Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

週末にウイークエンドケーキと言う名のケーキを

2007-12-23 12:33:42 | デサート desserts
今年のクリスマスは家族3人。シュトーレンはあるし御友達に頂いたチョコレートもあるしケーキは要らないと家族は言うので簡単なウイークーエンドと言う名のこのケーキを週末用に焼きました。



主人このケーキ好きです。どうしてこの名がついたかというと前もって焼いておき週末は何もしなくてもおやつがあるという意味。割と長持ちします。そしてバターの分量を減らし生クリームを使って焼くのでカトルカールより上品なお味がすると私は思います。作り方が簡単なので作っても良いわという気楽な感じで焼けるお菓子です。

 材量

*バター 60g
*小麦粉 180g
*ベーキングパウダー 小 1
*卵 3
*レモンの皮 3つ分おろしたもの
*砂糖 200g(グラニュー糖 はお菓子に使わないように。肌理が粗くなります)
*生クリーム(濃いもの)100ml
*ラム酒 小1



作り方

1 170度にオーブンを温める。18x8x6.5 位の小さめなケーキ型にバターを一寸塗った(貼り付けるために)クッキングシートを敷く。

2 バターを電子レンジで溶かし熱を冷ますまで置く。

3 ボールに小麦粉とベーキングパウダーをふるっておく。

4 他のボールに卵をかき混ぜレモンの皮 砂糖 生クリーム ラム酒 塩をほんの一寸加え木べらで滑らかになるようにかき回す。溶かしバターを加えて更に混ぜる。

5 40-50分焼く。

レモン汁1個分を入れたアイシングでコーティングをすると本格的ですが週末は休むのが本来だからと止めてしまいました。(笑)




明日はクリスマスイブ。今日の日曜 例外的にお店も開いていて人が一杯。人々の購買力に圧倒され 私は何となく気抜け 何を作るかいまだにはっきり決まっていません。3人だけだし。長女が帰宅して人数が多くなるお正月に祝いたいと思っています。
フランスイブに夜中までかけて豪華なお食事をする人々沢山だけれど。我が家は義母の行っていたように イブは簡単にオードブルの連続のようなもので 25日の御昼に暖かいお食事で祝うのが慣例なのでまだ時間があるとのんびりしているのです。
でも大体は決まっているけれどね。


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ベトナム風ラーメンに堅焼きそば

2007-12-22 11:25:11 | その他各国料理 autres pays
今日はとても中華麺のお料理が食べたく昼食に夕食に中華麺料理。疲れているのかな? 懐かしい味に恋しくて。



美味しい中華麺は手に入りません。今日は中華食品店で生麺購入。あまり満足ではないけれど。ぞれでも久しぶりで幸せ。

うどん とか きし麺は手打ちのもの作った事あるけれど 中華麺は かんすいが無いと駄目な様。手打ちした事 恥ずかしいけれどありません。

伊丹十三監督の たんぽぽ もう長ーい昔になるけれど 家族皆で何回も見た後 シコシコ つるつる そしてズーズー(これは食べる時の音)擬音で鑑賞後の余韻が長く続いた楽しい思い出が在ります。もちろん即席にチャーシュー麺 即作りましたよ 。食べ物が続出の映画鑑賞後 お腹がすきません? 

美味しい麺も汁も無理なのだけど にんにくを刺したた豚肉(もう少し脂の入ったほうが良かったです)を表面を油で焼いてから老酒 醤油 水 生姜 を包丁でたたいたものに 長ねぎの此方では捨ててしまう青い部分 それと八角で(癖があるので嫌いな方は避けたほうが良いかも)煮込みチャーシューを作りました。

後はそのお汁を薄めてこのように。

ベトナム風(Pho)は牛肉でだしを取り そして白いお米の平たい麺を入れお汁にはお醤油は入らずナンプラでの味付け。だしにシナモンも入れるし 上にビフテキの薄切り生のままを載せ その上から熱々の汁をかけるのだけれど。(書いているうちにああこれも食べたくなりました。)(笑)ポトフーの残りで美味しく出来るから明日はポトフーにしようかななんて思ったりしています。

