2022.09.09撮影
ムクゲ(木槿 Hibiscus syracus)がたくさん植えてある通りを発見してしまいました。早速時間を作って、数日前に写真を撮りに行ってきました。そこの花は、うちのあまり陽の当たらないところに植わっている「ひらひら花びらのムクゲ」とは大違いで、太陽を一日浴びて、立派な姿をしていました。そのうちの1本が冒頭の画像です。
幹もすごいです。でも、これは、園芸用に樹形を作ったものです。ムクゲの本来の姿は、次のようなもの。ほぼ足元から分かれます。うちの「ひらひら」くんは、幹が地上から3本出ています。
ムクゲの樹形
その「ムクゲ通り」では、どの木も、季節の終わりにもかかわらずまだまだ花盛りで(陽がよく当たると、ムクゲは花期が長いんでしょうか)、終わった花が、踏めばかしゃかしゃ音がするほど、地上に落ちていました。その落ちている終わった花が冒頭の画像にも写っているんですが、乾き切って枯れている芝生と区別がつきますでしょうか。
上の木についている花は八重ですが、次のは、うちのムクゲとは花びらの色が違うだけ、というぐらいそっくりの、一重の花です。うちのほどは花びらがひらひらしていないかな(親ばか、丸出し)? 花の中心にレッドワインの色の模様がつき、そこから放射状に線が出ます。
2022.09.09撮影
みなさんもご存知かと思いますが、花の写真などは、ある程度日陰で撮る方が撮りやすいですよね。色も落ち着くし、光の当たり具合のマダラも、影も、出ない。
でも、次の画像は、花の形が整っているのに惹かれて、光線の具合が無理(夕陽が真っ直線で当たっている)なのを承知で撮りました。すると、あはは、撮影者であるわたしの影が写ってます。きゃ〜〜、恥ずかし。避けたつもりだったんですが・・・腕が短かすぎたのね・・・やっぱり
2022.09.09撮影
次のも一重ですが、色が異なる上に、放射状の線の出方が少ないかな、と思います。
この画像では、花に、カリバチ(狩り蜂)の1種(Vespula)らしいハチが止まっています。姿から、英語で Yellow jacket 「黄色いジャケット」と呼ばれるものだと思いますが、確証はありません。これがカリバチだとしても、ミツを求めているものだと思われます。
カリバチは、名称通り、他の虫の幼虫などを「狩って」食べるのですが、花のミツもエネルギー源として活用します。ミツバチ(Apis)が自身のためにため込んだハチミツを横取りに、ミツバチの巣を襲うぐらいです。もちろん、ミツバチの幼虫も食料にします。
2022.09.09撮影
次の花は、オシベの部分が、ほぼオシベの位置のままで花びらのようになったものです。園芸用語でこのような姿の花も「八重」と言うのでしょうか。元々の花びらの部分は、うちの「ひらひら」よりもひらひらしているみたい。
ところで、この「一重様(よう)八重」からは、ミツバチ(蜜蜂 Apis)らしきハチのお尻と脚がのぞいています。
2022.09.09撮影
次のは、もうはっきりと八重と呼ぶべきなんでしょうか。真ん中に、花びらに変身しなかったメシベが白く見えます。
2022.09.09撮影
(明日の記事に続く)
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