ジャコウアオイの近縁種(Malva alcea)
2023.08.11撮影
今日の画像は、記事の内容には関係がありません。わたしが怪我をする10日ほど前に撮った8月の庭の雑草をお送りします。2番目の「セイヨウフジバカマ」以外は、自然発生しました。
8月20日に怪我をして(また、落っこちた - カラスといちごとクロッカスと)から、今日で40日が過ぎました。長い長い時間をかけて、やっと、かかとにも少し体重を移動させながら歩くことができるようになりました。
「また、落っこちた」にコメントをつけてくださった方がいて、その方が、
> 1メートルは、一命取る
つまり、「いちメートルは、いちめーとる」という戒めを教えてくださいました。
本当にそうだと思います。わたしは、怪我で済みましたけど。
低いところだと、つい、気を緩めますね。それと、低いところから落ちると、落下距離が短く、体勢を立て直すだけの時間がない。
実際、わたしは、落っこちつつある時、うわ〜〜、これは体勢を変える時間ないわ〜〜〜 と思いながら、落ちていきました。脳内神経細胞はそういう情報を素早く処理して判断できるのに、体は重力に引っ張られるのみ。
セイヨウフジバカマと呼んでいい?(Eutrochium fistulosum)
マルハナバチ(Bombus)でしょうか?
2023.08.11撮影
実は、もうひとつ、考えました。徒然草の「心して降りよ」(徒然草第109段)です。木を切っている人が軒ぐらいの高さに降りてきてから、「気をつけて降りなさいね」と言った木登りの名人のことです。
こんなことを落っこちながら考えるんですから、頭の中はすごい速さで動いている、ということですね。
ヒメフウロ(Geranium robertianum)
2023.08.11撮影
怪我した翌朝、救急に行った(救急病院へ行く - カラスといちごとクロッカスと)んですが、検査をしてくれただけで、何も治療はしてくれませんでした。それで、自宅療養をしたのですが、40日経ってしみじみと感じるのは、人間の体って自然治癒するものだな、ということです。
でも、わたしは若くありませんから、回復するのに時間がかかっているのだと思います。そして、治癒力が衰えてしまった時が死のときか、とも思いました。
子どもを産む年齢にある女性は、エストロゲンが大量に分泌されていて、それが体の治癒力を高めているんですって。
医学部に行きながら、カミナリ親父のパパさん経営のカフェを手伝っているお兄さんから聞きました(このお兄さんが、弁護士志望の弟とも合わせ、どえらくハンサムで、、、いやいや、それはまたの機会に)。
それに、足の裏のクッションも薄くなっているから打撃のインパクトを吸収しきれなかった、のだそうです。
そうはっきり「歳よね」と言わなくてもいいか、とも思いましたが、事実ですし、お兄さんは親身で言ってくれているのですから、感謝しました。
タチカタバミ(Oxalis corniculata form. erecta)のようです
2023.08.11撮影
今後は、ハシゴも脚立も、ひとりで使うのはやめようと思います・・・と言っても、必ずだれかがいる、というのはなかなかできないことですよね、現実的には。でも、また落ちるわけにはいかないし・・・この怪我で1ヶ月以上、人生、したいだけの活動できなかった。反省してます。
つれあいには、いろいろ助けてもらい、感謝しています。(ここで、「迷惑をかけた」という発想をしないのが、わたしがもう半分日本人ではない証でしょうか。)
そして、10月に帰国の予定だったのを、キャンセルしました。お父さん、お母さん、帰省は12月になるけど、ごめんね。その代わり、いっしょにお正月をすごそうよ。
ヒメジョオン(Erigeron annuus)
2023.08.11撮影
ははは、それにしても、毎日、雨だ。雨、雨、雨のバンクーバー。
目の前の時間がゆっくりになるのです。コマ送りのような状態。だからいろんなことを考えられるのです(笑)。
人間、危機的な状態の時にはそうなることを、わたし、他のことでも経験しました。
「心して降りよ」の話も何とも身近です。わたし、いつもいつもこの言葉が、高いところから降りる時には頭に浮かびます。降りている人にいうことも。古典って大事だなと思わされます。
とにかくしっかり養生してくださいね。元気になれば、また色々できますから。
ほんと、わたし、落下しながら笑ってましたよ。「心して降りよ」なんて、ね。実は、わたしもこの言葉は脚立を降りる時に心の中で言いながら降ります。それでも、股関節の手術をしてからは、2段目からしょっちゅう落ちていた。今回は、3段目からだったもんね。わたしも、降りてくる人に注意を促しますよ。英語で生活しているので、さすが徒然草は引用しませんが。
全快するにはまだ時間がかかりそうです。お正月には帰国・帰省したいので、それに向けて養生いたします。励ましてくださって、ありがとうございました。
脚立からの落下、骨折が無くて良かったですが
打撲でも相当なものだったのですね。
1ヶ月以上かけて やっと治りつつあるようで
ホっとしています。年末帰国に向けてお大事に。
私は高所恐怖症なので脚立も無理なんです。
高所というか『落ちたらケガする高さ』はもう怖い(笑)
なので、滅多に落ちる・・経験は無いのですが
これからは階段から落ちないようにように気を
つけないとな~と思っています。
沢山のお花もきれいですね。
カナダの病院、医療事情、人種事情等も興味深く
読ませてもらいました。
元同僚がオーストラリアで現地の方と結婚してもう
35年くらいになりますが 未でも日本人(アジア人)は
差別を感じると言っています。
長々と失礼しました。 またお邪魔させてくださいね♪
本当にゆっくりとしか治りません。階段も危ないですよ。わたしは、よく、一番下の段から滑り落ちていたものです。これはいかん、と心を改め、今は、気をつけて、気をつけて、降りています。
あなた様も、お気をつけくださいね。わたし、今回、もう1ヶ月半人も人生無駄遣いしていますもん。いや、反省の材料にはなりましたが。
わたしは主に花の画像を投稿しています。どうか、またいらしてください。あのお菓子、みんな美味しそうだ〜〜