名鉄の西蒲線・西尾〜吉良吉田〜蒲郡、広見線・新可児〜明智〜御嵩は利用者も少なくて、一時はレールバス化か、廃止しバス輸送に転換……さえ真剣に考えられていたと聞きます。 今のところは沿線自治体の資金支援で何とか保っていますね。西蒲線は上下経営分離化の上で恒久存続が浮上か。広見線末端部はまだまだ予断は出来ません。
某匿名掲示板では、存続の場合、どんな車両を投入すべきか?で沸いています。
私自身は、これまで6800系の金魚鉢型をワンマン改造して対処すれば十分だ……と思っていました。
しかしながら、最近は本線系車両のオール貫通化が具体的になり、早晩、特急の増結運用は9120番代化が必至だ。
また西蒲線の場合は比較的距離もあるため、捻出しやすくて、且つ高速性能が優れている3100系の投入を予想する向きも、とみに高まっているようだ。
私自身は先日、蒲郡線内では画像の6010Fに乗り合わせたほか、6009、6012Fにも久々に出逢えました。
いずれも昔懐かしいカラーリングですが、恐らく、そういつまでもは見られまい。老朽化も確かに進んでいますね。
西蒲線の車内を見た限りでは余りの寂しさに、昼間は1両運行でも良いと思ったほどでした。
仮に新造車両ならば、一畑電車の7000系とか、JR西日本の125系のようなものになろう。あの大井川鉄道とか京都丹後鉄道(宮福線)も然りだ。
しかしながら、実際には名鉄の中古車両……となれば、やはり今の3100系の辺りに落ち着くのではなかろうか?
鋼製車体なので、レトロカラーも十分に引き継げる筈だが。うん。
あとは運賃の収受方法。整理券発行機とICカード読み取り機を各扉に設けるとなれば莫大な費用が掛かる??
あるいは三河鹿島〜蒲郡競艇場前の各駅に乗車証明書発行機でも取り付けますかな??
運転席背後には運賃箱をどうしても取り付けねばならなくなる??
あの養老鉄道の車内でも見ていましたが、私自身はどれが最善の方法か?の結論はなかなか出ませんでした。うん。
同様な問題は、これから広見線末端部でも必ず発生します。
運転現場のみならず鉄道ファンの皆さんも、一度は真剣に考えてみるのも決して悪くはなかろう。
・追伸(11/16)………もし仮に名鉄側がなるべく早く編成のオール貫通化を進めたいのであれば、銀電の3150系のうち全面ロングシートの3155〜3172Fのうちの7本程度を西蒲線や広見線末端部の承継事業者あるいは沿線自治体に譲渡する手もありますね。
ステンレス車体なため塗装が殆ど省略出来ることや、IGBT−VVVF制御なことからメンテナンスもかなり楽な筈です。レトロカラーにしたいならばラッピングすれば良かろう。但し、あくまでも末長く路線維持をして貰えることが前提条件だ。
当然にも名鉄側は、この不足分を9120番代の増備で補わねばなりませんね。