銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
都合により無予告で投稿を休止することもありますが、宜しくお願い致します。

関西本線・亀山〜加茂間も遠からず廃止は必至……2年後には結論も??

2023年07月10日 22時36分31秒 | 鉄軌道
関西本線はかつては名古屋から大阪市内を最短距離で結ぶ重要な幹線でした。
しかしながら、亀山〜加茂間の狭隘な沿線の地形も災いし、この区間だけは未だに単線非電化。輸送密度も1000人余りで、モータリゼーションとか新幹線、近鉄各線の充実もあり、もはや鉄道ファンからさえも見放されようとしていますね。
私自身さえも1973年頃まで見られた加太峠付近での勇壮な蒸気機関車の活躍ぶりも実に印象的でした。
しかしながら、国交省などは慢性的な赤字が続く輸送密度2000人未満のローカル線は私鉄とかJRを問わずに存否を見直す方針。これから2年以内には何らかの結論を個別的に出したいらしい。
それによれば、久留里線の久留里〜上総亀山、米坂線全線、津軽線・蟹田〜三厩などは特にヤバいし、さらに電化路線でも紀勢西線とか山陰本線、奥羽本線、内房線、外房線、加古川線、小浜線などのそれぞれ一部も再検討の対象とか。
名古屋近郊では関西本線のこの区間ばつかりは電化どころか、今のままでは廃止も必至ですね。
むしろ名古屋〜亀山の複線化促進や、紀勢東線の亀山〜松阪の電化、伊勢鉄道の電化早期実現に力点を置いた方が現実的な気もしますが。
ちなみにJR東海としては名松線や参宮線、紀勢東線、太多線、飯田線、身延線をあくまでも今のままで存続させる意向とか。
たとえ非電化路線でも残すならば、ある程度までの線路補強や高山本線並みの高速化も必要だろうね。
仮にそうなれば名古屋〜亀山は路線名を改称させるのかも。残念ながらも、やむを得まい。
ちなみに、亀山〜多気については1959年7月の三木里〜新鹿の開通時までは参宮線とされていたらしい。その時に、早くも多気〜新宮は完全無煙化され、DF50が投入されたと思われます。

名古屋の基幹バス、かつては多数の新設案がありました

2023年07月10日 19時18分18秒 | 交通一般
さて、名古屋の基幹バス路線は近代的BRTともされ、今の新出来町線(名鉄バス本地ヶ原線)、東郊線のほかに、かつては多数の新設案が取り沙汰されていました。
ウィキペディアなどによれば、山手通線(新瑞橋〜本山)、富田町線(金山〜富田)、南陽町線(熱田駅〜福田)、志段味線(栄〜志段味)、楠町線(栄〜楠町)、金城埠頭線(高畑〜金城埠頭)。
しかしながら、このうち富田町線、南陽町線、楠町線以外は計画自体がもはや発展的に解消だろうね。
さて、これからどうするのか? 名古屋市交通局は特にコメントしていません。しかし、地下鉄金山線(戸田〜楠町)が完全に建設取りやめならば、積極的に進めるのも悪くはなさそうだ。
南陽町線は三重交通バスとの共通乗車になり、後ろ乗り前降りになるのかも。また、富田町線も近鉄名古屋線側が地下鉄金山線への直通運転に対して、それほど積極的でないようならば、実現性もより高まるのでは?
これにより、今の幹栄1、黒川11、金山22、幹神宮1は新たな基幹バス路線に転換できそうだが。うん。
また、いずれも路側帯走行方式になるのでは? 道路もさほど広くないから。
………なお、市バスの基幹2は今のところは“後ろ乗り前降り”で通すつもりらしい。但し、次の車両更新期が来れば極めて微妙かも。
基幹2自体も対キロ区間運賃制ならば仕方ないが、今の均一運賃制ならば、話はまた別だ。車両メンテナンス経費節減の観点からも、なるべく早めに市バスだけは前乗り後ろ降りにすべきだろう。逆に県営名古屋空港や中部国際空港とか、青梅市内での都営バスのように、著しく名古屋市内から離れる路線の場合は、整理券方式兼用車両の導入もやむを得まい。その可能性は少ないとは思うが。