今日ベトナム風といったのは色々自分のお椀に好きな野菜を入れることだけなのです。なーんだなんてこと無いもやしラーメンじゃないなんて声が聞こえそう。(苦笑)

オクラの湯がいたもの もやし 生でも美味しいのだけれど寒いのでスープの温度が下がってしまうので塩に酢を一寸かけ電子レンジでチン。
上の青い葉はコーリアンダーの一種です。普通のコーリアンダーより癖があるけれど私達大好き。
後は長ねぎに写真には写っていないけれど自家製の唐辛子ピューレーも。
これを熱々の麺の上に載せて好みの味付けで食べます。

我が家 ラーメンを食べるちょうどの中華どんぶりがありません。日本との文化の違いかな。(一度パリで主人とラーメンを食べた時 一人前なのに こんな大きなボール?)と驚いていましたから。大きなボールに入れてサービス。後は個人個人自分の小さなボールに好きなだけ取り分け好みの 野菜調味料を加えて食べるのです。本当は温度が下がってしまうし麺ものびてしまうけれど。でもパスタの茹で具合にはうるさいのに中華そばには主人も娘も鷹揚というか無頓着。私が早く食べて食べてとせかしても駄目。おっとり。

国 文化 気候 の違う土地で 受け育った食感 同じ素材でも別な美食感 価値の違いを感じます。

お汁に入れた麺は好きな主人と娘 美味しいと 食べている脇で私は いらいら 声には出さないけれどのびて もう美味しくないわ なんて心の中で。(苦笑)



御昼も堅焼きそばでした。

私このお料理は割りと得意です。(?) 乾麺でもOK
何もなくても残りの野菜でチョコ チョコッと作ります。今日も残り野菜ばかり。
私大好き 一人ご飯をする機会があったらまず食べたいもの。こつは母が料理をしている時覚えました。

感激するのは私と日本を経験した長女だけ。外地に住む彼女 帰ってくると即 リクエスト。ママの堅焼きそばは最高なのだから。と l私の鼻をくすぐります。

主人は美味しい と いうけれどスパゲティの方がどちらかといえば良い。次女は好みではありません。というわけでなかなか作れないのです。
でも今日は私の食べたいものを。たまにはよいでしょ?


文化のミックスした家族 一人一人 心底 深い源泉を呼び起こさせる味がやはりあるのでしょう。



沢山入れた長ねぎの青い部分 とても美味しかったです。だしを取るのに入れたのだけれど食べてしまいました。白い部分も長くアスパラガスの長さに残りのお汁で煮たらこれも美味しかったです。

今日は食べたいものを食べて私幸せ。海外に住んでいるとこんな単純なことでも嬉しいのですよ。

でも本当に シコシコ プリプリの中華麺が食べたいです。本当にかんすいを入れねば作れないのでしょうか?


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鶏の林檎ソースと手作りマスタード

2007-12-21 11:37:01 | 肉料理 Viandes
鶏腿肉を林檎ジュースと白ワインにて林檎のソテーを載せた女性的フルーティな一品はいかがでしょうか?



鶏肉と林檎を林檎酒(シードル)で煮るノルマンディー風のお料理が在ります。ノルマンディ地方のその豊かな産物バターとクリームを使って円やかそれは美味しいものです。
日本では 林檎酒は高価とか。今日は100パーセントナチュラルな林檎ジュースに白ワインを足して煮込みました。クリームも加えずにあっさり仕上げ。ヘルシーなんていったらまたまた家族に怒られるけれど。笑。割と手早くできますよ。

 材量(4人分)

*鶏の骨付き腿肉  4本
*エシャロット 2 微塵切り
*大蒜 1片 微塵切り
*林檎ジュース 100パーセント 砂糖の添加していないもの 1 1/2カップ    300cc
*白ワイン 1/2カップ
*タイム(今日はローズマリーを使用。極寒いので庭に採りにいく気はならず家 に あるものでの横着さよりです。笑) ローリエ
*林檎 4
*バター 40g+40g
*シナモン(好みで)

