紅茶豚

紅茶豚のレシピを知ったのはずいぶん前のこと。
今でもネットで検索すればたくさんのレシピがみつかる、簡単で便利な肉料理です。
煮豚を作る時にはねぎや生姜、香辛料などをいっしょに入れて煮ますが、紅茶豚は紅茶のティーバッグを入れるだけで豚肉の臭みを取ってくれてしっとりと美味しく仕上がります。
出来上がりは焼豚のような感じですが、オーブンを使わないのでとても簡単！
塊のお肉を煮ておけば1週間ほど冷蔵保存できるので、メインとしてスライスしていただいたり、小さく切ってサラダや炒飯、スープに加えたりと、とても重宝します。
作り方というほどではありませんが、レシピはこちらです。

＜材料＞

豚肩ロース肉・・・・・500～600g
紅茶・・・・・ティーバッグなら2～3個、リーフの場合は不織布のお茶濾し袋に入れて口をタコ糸でしばっておく。

漬け込みタレ

醤油・・・・・140cc
砂糖・・・・・大匙３
酢・・・・・1/4カップ
酒・・・・・1/2カップ
みりん・・・・・1/4カップ
昆布（5cmほど）生姜、ニンニク、長ネギの青い部分など

＜作り方＞

　　　　　　　　
①　肩ロース肉はタコ糸を掛けておく。
②　鍋に①とかぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰してから数分煮る。
③　アクが出てくるので、②のお湯は捨てて肉も鍋もきれいに洗う。

　　　　　　　　
④　肉を鍋に戻して再度かぶるくらいの水を入れ、紅茶も入れて60分～70分ぐらい、肉が十分に柔らかくなるまで煮る。

　　　　　　　　
⑤　煮上がる頃に漬け込みタレの材料を鍋に入れて煮たてておき、④が熱いうちにタレに付け込む。粗熱が取れたらジップロックなどに入れて空気を抜き、肉がすべてタレに浸っている状態にして冷蔵保存する。

紅茶で煮て醤油ダレに付け込むので周りは真っ黒になってしまいますが、カットすると断面はきれいです。
モモ肉を使うこともあるようですが、ある程度脂ののった肩ロースの方がしっとりと美味しく仕上がると思います。
脂はほとんど紅茶の中に流れ出てしまうので、しつこくなくあっさりといただけますよ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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