ヘビーシャープな引きは大アマゴの証し。
最後まで気を抜かず、無事にタモ入れ。
今シーズン1本目の尺上は34センチと文句無しでしたが、
魚体を見ると両側にあちこちと痛々しい傷跡が・・・
雌の遡上系の個体で、川鵜にとっては居着きタイプよりも狙い易いターゲット。
下流からポイントに入れば、まず定位し易い流れに着きます。
当然ですが高確率で捕獲されてしまいます。
以前にも記事にした事がありますが、遡上系の本流アマゴは以前よりも極端に数を減らしました。
まだ居着きタイプの方が天敵に対しての危機感をもっていると私は考えています。
今では本流アマゴの数自体が減り続けている状況です
現在の環境が改善しない限り、本流アマゴは近いうちに絶滅してしまうとまで考えています。
これからも釣りを楽しむ為に、釣り人は何を考えれば良いのでしょうか。
撮影後にリリースしましたが、おそらくこの先は短い命となる事でしょう。
この日の本流アマゴから学ぶ事がいくつもあります。