Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

冬の定番ポトフーと翌日リメイクのフォー

2021-02-06 03:19:15 | 肉料理 Viandes

冬のフランス好まれているお料理は何処の国でも同じ思いの熱々の煮込み。ポトフーはとても庶民的な冬場の定番料理です。。コトコト煮るだけでお肉 沢山の冬野菜 相互に本当に美味しくお味をつけてくれ体の芯から温まります。

お皿に熱々盛り分け写真を撮ったら此の様に湯気でもやもや。

1秒待って撮り直しました。でも熱々です。即食卓に。

本格的なポトフーは3種類のテキスチールのことなる牛肉を混ぜて煮込みます。

1  脂分は少ないけれど髄の入ったコクのある味の出る部分。

2  ゼラチン質の多い部分

3  少し脂のある三枚肉状の部分

詳しい事 お肉の部分等 書き始めると長くなるので触れませんが 今日作ったポトフーについて少し書きたいと思います。定期的に作るお惣菜料理なので以前にもご紹介したと思いますが。

私の好きなポトフーの牛肉の部分はジツトgîte すね肉の部分です。1のカテゴリー。脂は少なく骨の中に髄が。これは美味しい味が出て此の髄も美味しいです。

パリ時代のお友達のご主人がポトフー作りご自慢 此の髄の部分も。トーストバゲットにビネグレツトソースを掛けた此の髄 良く勧められました。

2 カテゴリーのゼラチン質の部分も加えるの好みなのですが主人と2人だけだとお肉の量多過ぎ。勿論煮返して食べると味が馴染んで美味しいのですが 今日は1人ずつ髄が欲しかったので諦めました。

   私風の材料と作り方

1   使用する肉は前夜に粗塩と胡椒 タイムをこすり冷蔵庫に寝かしておきます。量はほどほど加減。

此の過程をしないとお肉の旨みが汁の中に直接に流れてしまい汁は美味しいけれどお肉の味は失ってしまいます。

使用したジツトの部分お肉ご覧の様に立派な重たい骨が付いています。2個 約1kg.

2    大きな鍋に水 その中に  玉葱1に丁子2本刺し ブーケガルニ(ローリエ、パセリの軸、タイム、セロリなど) 皮付きのままの大蒜も3片 ポロネギの青い部分もお味が出るので追加。

普通は入れなくても良いのですが白ワイン半カップほど入れました。

粗挽き胡椒と少量の塩を加え 用意した肉を入れ静かに煮込み始めます。煮立ち灰汁が出てきたらまめに除きます。圧力釜持っていますがやはり弱火でコトコト煮た方が絶対に美味しいです。

3  1時間半から2時間目竹串で刺してお肉が柔らかくなったら野菜を加えます。2で加えた香料 野菜は取り除きます。

  人参、蕪、ポロネギ、馬鈴薯、セロリ蕪、パースニップがあったので其れも

  丸ごと または大き目に切り時間の掛かる野菜から入れまたコトコト。

  全部が柔らかく煮あがったところで 

   ボン ナ ペティ!!!

フランス風の食べ方は

まず熱々のお肉と野菜をマスタードの効いたビネグレツトソースで頂くのが我が家風。我が家のビネグレツトソースはマスタードも大蒜もかなり効いています。

マスタードとピクルスだけが良いという方々もあると思います。

そしてその後熱々の美味しいスープを頂きます。

翌日にベトナムスープのフォー(Pho)



   材料

材料の野菜は本格的ではありませんが家にある物利用しました。

 ポトフーの汁

  シナモン

  茴香 無くても

  生姜の擦り下ろし

  ナンプラー

  レモン汁

  塩 胡椒

 フォー用の米の乾麺 4分ほど茹で水洗い水切り

 もやし ざるに入れ上から熱湯を注ぎ即冷水で洗い水を切って置く

 ボワロー  季節物なので 普通は新玉葱なのでしようが

       トッピングの細切りを少し残し細か切り

 ほうれん草 サッと湯掻いて置く

 牛肉 カルパチョ用の薄切り肉  千切り

 コーリアンダー

 唐辛子ピューレー  自家製の物 此れは我が家のお料理には欠かせません。  

  アンテイル唐辛子、大蒜、生姜、レモン汁、ナンプラー、胡麻油、他にも私の好みの香料の入った我が家の保存香味料です。

   作り方 

1  ポトフーの汁は綺麗に濾して置き上に記した材料で好みの味付けに整えて置く。

2   1の中にまず麺を入れ温め野菜を加え温めてからやはり温めておいた器に麺と野菜のみ汁を切って入れる。

薄切りの千切りの牛肉をのせる

3  ブイヨンはその後本当に熱々に煮立てて 2の上に注ぎ コーリアンダー、刻み長葱、唐辛子ピューレーでお好きな味付けに。

野菜が好きなので沢山入れてしまいました。

とても美味しくて簡単 省略版また作りたいです。

 

ところで汁を使用した後もお肉と野菜残っていたので皆角切り細いエンジェルパスタを入れ翌日のスープに。

ポトフー とても経済的なお料理と思いません?

 

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sugimura ryuji)
2021-02-06 09:29:06
Fleur de selさん お早うございます
冬の定番ポトフーと翌日リメイクのフォー
美味しそう 素晴らしいレシピありがとうございます
返信する
Unknown (ソーニャ)
2021-02-06 09:55:43
ポトフのスープをフォーで使い切るって美味しいし、
合理的。髄は料理教室で一度だけ使ったことが
あり、美味しかったけど、個人経営の肉屋が
ないので食べられなくて寂しいと思っていたところ。
でもフォーは作れるからこちらは真似っこさせて
いただきますね♡ フランスのもやしは小ぶり。
ラロシェルで、豆もやしを4日で栽培したことを
思い出しました。
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Unknown (Mchappykun2)
2021-02-06 23:46:27
ポトフ、冬にはもってこいのお料理ですね。3種類の牛肉を入れるのですか!なるほど。
丁寧なレシピ、ありがとうございます。
ポトフもその後のフォーもとても美味しそうです。フォーはfleur de selさんらしい上品なお味に思いました。
サンディエゴにはベトナム料理のお店がたくさんありますが、そこでは生のままのもやし、ミント、香菜、ライム、ハラペニョが出てきて、それを入れるとスープがぬるくなってしまうのです。せめてもやしだけはさっと湯がいて欲しいと、いつも思っています。
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sugimura ryujiさんへ (fleur de sel)
2021-02-07 00:50:08
遅ればせながら新年のご挨拶申し上げたく思います。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
ryujiさんのブログ拝見できないのはとても寂しい限りです。
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ソーニャさんへ (fleur de sel)
2021-02-10 22:56:18
ポトフーを始めとするフランスの煮込み料理少しのお肉ではイマイチ。主人と二人だけだと繰り返しで困ってしまいます。
先日6ヶ月前にランデブー取った眼科の帰りに久しぶりのラロシエル色々日本アジアの食材購入して来ました。
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Mchappykunさんへ (fleur de sel)
2021-02-10 23:07:12
フォーのスープが生ぬるいのは嫌ですよね。東南アジアの百科事典の様なお料理の本古くから持っていてふと作る前にレシピみました。もやしの扱いは此の様。この日此の様にはしなかったのですが麺、もやしを始めとする野菜をザルに入れ煮立った汁の中で温めて仕上げるのだそう。私は野菜は熱々で引き揚げ。その後ブイヨンはグラグラに煮立て。とても熱々のスープが出来たと思います。カルパチョの牛肉がレアーに仕上がったのも気に入っています。
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