 作り方
1 バター20gを溶かしエシャロットと大蒜を焦がさないように炒め場t-20gを追加塩
こしょうをした鶏の腿肉を加え全面に綺麗な色がつくまで焼く。

2 火力を落とし 蓋をして時折返しながら15分ほど焼く。

3 林檎ジュースと白ワイン タイム ローリエを加え 蓋はせずに更に15分ほど煮る。その間時折林檎ジュースの汁をかける。

4 その間に林檎は皮を剥き芯を取って1cmの輪切り。即塩水につけ色代わりを防ぐ。

5 バター40gを溶かし林檎の両面を5分ほど焼く。塩こしょう。好みでシナモンを。

6 お皿に鶏肉を載せソースを賭けその上に林檎のソテーを載せる。




今日の付け合せは久しぶりにマッシュポテト。我が家皆好きなのに私あまり頻繁に作らないのだわ。苦笑

マスタードが欲しいという声も。
そこで最後になるけれど
手作りの Moutarde à l'Ancienne 昔ながらのマスタードご紹介。



ある日街に出かけた時 車の中でラジオを聴いていたらディジョンのマスタードの話しをしていて案外簡単に作れそう。最後まで放送を聴きたかったので街に行く道かなり遠回りしてしまいました。(笑)で帰宅する時にはマスタードシードを二種類しっかりと獲得。

作り方書いてみます。

 材量
*マスターシード 黄(本当は白と言っていたけれど) 50g
*マスタードシード 黒(茶に近い色) 50g
*エストラゴン風味のビネガー 大1
*林檎酢 大 1
*水 大 3
*オリーブオイル 大 1
*白ワイン 大3+
*塩
*オールスパイス

 作り方
1 フードプロセッサーかすり鉢で好みの粗さに擦る。今回は粗めに粒が残るように仕込みました。水と白ワイン各大3加え15分ほど置く。

2 オリーブオイル 酢と香辛料を加え白ワインを加えながら程よいゆるさになるまで更に攪拌する。好みで塩加減をする。

3 24時間室内温度で置いてから瓶につめ その後蓋をして2週間ほど光の当らない湿気の無い低温の場所に保管する。(今日のものは3週間目)

24時間後ふやけて固くなります。白ワインを足してゆるみを調節してください。

このできたマスタードに にんにくとオリーブオイルや酢を好み加減少し足してミキサーにかけ滑らかにするとマイルドな味になります。この段階で好みの香草を入れても良いです。
最初からにんにくを入れるレシピもあります。白ワインを少なめに酢を多くするレシピも。始めて作ったので又他の方法で作って気に入ったものができてからご報告致します。今日は話しのねたに聞いて置いてください。



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クリビアック( サーモン ほうれん草 ご飯パイ )

2007-12-20 10:17:21 | 魚貝料理 poissons
クりビアック サーモンとほうれん草マッシュルームそしてご飯の入った 作りようによってはとても豪華にクリスマスの主賓にもなるお料理です。今日は年末を控え冷蔵庫整理簡単に作ったけれど。



クリビアック koulibiac coulibiac とも書きます。ロシアのお料理。今日は本当に残り物で混ぜて作ったけれど 今日のように 混ぜずにほうれん草 マッシュルーム ご飯 サーモンと重ね 2回ほど繰り返すととそれはとても綺麗に仕上がります。又本格的なものもご紹介したいと思います。

でも今日は残り物利用 簡単お惣菜料理。でもこのように作る人も多いです。

 材量

 *パイシート 2枚
 *鮭の切り身 又は甘塩鮭 300g パピヨット仕立てで塩こしょう白ワインを振  りかけて焦がさないように焼きほぐしておく。塩鮭の時はこしょうのみ
  ディルを振る。

 *ほうれん草 300g
   エシャロット1 又は玉葱 1/4
   大蒜 1/2片
   バター 大1
   塩 こしょう

 *マッシュルーム 100g
   エシャロット 又は玉葱 1/4
   大蒜 1/2片
   バター 大1
   塩 こしょう

 *残りご飯 小さめのお茶碗 1

 *固ゆで卵 4 (2つ切り) 

