2023.04.12撮影
うちには、花筵になり得る植物がいくつかありますが、そのうち、よく広がっているのが2種あります。そのひとつが、この、キジカクシ科(Asparagaceae)シラー属(Scilla)の、チオノドクサ(Scilla forbesii)です。
冒頭の画像は、夕方の太陽にチオノドクサの花筵の一部分が照らされている様子。左に光が透けて見える葉っぱは、これもチオノドクサの葉っぱです。
2023.04.12撮影
これもチオノドクサです、冒頭の花筵の画像と同じ撮影日の。その花筵になっている部分は、この画像では、向こう側に見えます。ほんの30cmくらいしか離れていないのに、こちらは、まだお互い、ほぼくっついたままのツボミ。日照条件の違いのなせるわざです。
現在花筵になっている部分と、このツボミの数個体の部分とがつながって、結果的に全体が花筵になってくれる日が早く来ると、いいなあ。子作りを奨励しています。奨励金、ないよ。
2023.04.07撮影
これも、チオノドクサと同じくキジカクシ科(Asparagaceae)シラー属(Scilla)の植物で、シベリカ(Scilla siberica)です。シベリカは、うつむいて咲くのが特徴的です。
シベリカも花筵になり得ると思いますが、わたしの庭(北側の庭)の気象、土壌、条件が、シベリカの生育条件に合致しないのだ、と思います。上の画像は、その北側の庭で、なんとかですが、長い間生き延びているシベリカ。4月においても、花もまだ開ききっておらず、ぷくんとしたツボミがついています。
下の画像のシベリカは、去年の秋に南側の庭に植えたものです。撮影日は上の画像とほとんど変わらないのに、もうすでに、色があせかけていて、花が終わろうとしています。この南側の方は、いつかは花筵になってくれるのでしょうか。後ろの葉っぱはチューリップ(Tulipa)のものです。
2023.04.05撮影
次の写真は、青い花のスリーショットです。
・ビフォリア(Scilla bifolia)
・チオノドクサ(Scilla forbesii)
・アネモネ・ブランダ(Anemonoides pseudoaltaica)
2023.04.07撮影
画像手前がもう開いているビフォリア、画像奥がまだ開いていないチオノドクサです。両脇はアネモネ・ブランダで、撮影時間が夕方だったため、もう「おねむ」をしています。
ビフォリアは、チオノドクサ、シベリカ、と同じく、キジカクシ科(Asparagaceae)シラー属(Scilla)の花です。ビフォリアは、上をむいて咲き、紫の玉のようなメシベを見せてくれます。
この植物も、シベリカ同様、うちの庭はよく合っていないみたいで、お隣のおうちの陽のよりよく当たる芝生に脱走しては、繁殖し続けています。そのうち、うちのは花ハンカチーフぐらいなのに、あちらで花筵になると思います。
2023.04.14撮影
2週間ほど前、2日にわたって、「うちのイチリンソウ」という言い方で、アネモネ・ブランダ(Anemonoides blanda)について書きました。アネモネ・ブランダは、キンポウゲ科(Ranunculaceae)イチリンソウ属(Anemonoides)です。ブランダは、「セイヨウ・イチリンソウ」と呼んでもいいか、と思います。
その「うちのイチリンソウ」ですが、文字通り「うちの」と言っていいほど、この花はうちのお庭が好きみたいで、上の画像のように、花筵。
でも、画像中、手前の方で、ひときわ輝いているのは、英語で「雪の輝き、雪の誉れ(Glory-of-the-snow)」と呼ばれるチオノドクサです。
4月の半ばすぎ、うちの青い花筵は、まだまだ花開いたまま。それぞれの花の花期が長いだけでなく、次々とツボミが咲き出します。
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