ここ数日のうちに、名鉄やJR東海、名古屋市交通局以外の鉄道事業者から令和4年度の事業計画が公表されつつあります。
但し、東武鉄道とか近鉄、東京メトロとか言った大手私鉄は本投稿時点では、なぜか、まだですな。(苦笑)
JR貨物では、EF510型(300番台)の電気機関車が量産されて、来春のダイヤ改正時までには九州島内に残っているED76型、EF81型(主に400番台)のすべての電気機関車が更新の予定。
また、愛知機関区には引き続きDD200型が増備され、DE10型がさらに淘汰されることになりますが、具体的な両数は不明です。中央西線関係では特にEH200型やEH500型を増備する予定はなく、EF210型(300番台)も今回は新たに造られないようですね。EH200型は本投稿時点では高崎機関区だけの配置で、愛知機関区への異動もなさそう。
JR北海道ではキハ201系や789系特急型電車の走行機器などを更新。またH100形をさらに増備してキハ40系の淘汰を進めます。これとは別に地方電化区間の電車運行合理化のため、733系のワンマン運行対応型2両組成の導入も検討か。恐らく、札沼線や函館本線の滝川~旭川間、室蘭本線の苫小牧~室蘭間の辺りが投入対象になろう。
さらに、不採算なローカル線のバス転換も具体化か。根室本線・富良野~落合~新得間は事実上決定した模様です。また函館本線の長万部~ニセコ~余市間も沿線自治体はバス輸送転換を了解。早ければ、北海道新幹線の札幌延伸開業を待たずして、数年内にもバス化されるのかも。残る余市~小樽間については、第三セクターないし上下経営分離方式で何とか残りそうだが、その場合は札幌方面への直通を図るべく、交流電化が望ましいだろうね。
JR四国では今の1000形に代わる新たな気動車の開発のため、具体的な仕様を決めたいとか。以前は高徳線にてハイブリッド式あるいは電気式の車両が試運転されたこともあるようだし、もしかしたら、これらの何れかに??
取り急ぎ、最近に公式サイト等にて得た情報ですが。うん。
余市~小樽もすでに廃止の上バス転換が3月27日に決定しております。ですので当然電化の計画はありません。JR貨物も長万部~小樽の山線区間は有珠山噴火などの有事の際の代替ルートにはならない、という見解を示しています。
詳しくは下記サイトを参照してください。
函館本線・長万部~小樽「廃止」確定 全長140km「バス転換」余市~小樽も鉄道断念 鉄道プレスネット
https://news.railway-pressnet.com/archives/37948
「函館山線は代替ルートにならない」。JR貨物が見解示す。貨物調整金もなし タビリス
https://tabiris.com/archives/yamasen-kamotsu/