名古屋市内の基幹バス東郊線、同じく新出来町線が開業し、早くも半世紀近くに。
東郊線開業時には“ミッキー”とも名付けられました。
東郊線の前身の一つは初代41で、古くは名古屋駅前〜呼続大橋、そして栄〜千竃通二丁目を結び、1975年頃まではワンマンカーに交じり、古いツーマンカーの姿も。
こちらは路側帯走行の急行運転で、今も前乗り後ろ降りを堅持していますね。
ほかには、初代49(市役所〜栄〜千竃通二丁目〜要町)などもいたかな。
………一方の新出来町線は道路中央部走行となり、当初は自家用車やトラックとの接触トラブルも絶えませんでした。
また、名鉄バス本地ヶ原線も入り、なぜか市バスも運賃均一制にもかかわらず、未だに後ろ乗り前降りを強いられていますね。
前身路線は16(名古屋駅前〜自由ヶ丘)、70(栄〜竹越)の辺りかな。
基幹1用の車両は鳴尾配属で、節分や港まつりなどの時は幹築地1、名港16、新瑞13、新瑞14でも即座に現れることも。
それに対して、基幹2は実に厄介な存在。経費節減のためにも、そろそろ何とかしたら?とも思えますね。
あの“稀有”な画像を拝見しましたが、まさか一般路線用の大型車両にまで基幹2の表示がもともと用意されていたなんて今更ながらも驚きです。
恐らく、降車ボタン・システムも当初から考慮されていたのだろう。
また、NS-294、NH-94とも車両前面下には“基幹バス”のステッカーも。それにしても何と急ごしらえなことか。
後ろ扉横には“↑入口”のステッカー。前扉は何ら普段と変わりませんね。もしかしたら、乗り合わせたお客さんは皆、混乱したのでは?
まさか名古屋の市バス車両に、あの東京都の梅70、梅74みたいな整理券式が将来的に現れることもなかろう。但し、少なくとも基幹2を管轄する浄心、猪高、大森もしくは如意の一般路線用の大型車両については出来れば、京都の市バスに倣い、前後扉の横にはサボ受けを設置させ、且つ前面の表示には“後ろ乗り後払い”“前乗り先払い(基幹2用の車両のみ)”を、やや小さめな字体でも構わないから点灯させて欲しいですね。
なお、基幹1用の車両が、基幹2にわざわざ出張して現れたという噂もありましたが、結局はガセネタでした。(苦笑)
もし、予算的に可能ならば、基幹1や観光ルートだけでなく、基幹2にも今話題の燃料電池バスをそのような形で走らせたらどうか?
さらに、数年後には自動運転化されてノンステ車化されそうな今のガイドウェイ志段味線。こちらも整理券式をやめて、前乗り後ろ降りになり、均一運賃制に変わるのかな?
・追伸………都営バス・梅70、梅74の運賃表を試しに検索してみました。初乗り区間は180円、最高で580円か。わー!! こりゃあ高いわ〜!!
使われる車両もそう新しくはなさそうだ。あんなところにフルカラーLED方向幕なんて、まだなかろう………。
………と、自分勝手に思っていたら結構、真新しい車両も多数いる!!!
車体前面の下には“後乗り”の表示も。青梅車庫担当の路線系統はすべて整理券式らしく、恐らく対キロ区間制。梅01、70〜76が存在していますね。また、均一運賃エリアでは有効な特割カードなどが、こちらでは使えないことも結構あるらしい。
………一体どんな経緯で都営バスが未だに運行されているのかはよく知りませんが、いずれは思い切って西東京バス、西武バスなど民営会社に路線を譲渡したら??(苦笑) 名古屋市営バスだったら、とうに撤退していたのかも。
………あれから、さらに調べました。1985年7月までは、こちらも前乗り後ろ降りで、運賃は自己申告制でしたね。
もともと特別区以外の振興を図るための運行だったそうです。しかしながら、都営バスとしての経営はかなり苦しいらしい。
やはり青梅市自身が自主運行バスを出すべきだろう。豊田市では、おいでんバスを創設したほどだから。うん。
・追伸………あれから、さらに検索。2022年3月7日夜にも大森のNF-93が基幹2に現れていますね。この時は、前後の扉横ともステッカーが上手に貼られていたようだ。栄〜引山間での運行でした。
しかしながら、もうワヤワヤな代走だね。(苦笑)
そのうちには、あの“まるはち交通センター”にも大きく掲載されそうだ。
ウィキペディアにも、いつの間にかその詳しいことが書かれていますね。
私自身も万一、そんな代走を見掛けたら、撮影や画像アップロードに努めますが、タイミング的には厳しいかな。やはり極めて珍しい運用だそうな。