中央西線が全線電化されてから半世紀………

2023年07月10日 14時37分27秒 | 鉄軌道
旧国鉄が中央西線・中津川〜塩尻間を直流電化させ、名古屋〜長野間が電車や電気機関車で結ばれてから、早くも半世紀。
D51は殆ど解体され、主に客車列車を牽いていた長野運転所のDD51(500〜600番代)は五稜郭機関区に去って行きましたね。
これに先立ち篠ノ井線の松本〜麻績(現・聖高原)〜篠ノ井間も、その年の3月29日頃には電化開業。当初は165系や115系のほかに80系も使われ、中津川駅にも現れていたと思います。
その前日にはD51の824、827号機がSLお別れ客車列車を牽引しました。
但し、中津川〜長野間については825、836客レが1982年11月まで残され、一部B寝台の夜行急行“きそ”も801、802客レに。機関車はEF64に交代しましたね。こちらは郵便車(スユニ50)や荷物車(マニ50やマニ60、マニ36など)を複数、連結していたためです。
あれから半世紀たち、車両スタッフも三度、世代交代。特急“しなの”や貨物列車牽引機関車の動きにも、そろそろ要注意か。


名古屋市営バス・基幹2。一般路線用車両の代走画像を見た正直な感想………梅70なども探究!!

2023年07月10日 13時06分40秒 | 交通一般
名古屋市内の基幹バス東郊線、同じく新出来町線が開業し、早くも半世紀近くに。
東郊線開業時には“ミッキー”とも名付けられました。
東郊線の前身の一つは初代41で、古くは名古屋駅前〜呼続大橋、そして栄〜千竃通二丁目を結び、1975年頃まではワンマンカーに交じり、古いツーマンカーの姿も。
こちらは路側帯走行の急行運転で、今も前乗り後ろ降りを堅持していますね。
ほかには、初代49(市役所〜栄〜千竃通二丁目〜要町)などもいたかな。
………一方の新出来町線は道路中央部走行となり、当初は自家用車やトラックとの接触トラブルも絶えませんでした。
また、名鉄バス本地ヶ原線も入り、なぜか市バスも運賃均一制にもかかわらず、未だに後ろ乗り前降りを強いられていますね。
前身路線は16(名古屋駅前〜自由ヶ丘)、70(栄〜竹越)の辺りかな。
基幹1用の車両は鳴尾配属で、節分や港まつりなどの時は幹築地1、名港16、新瑞13、新瑞14でも即座に現れることも。
それに対して、基幹2は実に厄介な存在。経費節減のためにも、そろそろ何とかしたら?とも思えますね。
あの“稀有”な画像を拝見しましたが、まさか一般路線用の大型車両にまで基幹2の表示がもともと用意されていたなんて今更ながらも驚きです。
恐らく、降車ボタン・システムも当初から考慮されていたのだろう。
また、NS-294、NH-94とも車両前面下には“基幹バス”のステッカーも。それにしても何と急ごしらえなことか。
後ろ扉横には“↑入口”のステッカー。前扉は何ら普段と変わりませんね。もしかしたら、乗り合わせたお客さんは皆、混乱したのでは?
まさか名古屋の市バス車両に、あの東京都の梅70、梅74みたいな整理券式が将来的に現れることもなかろう。但し、少なくとも基幹2を管轄する浄心、猪高、大森もしくは如意の一般路線用の大型車両については出来れば、京都の市バスに倣い、前後扉の横にはサボ受けを設置させ、且つ前面の表示には“後ろ乗り後払い”“前乗り先払い(基幹2用の車両のみ)”を、やや小さめな字体でも構わないから点灯させて欲しいですね。
なお、基幹1用の車両が、基幹2にわざわざ出張して現れたという噂もありましたが、結局はガセネタでした。(苦笑)
もし、予算的に可能ならば、基幹1や観光ルートだけでなく、基幹2にも今話題の燃料電池バスをそのような形で走らせたらどうか?
さらに、数年後には自動運転化されてノンステ車化されそうな今のガイドウェイ志段味線。こちらも整理券式をやめて、前乗り後ろ降りになり、均一運賃制に変わるのかな?
・追伸………都営バス・梅70、梅74の運賃表を試しに検索してみました。初乗り区間は180円、最高で580円か。わー!! こりゃあ高いわ〜!!
使われる車両もそう新しくはなさそうだ。あんなところにフルカラーLED方向幕なんて、まだなかろう………
………と、自分勝手に思っていたら結構、真新しい車両も多数いる!!!
車体前面の下には“後乗り”の表示も。青梅車庫担当の路線系統はすべて整理券式らしく、恐らく対キロ区間制。梅01、70〜76が存在していますね。また、均一運賃エリアでは有効な特割カードなどが、こちらでは使えないことも結構あるらしい。
………一体どんな経緯で都営バスが未だに運行されているのかはよく知りませんが、いずれは思い切って西東京バス、西武バスなど民営会社に路線を譲渡したら??(苦笑) 名古屋市営バスだったら、とうに撤退していたのかも。
………あれから、さらに調べました。1985年7月までは、こちらも前乗り後ろ降りで、運賃は自己申告制でしたね。
もともと特別区以外の振興を図るための運行だったそうです。しかしながら、都営バスとしての経営はかなり苦しいらしい。
やはり青梅市自身が自主運行バスを出すべきだろう。豊田市では、おいでんバスを創設したほどだから。うん。
・追伸………あれから、さらに検索。2022年3月7日夜にも大森のNF-93が基幹2に現れていますね。この時は、前後の扉横ともステッカーが上手に貼られていたようだ。栄〜引山間での運行でした。
しかしながら、もうワヤワヤな代走だね。(苦笑)
そのうちには、あの“まるはち交通センター”にも大きく掲載されそうだ。
ウィキペディアにも、いつの間にかその詳しいことが書かれていますね。
私自身も万一、そんな代走を見掛けたら、撮影や画像アップロードに努めますが、タイミング的には厳しいかな。やはり極めて珍しい運用だそうな。

