチャンを見てるとホント日々たくましくなってきてね~
私の方がマルチャンに育てられてるなぁ~と
思う今日この頃です。→
私も大きい子達に立ち向かっていく姿を見て
びっくりしましたが、同時に頼もしさも感じました。
・・・でもさすがに最後はコテンパンにやられて泣いてましたけど
大きい子たちが小さい子を攻撃するのは良くないけど
その背景にはマルチャンが遊びのルール違反を
したのが原因なんですよね。
どっちもどっちなのかな・・と。
今回小3の子達と衝突しましたけど
周り近所でも小3の男の子たちが多いので
今回も勝負できる!と思ったんでしょうかね
良くも悪くもこれからいろいろ揉まれてこの子は強くなっていくんだな~と思いました。
でも人に怪我させない程度にやってもらいたいものです
たまちゃんとも久しぶりに対面できてよかったです。
なんとなくですが、人を包み込む温かさがあるところが
うさぎママに似ているなぁと思いました。
そうそう。
帰る田舎があって(遠方ですが)歳の近い従兄弟が居て、おじいちゃん・おばあちゃんたちもいるっていう環境は心強いし有難いですね。
とてもしあわせなことだと思います。
冬休みは多分田舎には帰らないですが11月くらいに
ウチの両親が遊びに来る予定です。
滅多に会わない弟の子たち(姪っ子)とも久しぶりに遊びたいです。。
もうお化粧したから ガマンするけど
たまちゃんの言葉には 色んな意味が込められてるね。
私の心にもズドーンっと来ました
養子ってそんなに偏見があるのかなー…
それが、どぉしたっ!って言える親子になりたい。。。
ならないとね!
マルチャン 小学生に立ち向かって行けるなんて すごいね~
だんだん、男らしくなってきてるみたい
ふふ、女の子とは違った心配もあるでしょうが、楽しそうですね。
「堂々としてなさい」とおっしゃったたまちゃんの存在も、ほっこりと嬉しくなりました。
マルチャンにとって、田舎があること、従兄がいること、なにもかもとってもラッキー☆ですよね。
つぎは冬休み?
楽しみですね~♪