 *パセリの微塵切り 大2



 作り方
1 ほうれん草 マッシュルーム それぞれいためておく。
2 ほぐしたサーモンと冷ご飯 と1を混ぜパセリのみじん切りも加える。
3 一枚目のパイ皮フォークでつつき2の半量を載せ2つ切りのゆで卵を載せ残り半量で覆い二枚目のパイ皮で被せる。(今日は楽しんで三角形に切ってから載せてみました)
4 卵黄を刷毛で塗り180度のオーブンで40-45分ほど綺麗な焼き色がつくまで焼く。



本格的な層にしたものは綺麗です。
本当のレシピは生の鮭をクールブイヨンでポッシェ。そのブイヨンでお米を湯がきます。
私はこの方法は生臭いようであまり好みではありません。

そして食べる時にホースラディシュの効いたソースを添えます。

ボリュームのあるお料理です。
義妹の家では クリスマスに今日のように混ぜてよく作るよう。ちょうどその機会に訪れた次女。ママ皆で一人分ずつ好きな形に作るのよ。私はお魚の形に作ったけれど。家族でわいわい楽しみながら作るお食事もクリスマスの家族団欒の意義ですね。


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クリスマス ストーレン

2007-12-19 10:10:13 | デサート desserts
我が家 主人プロテスタントの家系 であまりクリスマスはあまり大袈裟に祝いません。
クリスマスの本当の意義は 家族皆寄り添って暖かい時間を過ごす事。私達家族は 皆遠く夏に集合する事の方が多いです。今年は小さな私達夫婦と次女の 3人ぽっち.
外地の長女はお正月に帰国。

でも何かクリスマスのお菓子を焼かないと寂しいのでストーレンを。




去年初めて作り生地をたたんだ時わからなく平らにして失敗したので今年はドイツのお菓子のレシピ真面目にじっくり読み読み本当に忠実に作りました。

どうかな?



前夜に焼き 今朝冷えてから粉砂糖をかけて主人に見せたら ああ本当に雪が降ったみたいですって。
ラロシェルは温暖で雪はめったに降ることありません。二月に時折位。
そしてフランスで数少ないプロテスタントの街なのでクリスマスの雰囲気は一寸いまいち。義妹の住む北のリルや義姉の住むドイツ ミュンヘンのなんともいえないクリスマス風情がありませんね。やはりぶるぶる凍てついて気候でないとクリスマスは似合わない感じがするのですがどうでしょう。昔インドネシアでクリスマスを迎えた時猛暑の中でシングルベル ジングルベルの繰り返しの歌は更に暑さがたまらなくなったことふと思い出しました。

長持ちするお菓子。2つ作りました。一つは手がつけられないように包みこんで長女を待つように。もう一つは味見のために切りました。主人は大喜び。



感想は?

まあうまく焼けたと自分では満足。2-3日 又それ以上日が立って味が馴染んだほうがより美味しそう。
パテやテリーヌと同じですよね。

 後書き

今朝長女とスカイプ。マママジパン入れた? 彼女好きなのです。
そう入れるレシピも在ります。
今日のレシピには入っていないので他のレシピで作り直しかも?

中に入れた果物はサルタナ種とコリント種の干し葡萄、 さくらんぼう(かなり多目)、オレンジ、 レモン、 アンジェリカ のコンフィです。レモンの皮の卸した物も私の好みで入れてみました。もちろんラム酒の中で半日寝かしました。

写真では判らないけれど40cmほどの長さの大きいもの。

 又 又 追記

私のドイツ料理のシュトーレンのレシピはバターそれほど多くありません。ちなみに800gの粉を使い 中に入れたバターは100g。艶出しに80gほど残しました。艶出しは何回もチョコチョコオーブンから出して刷毛で溶かしバターを塗りました。
作った数は2つ。しっとりお菓子の感じでは無いけれどけれど素朴なドイツ風 私達の好みです。

フランスのお菓子の本を調べてみたらバターの量はかなり多いです。小麦粉350gに対して150g+表面に塗るもの。日本のストーレンはフランス風かな?



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