キハ85系、ついに完全引退!!無事故でお務めを全う!!西九州や房総中部への活用案

2023年07月10日 10時30分23秒 | 鉄軌道

既に報道された通り、平成元年から実に35年間に亘り活躍してきたJR東海のキハ85系“ワイドビューひだ、ワイドビュー南紀”は、昨日の名古屋〜高山間にて行われた団体列車“さよならキハ85系号”をもって完全に引退しました。
あのキロ85(ワイドビュー展望車両)の1両ぐらいはリニア鉄道館で静態保存されるのかしら?
さらに、まだまだ頑張れそうな比較的状態良好な車両がいたら、京都丹後鉄道だけでなく、まだまだ風光明媚な車窓に恵まれる小湊鉄道や島原鉄道、長崎本線西部、大村線、長与ルートなどへのキハ85系のさらなる活用も提言したい気持ちですね。やはり液体式ディーゼルカーだから、かなり小回りも聞く筈だ。もちろん、それなりの再整備は不可欠ですが。
私自身やお袋、そして生前の親父も富山駅まで乗ったキハ85系。親父は草葉の陰から後継のHC85系、そして近隣の名鉄9500系を一体どう評価したのか?その前に令和という元号もだが。うん。
………ともあれ、無事故でお務めを全うできたようで、キハ85系、そして前任のキハ80系もさぞや安堵だろうね。
………なお、特急“ひだ”はキハ80系の老朽化に当たり、旧国鉄では何と暫定的に14系座席客車を代わりに充てる案も一時は浮上していたようだ。恐らくDD51(592、791号機)にでも牽かせるつもりだったのでは?
実際に晩年に差し掛かったキハ56系急行“宗谷”“天北”は、そうなりましたね。
しかしながらスピードダウンは必至で、直ちに却下されたようだが。
JR東海に移行後はその代わりに臨時急行“奥飛騨”、同じく臨時夜行快速“飛騨スキー”、臨時夜行急行“信越高原”が一時、14系で運行されましたね。
中でも“飛騨スキー”は何と静岡駅始発で、岐阜駅まではEF65-106や112が牽いたことさえありました。岐阜駅からはDD51に交代して飛騨古川駅まで向かいました。
さらに、大垣夜行の165系老朽化対策としては14系化させて、名古屋駅にて分割させ、紀伊勝浦、飛騨古川に向かわせる案さえあったとも聞きます。
あの真新しいHC85系が、デビュー早々に全席指定の臨時急行“ぬくもり飛騨路”に使われるとも思えないが。但し、今後その可能性が全くないとは必ずしも言えない。
・追伸………キハ85系の最終団体列車は本日付けの中日新聞夕刊にも大きく掲載されましたね。やはり「まだまだ十分に走れそうな気がしますね」の声も多いらしい。そのため、なるべく多くの車両の譲渡先を決めて欲しいものだが。
また、銚子電鉄のことも掲載。新たな車両は来年2月の投入見込みです。
・追伸………ふと最近に何気なく検索していたら、キハ85系が東武鉄道に譲渡され、浅草〜喜多方間の臨時特急に投入内定とか。勿論、かなり悪質な嘘ニュースでした。妄想ならまだしも、意図的な嘘情報は迷惑だ。絶対にやめて欲しい!!
約1年前の話ですが。