最近、日の出と共に出陣する川鵜の集団が
大きくなったように思えます。
この前までは小集団がいくつもあったのですが、
統合の波が川鵜の世界にも訪れたのでしょうか、
300以上の大集団が空を埋めます。
そして本流の魚は、その脅威に脅かされながら
怯えるように暮らしています。
通常、魚は流れに着くのですが、川鵜を意識した魚は
ふところのある底で動きません。
餌の喰い方も警戒している様子がわかります。
この魚も川鵜に攻撃された傷跡が写真でもわかりますが、
実は反対側にはもっと痛々しい傷がありました。
尺を超えるまでに成長したのは奇跡のようにも思えました。
どうやら致命傷となるものは無いようなので、
このまま秋まで生き延びてくれれば、
立派な子孫を残してくれるはずです。
川鵜の大集団の巣があるホームでは、ハヤも鮎もいなくなりました。
なので本流で竿を出す時は、餌のミミズはいつまでも針に付いたままです。
弱ってきたら交換しますので、朝の釣りは本当に静かですよw