南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

イッツ・ア・ボーイ!

2006-09-06 15:54:53 | Weblog
男の子だった。 
秋篠宮に待望の男の子が産まれ、今日は日本中がお祝いムードである。 
朝の連ドラ「純情キラリ」で達彦さんが今朝帰ってきて喜びの涙を流した直後の報道で日本国民の感情が揺さぶられた。
主婦連中に到っては「帰ってきた!」と「男の子だって!」を連呼した朝のひとときであったにちがいない。  
もしかすると9月6日が将来の天皇誕生日になる可能性が大であるわけで、今日が誕生日の人は、っていうか今日生まれた赤ちゃんは本当にラッキーである。 
ちなみに柔道の柔ちゃんこと谷亮子も今日が誕生日だそうで、どっかのワイドショーあたりがコメント取りに走ってる気がする。 
チョイワルオヤジでブレーク中のジローラマも今日が誕生日であるが、彼からのコメントはお祝いムード的には避けた方が無難だ。 
最近は暗いニュースばっかだったから本当に明るいニュースはいいもんだ。
 
 

 

大御所の独り言

2006-09-06 00:44:20 | Weblog
昨夜、NHKで渥美清のドキュメンタリー番組を見た。 
映画で寅さんを演じ続け国民的俳優になってしまった渥美清であるが、その中で印象的な言葉がひとつあった。 
「飽きちゃったよ」・・・長年寅さんばっかりやってると正直そんな言葉が出てくるのかもしれない。 
これと全く同じ言葉を昨年大御所俳優のぼやきとしてはっきりこの耳で聞いたことがある。 
昨年夏、佐世保に映画「釣りバカ日誌」の撮影で来ていた鈴木建設社長役のスーさんこと三国連太郎とたまたま隣の席同士で食事をした時のこと。 
彼は女性の人と2人でざるそばかなんか食べながら「釣りバカもこんなに長くやってると飽きちゃったよ」とぼやいているのである。 
僕は隣のテーブルで聞き耳を立てながらその会話を聞きびっくりした。 
こんな大御所でも同じ事やってると飽きるものなんだと改めて知った。 
スクリーンの中じゃあんなに名演技を見せているのに内心は「飽きちゃってるんだ」
大御所にはその人なりに誰にも分からない苦悩ってものがあるのかもしれない。 
それなら放浪記の森ミツ子はいったいどうなるんだ。 
45年もの長い間1800回も同じ芝居をやり続けたあの大御所もでんぐり返りしながら「もう飽きちゃった」なんて考えているんだろうか。 
あの大女優はそんなことは億尾にも出さないが、意外と東山君の前ではぽつりとぼやいているのかもしれない。