南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

とことん現役

2006-09-27 00:11:48 | Weblog
プロのスポーツ選手がいつかは迎えるのが現役引退。 
今年一杯で引退するのが新庄選手(日ハム)であるが、誰が見たってまだまだやれるんじゃと思ってしまう程の元気よさ。 
巷では参議院に出るとか出ないとか言われているけど、ファンに対してあまりにも冷たいんでないの。 
大魔神佐々木投手にしたってあっという間の引退だった。 
今年はサッカーの中田英選手もそうだった。 
この人達あまりにもカッコ良過ぎる。 
そのスポーツが好きで好きで人生を賭けて来たはずであろうが、そんなに簡単に未練は断ち切れるんものなんだろうか。 

先日巨人の桑田真澄選手がHPで巨人のユニフォームを脱ぐ宣言をしてニュースになった。 
しかし桑田選手は巨人を去るのであり、大好きな野球は現役として続けたいと言っている。 
自分を必要としている所があれば何処へでも行き、ボロボロになっても最後まで野球を続けたいという気持ちは素晴らしい。 
僕はこういった桑田の生き方の方がよっぽどカッコいいと思える。 
昔、野村監督(楽天)が選手だった頃、ずたずたになっても12球団のどこであろうと使ってもらえるならその日まで現役を続けるという姿勢を貫いた。 
3度の3冠王に輝いた野球史に残る名選手であろうと好きな野球をやれるならという直向な気持ちに心が打たれる。 
サッカーの三浦カズ選手も一頃は「キングカズ」ともてはやされた。 
しかし彼は過去の栄光にこだわらずいまだ現役で頑張っている。 
相撲界でも以前、いったんは大関になったもののそれから下位に転落しながらとことん現役を続け幕内でも長老になっても頑張った霧島という力士がいた。 

プライドを捨て、自分を使ってくれる所があるなら、自分を応援してくれるファンがいるなら、どこでも行って現役を続けるという名選手にこそ大きな声援を送り続けたいと僕は思う。