2021.05.11撮影
花が上段まで咲きました。まんまるですね。薬玉(くすだま)みたい。
2024.05.03撮影(上から) 2024.05.03撮影(上から)
咲いた花のかたまりを真上から見ると、花柄が見えます。
この園芸種では、花柄の色が朱色っぽい〜赤っぽいです(左上の画像)。
花がツボミの時や、まだ若い時には、薄緑ですけど(右上の画像)。
ツツジ属の花は、ツツジにしろ、サツキにしろ、シャクナゲにしろ、花が艶(あで)やかで、オシベ、メシベも目立っています。シベは、長く、ネコさんたちのヒゲのようにも見えます。
2024.05.01撮影
画像中右向きの花は、花のかたまりの上の段の方に咲いている花。
真上に向かってではありませんが、方向としては上に向かって咲いています。
シベは、ほぼまっすぐ。
2024.05.01撮影
横向きに咲いている花です。
シベの先が曲がって、上を向きます。
2024.05.01撮影
これも横向きに咲いている花。
同様に、シベの先が曲がって、上を向いています。
一番長く、先が濃いめの色のがメシべ、複数あるのがオシベです。
ツツジ属のシベは目立つので、ついでに、シベをシゲシゲと見ることにします。
花の一般的な作りについては、次のようなサイトで見ることができます。
2024.04.28撮影
オシベは、ふたつの部分からなります。先端がヤク、そのヤクを支えるのが花糸です。ヤクはさらに左右に半分ずつに分かれます。花粉はヤクの中に入っています。
シャクナゲの場合、ヤクは、花糸の先にかぶさるようについています。ヤクの半分半分は、それぞれが筒のように見え、上部はくっつき、下部は割れています。花粉が成熟すると、筒の先端が裂け開きます。この成長段階のシャクナゲの花を覗き込むと、ふたつずつの目に見返されているような感じになります。
上の画像は、次の画像の、真ん中に写っている花を拡大したものです。
2024.04.28撮影
バンクーバーには、いたるところにシャクナゲが植わっています。公園、大学のキャンパス、個人の庭、等。それで、季節になると、どこへ行ってもシャクナゲの花を見ることができます。
バンクーバー近辺は、土壌が酸性に傾いています。シャクナゲは酸性土を好むので、この地に合っている、というわけです。
わたしは、シャクナゲでなくてもいいのですが、ツツジ属の花が庭にもう少し欲しいと思っています。計画はあるんですが、なかなかピッタリと気に入ったのが見つかりません。