南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

たらこ・たらこ・たらこ

2006-09-12 10:07:31 | Weblog
今年はこれで決まり!
今年のNHK紅白歌合戦の初出場話題曲は「たらこ・たらこ・たらこ」で間違いない。 
「およげたいやき君」「だんご3兄弟」に続き食べ物ソングでの久々のメガヒットになりつつあるこのCMソングは「キグルミ」という小学生デュオが歌っている。
一度聴いたら頭から離れられない一種呪文の様な歌であるが、携帯が鳴るたびに全国津々浦々でこの歌が着歌として朝から晩まで流れているのが今の世の中だ。 
おそらく今年の秋の運動会でも9割がたの小中学校でBGMとして、もしくは応援の衣装としてこのキューピーちゃんのキグルミが準備されることになる。 
折ししもこのCDの発売日当日は秋篠宮さまの長男(悠仁さま)が誕生されためでたい日でもあった。 
今年は赤ちゃんに関わるものが運を運んで来るような気がする。 
今年生まれの子供の名前で後半上位を占めてきそうなのはやはり「悠」を使った名前と、そしてこの「たらこ」で間違いない。

明るい表通りで

2006-09-11 23:33:55 | Weblog
『ON THE SUNNYSIDE OF THE STREET』。
JAZZの不朽の名曲である。 
1930年アメリカが不況下のどん底にあった頃流行ったこの曲は、我が家のマイブームになっている。 
というのも朝の連ドラ「純情きらり」で桜子が演奏し、ドラマの中の戦後の日本人を、そして全国の茶の間の国民を元気づける曲として使われているからである。 
トミー・ドーシー楽団の演奏が有名であるが、僕が好きなのはルイ・アームストロングのしゃがれたトランペットが奏でる奴だ。 
もうひとつ暗い世相に疲れ落ち込む大衆を元気付けるという曲に『世界は日の出を待っている』があるが、こちらの方も以前NHKが朝の連ドラで使用していたのを思い出す。 
聴いてると勇気と元気が沸いてくる音楽ってやっぱりいね。

 

グラウンドゼロにて

2006-09-11 00:06:36 | Weblog
昨年10月にグラウンドゼロに行ったことを思い出す。 
あの惨劇があったのが本当にこの場所だったのかと思わせる程に静かだった。 
テレビの映像や写真でしか見たことのなかったグランドゼロであるが、実際にこの場所に立ってみると言葉を失ってしまった。 
跡地にはフリーダムタワーが建設される予定らしいが、十字架の形で残されていた鉄骨を見た時、その選択がいいのかなとふと思ってしまった。
今年で5年の月日が流れる9・11。 
 

バーガーば食べんばー

2006-09-10 23:30:24 | Weblog
最近の長崎の食べ物で全国的に知名度が上がったものに佐世保ハンバーガーがある。
佐世保には戦後間もなくからハンバガーショップが立ち並び、ギブミーチョコレートじゃないが、ギブミーハンバーガーと言わんばかりに多くの店が街中にあったと聞く。
しかし今みたいなブランドとしての地位を獲得したのはつい最近のことで「佐世保バーガー」なんて名称はわざわざ付いていなかった。 
佐世保バーガーとして観光当局から認定を受けている店こそが佐世保バーガーを名のれるわけだが、それこそうちが本家、うちが元祖とかお互いに腹の内はあるかもしれない。 
ハンバーガーに関しては長崎は勝ち目がないと思っていたら、長崎にも画期的なハンバーガーが登場した。 
長崎といえば「長崎ちゃんぽん」。
そのちゃんぽんとハンバーガーを合体させたバーガー、名付けて「チャンポンバーガー」が華々しく登場したのである。 
登場したと言っても知らない人はまだ全くしらない。 
実のところ僕もまだ食ったことがない。 
お店は唯一1店舗のみで、場所は崇福寺(中国の赤寺)の前。 
本当の意味でここが元祖であり本家本元である。 
長崎出身の福山雅治あたりが「長崎に行ったらチャンポンバーガーば食べんばー!」なんて発言すると一気に広まるような気はするんだけどね。 

