2023.07.04撮影
コロナの「明けた」去年の10月から、日本とバンクーバーを行ったり来たりしていて、日本の実家では、せっせと、食料品の買い出し、炊事、掃除、片付け、庭仕事、をし(長女としての務めであ〜〜る)、バンクーバーでは、ぼ〜〜〜としています。最低限のことはしようとしているのですが、元気があまり出ません。
庭も、道から見える北側は、どうしても見苦しものは切り取りましたが、塀に囲まれた南側は、ジャングル状態。特に、キウイが、上に、下に、とツルを豪快に伸ばしています。
冒頭画像では、キウイのツルが、車庫の屋根よりも上まで出ているのが、白っぽい空を背景に見えます。空がこんな色なのは、この日は、内陸の山火事の煙がバンクーバーまで来ていたのかな? 山火事は数ヶ月続いています。
うちでは、キウイを、車庫の一方の面にそって棚を作り、そこからさらに、車庫の2面に反時計回りにツルを這わせています。画像に見えているのは、その棚のある北面です。
車庫の南面は、路地に面していて、少ないながらも人も車も通るし、また、ゴミやリサイクルの回収はこちらに大きなトラックが来ます。ですから、キウイのツルを自由にさせておくわけにはいきません。
キウイのツルの剪定は、ですから、南面を年に何度もします。ところが、南面をすると気分的に疲れて(ナマケ者の気性がよく現れている)、西面も北面もおろそかにしがち・・・
2022.10.19撮影
こんなキウイが、年によりますが、数百(200〜400)も取れるんですよ。剪定はしなくても実は美味しく実るんだとは思うんです。
でも、とにかく、庭中がキウイのツルだらけになる。ツルは何にでもからんでいき、からまれた植物が弱る。よって、キウイは、剪定するしかない。それに、キウイはいくら剪定しても元気なんです。それが、キウイが「雑草」呼ばわりされる所以です。
それで、気分的には渋々ながら、先々週もキウイを数日間続けて剪定しました。地面からは切りたいところが届かないので、次のような、愛用の脚立を使いました。
南面はできているので、西面を南からそろそろと北へ向けて。そして、西面から北面への角を曲がったところで、巨大なツル(複数)にスピードを阻まれました。そこで、作業のリズムがガクッと崩れた。
2022.10.19撮影
わたしは、子どものときから、あわて者、おっちょこちょい、注意散漫、で普通に歩いていても、ぼてっ、とこけるんですよ。学校でバスケットボールなぞもやりましたが、転んだ回数は何回? リレーのアンカーで、クラスの期待を一身に受けて、どてっ、とやったこともある。当然、うちのクラスの負けね。
まあ、そういう人間が、上の画像に見える脚立に登っていたわけです。本当は、2段目までしか登っちゃいけないんですよね、「安全のしおり」によると。そんなら、なぜ3段目を作ってあるのか??(開きを固定するためですよね〜〜)
もうひとつ言うが、わたしは、怖いものなし。よく言えば、楽観的、悪く言えば、判断力に欠ける。
あはは、やっぱりね、3段目に上がっていたんですよ。
2023.07.04撮影
その格闘していた巨大なツル(複数)ですが、ほぼ全部切り取り、あと数本、というところで、特に太いツルをつかみました。根本を切りたいのですが、そこが他のツルにかぶさって見えなかったので、ツルを少しずつ切りました。そして、最後に残った部分を引っ張りました。
なぜそういうやり方に出たか、というと、このように巨大なツル(=茎)は、大抵、自身の重みで、幹についた根本のところでほぼ折れているからです。それを当てにして、引っ張りました。
でも、落っこちてはいけないので、少しずつ引く力を増しながら、引いたり緩めたりしていました。そして、まだまだ何回も引っ張らなくてはならないであろうと思ったのに、急に軽くなった。
その時の引っ張る勢いが強すぎたんでしょう、ツルの幹にまだくっついていたらしいところが、引っ張った力で弾け、その反動が思わず大きく、わたしは、あっという間に、バランスを崩し、落下。
それが、10日ほど前の日曜日でした。
つづく
ブログ記事が興味深かったので、コメントさせていただきました。
キウイはカナダの北緯でも豊かに実るのですか❓❗
もっと南方しか実らないかと思い込んで居ました。
バンクーバーは割りと暖かい❓のでしょうか~
大阪でも偶に見掛けますが、実はボチボチレベルばかりです〜
^^;
梯子は成る可く一人では使用されない方が良いですよ~
知人に企業の安全喚起の分野で働いている人から教えて貰いましたが、
『1メートルは、一命取る』
の標語が有るとか〜
低い方が死亡事故が多いとの事です。
(油断と受け身を取る時間が無いのが原因)
家庭内の事故では、転落は上位ランクの筈ですから、ご自愛ください〜♪
バンクーバーは、結構、暖かいんです。キウイを育てている家庭はかなり多いです。放っておいても成るんです。イチジクも成ります。
落ちつつあるとき、ああ、この距離では、体勢を立て直す時間がないわ、と、実際思いました。そうですね、気をつけないといけません。「1メートルは・・・」を肝に銘じておきます。みんなにも、ハシゴはもう使うあな、と言われました。