商品開発はその商品のお買い上げシーンまでを想定した方が良いですね。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経産業新聞に次のような記事がありました。
「9キロの水も運びやすく」
・フランスでは家庭用ミネラルウォーターの容器は1.5リットルが普及しており、6本入りパックを買うのが一般的。
・6本だと約9キログラムで重い。だから手のひらに食い込む重量を軽減するパッケージデザインが歓迎され、販売にも結びつくわけだ。
・ヴィッテルの「武器」は薄いウレタン系フォームが貼ってある取っ手だ。
(引用:2011/02/22 日経産業新聞より)
とのことです。
なるほど、ウレタンの貼ってある取っ手がついているのは親切ですね。
水ってそうそう差別化しやすい商品ではないでしょうから、手に取りやすいとか、持ち帰りやすい、持ちやすいボトル形状といった工夫が効果的なのでしょうね。
さらに、ボトルを買い物かごに入れたまま、取っ手近くに貼ったパッチをはがすとバーコードをPOSに読み込ませることができるように工夫もされているとのこと。
差別化しづらい商品では、ついつい価格競争に走りがちですが、こうした買上シーン、利用シーンを想定して、ひと工夫することで選ばれる切り口になるかもしれませんね。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三