 
 
 
 
 

長崎カステラ事情

2006-09-08 22:43:23 | Weblog
長崎に旅行に来た人は決まって長崎ちゃんぽんを食べたがる。
東京に住んでいる友人が遊びに来た時も「おいしい店に連れて行って」と言うものだから何も考えずリンガーハットに連れて行ってあげた。
「エーッリンガーハットかよ!」というリアクションから察して、おそらく友人は中華門くぐって魔法の鍋でもあるような新地の店を期待していたのかもしれない。しかし意外と僕みたいな長崎人は新地の中華街の店にはあんまり行ったことがなく、どこの何てお店がどうおいしいのかはっきり言ってよく知らない。
本当は究極のちゃんぽんの味がそこにはあるのだろうが、地元の人間ほど日頃食べてるのは安くておいしいリンガーハットだったりする。
ガイドブックを読み込んだ観光客の方がよっぽど詳しいのである。

 カステラにしたってそうだ。
修学旅行生をはじめとする観光客は、長崎に来たならば親の遺言にでもあるかの如く必ずカステラを買って帰る。
じゃあ長崎の人間はしょっちゅうカステラを食べてるかというとそうでもない。
信州の人が朝昼晩そばばっかり食べてはいないように長崎人で毎日朝はコーヒーにカステラという人はめったにいないはずだし、腹減ったからコンビニでカステラでも買って食べようかなんて少なくとも僕は考えたりしない。
僕らがカステラを口にする時よく考えてみるとそれは「いただきもの」である場合がほとんどだ。
長崎では自己消費分としてのカステラの購入が条例で禁止されている。というのは真っ赤な嘘であるが、要するに長崎人にとってカステラは食べ物ではなく「気持ち」と見なすのが正しいかもしれない。
よく「カステラの一つでも持って頭下げてこんば」と人生の諸先輩方のご指導ご鞭撻を耳にする。
いわゆる誠意を見せたか見せないかは、長崎の常識としては福砂屋のカステラをさげて来たかどうかで決まる。
文明堂や松翁軒ではダメというわけではないのだろうが、詫びる気持ちを表すことに関しては歴史と実績が全然違うらしく、おそらく今まで何万件のもめ事を平穏に治めたり、何万人の頭がその上で下げられたのかは計り知れない。
そんな意味合いがカステラには含まれているせいか、よその人が思っているより長崎人は本当はカステラを食べていない。

 もっと食べていないのがカラスミである。
僕もカラスミがぼらの卵からできていることくらいは知ってはいるけど、どん味かと聞かれるとあんまり自信がない食べ物である。
このカラスミにしたって長崎では日常的に食卓に上っているという認識がよその人にはあるようで、朝飯には必ず食べると思っているらしい。
同じ海産物でも博多の辛子明太子とはちとばかし違うのである。
その証拠に、コンビにのおにぎりに「辛子明太子入り」はあっても「カラスミ入り」はない。


イッツ・ア・ボーイ!

2006-09-06 15:54:53 | Weblog
男の子だった。 
秋篠宮に待望の男の子が産まれ、今日は日本中がお祝いムードである。 
朝の連ドラ「純情キラリ」で達彦さんが今朝帰ってきて喜びの涙を流した直後の報道で日本国民の感情が揺さぶられた。
主婦連中に到っては「帰ってきた!」と「男の子だって!」を連呼した朝のひとときであったにちがいない。  
もしかすると9月6日が将来の天皇誕生日になる可能性が大であるわけで、今日が誕生日の人は、っていうか今日生まれた赤ちゃんは本当にラッキーである。 
ちなみに柔道の柔ちゃんこと谷亮子も今日が誕生日だそうで、どっかのワイドショーあたりがコメント取りに走ってる気がする。 
チョイワルオヤジでブレーク中のジローラマも今日が誕生日であるが、彼からのコメントはお祝いムード的には避けた方が無難だ。 
最近は暗いニュースばっかだったから本当に明るいニュースはいいもんだ。
 
 

 

大御所の独り言

2006-09-06 00:44:20 | Weblog
昨夜、NHKで渥美清のドキュメンタリー番組を見た。 
映画で寅さんを演じ続け国民的俳優になってしまった渥美清であるが、その中で印象的な言葉がひとつあった。 
「飽きちゃったよ」・・・長年寅さんばっかりやってると正直そんな言葉が出てくるのかもしれない。 
これと全く同じ言葉を昨年大御所俳優のぼやきとしてはっきりこの耳で聞いたことがある。 
昨年夏、佐世保に映画「釣りバカ日誌」の撮影で来ていた鈴木建設社長役のスーさんこと三国連太郎とたまたま隣の席同士で食事をした時のこと。 
彼は女性の人と2人でざるそばかなんか食べながら「釣りバカもこんなに長くやってると飽きちゃったよ」とぼやいているのである。 
僕は隣のテーブルで聞き耳を立てながらその会話を聞きびっくりした。 
こんな大御所でも同じ事やってると飽きるものなんだと改めて知った。 
スクリーンの中じゃあんなに名演技を見せているのに内心は「飽きちゃってるんだ」
大御所にはその人なりに誰にも分からない苦悩ってものがあるのかもしれない。 
それなら放浪記の森ミツ子はいったいどうなるんだ。 
45年もの長い間1800回も同じ芝居をやり続けたあの大御所もでんぐり返りしながら「もう飽きちゃった」なんて考えているんだろうか。 
あの大女優はそんなことは億尾にも出さないが、意外と東山君の前ではぽつりとぼやいているのかもしれない。 
 
 
 

昔ながらの飴屋

2006-09-05 10:03:35 | Weblog
創業明治から続く「日の出飴」は91歳になる林田の爺さんがたった一人で営んでいる。 
すべて手作りの飴で、1本10円という値段は30年前から据え置き。 
昔話でお寺の和尚さんが一人でこっそり食べる水飴も量り売りしてくれる。 
大きなスーパーが立ち並ぶ昨今、こんなお店の存在はどこかほっとさせられるものがある。 
子供が10円だけ握りしめて買い物に来れる店がここにはある。 
おそらくこの爺さんの代で「日の出飴」も終わってしまうのかもしれない。 
矢上の名物飴屋として一日でも長くやっていて欲しいものである。 
今日も散歩がちら100円で10本買ってきた。

スイングガールズ&ボーイ

2006-09-04 10:07:29 | Weblog
イントロなしでいきなり始まるグレンミラーの「ムーンライトセレナーデ」 
いつ聴いても何回聴いても心を癒してくれる音楽である。 
今日長男の演奏するエレクトーンで聴かせてもらった。 
ヤマハのアンサンブルコンサートでのステージであったが、5人組みの長男のグループの演奏はなかなかのものであった。 
メドレーは「ムーンライトセレナーデ」から始まり、「茶色の小瓶」「インザムード」と続いた。 
もっといろんな曲も聴いてみたい気持ちであったがまた今度の楽しみに。
グレンミラー楽団は毎年のように長崎にもやってくるがやはり元祖グレンミラー楽団の演奏ってのを聴いてみたかったな。 
指揮はもちろんグレンミラー本人。 
でもイメージするとどうしても彼がジェームス・スチュアートに見えてくる。 
 
  
 

九月の風

2006-09-02 01:12:24 | Weblog
今日から九月。
九月になったとたん空の色が違う気がする。 
九月の空といえば高橋三千綱の小説「九月の空」。
九月の風といえば松岡直也の名曲「九月の風(通り過ぎた夏)」 
世代的に上げるならチューリップの「セプテンバー」に竹内まりやの「セプテンバー」でもやっぱり好きなのはフランク・シナトラが歌う「セプテンバーソング」かな。
あんなに暑かった昨日までの八月の暑さとはどこかが違う。 
天気図によれば台風12号が秋台風一発目としてもう近づいているが、もう少し夏の終わりの余韻に浸してくれる気遣いで来て欲しいものだ。