陸自ヘリ不明「10人乗っていてなぜ…」事前に異常認められず(2023年4月7日) - YouTube
沖縄県宮古島周辺で行方不明になった陸上自衛隊のヘリコプターの捜索が続いていますが、搭乗していた10人はまだ見つかっていません。 (政治部・湯屋あかね記者) 自衛隊と海上保安庁は夜通しで捜索を続けましたが、浜田防衛大臣は「行方不明者の安否が分かっていない」と声をつまらせながら発表しました。 浜田防衛大臣:「事件発生当初から夜を徹して現場周辺の捜索を行っておりますが、機体に搭乗していた第8師団長・坂本陸将、他9名について現在も発見に至っておりません」 このヘリは、先月末におよそ1週間にわたって50時間を飛行するごとに細かい項目を検査する「特別点検」が行われ、その後1時間の「点検飛行」が行われていました。 「航空偵察」の任務前には熊本県の高遊原分屯地から宮古島まで4時間飛行しましたが、いずれでも異常はなかったということです。 また、陸上自衛隊の関係者によると、レーダーからヘリが消えるおよそ2分前には、宮古島の西側の下地島にある空港の管制と交信していたことが分かりました。 ある自衛隊幹部は「ヘリに10人も乗っていて、周りを見渡せる人が多くいるのになぜ、このようなことが起きたのか想像がつかない」と漏らし、捜索ととともに原因の究明を急いでいます。
7日から造幣局の「桜の通り抜け」春彩り…今年で140周年 140品種、300本以上の桜が楽しめる - YouTube
大阪の春を彩る、恒例の造幣局の「桜の通り抜け」が、7日から始まりました。 午前10時ごろ、雨が降る中、造幣局には大勢の家族連れや観光客が、訪れています。 140周年となる今年は、強い香りが特徴の「伊予熊谷」や、人気投票で選ばれた「ことしの花」の「松月」など140品種、300本以上の桜を楽しめます。 見学に訪れた人は「朝、凄い雨で、どうしようと迷ったんですけど、来て良かったです」「とてもかわいい桜でした」「また夜も来ます」 昨年よりも開花が少し早く、半数以上の桜が6分咲きから満開ということです。桜通り抜けは事前予約制で予約枠はほぼ埋まっているということですが、7日は少し空きがあるということです。
浜田防衛相は7日の閣議後記者会見で、「行方不明となっている10人の捜索に全力を尽くすとともに、このような事故が起きたことを重く受け止める。自衛隊の航空機の運航に当たっては、安全管理に万全を期していく」と語った。 浜田氏は「救助などの対応に全力を挙げ、情報収集を徹底し、状況の把握に努めることを指示した」とし、「搭乗していた第8師団長、坂本(雄一)陸将らは、現在まで発見に至っていない」と声を震わせた。現場海域を航行する船舶などへの被害は確認されていないとした。 読売新聞
沖縄県・宮古島付近で飛行中だった陸上自衛隊のヘリコプターの消息が分からなくなった事故で、陸自は7日、周辺海域で見つかった救命ボートが不明になっている機体の搭載物だったことを明らかにした。ボートの製造番号が一致した。陸自はヘリが海上に墜落した可能性があるとみて、安否が分からない隊員10人の捜索に全力を挙げている。【内橋寿明】 毎日新聞
沖縄県の宮古島付近で6日に10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、陸自のヘリはレーダーから機影が消える約2分前に、宮古島西方の下地島にある空港の管制と交信していたことが7日、分かった。また、陸自によると、ヘリは3月下旬、50時間飛行した後に行う「特別点検」を実施していた。 天候に問題はなかったといい、陸自は機体の不具合や操縦ミスなど急な異変が起きた可能性があるとみて調べている。 産経新聞
沖縄県の宮古島付近で6日に10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故で、ヘリはレーダーから機影が消えるまで予定通りのルートを飛行していたことが7日、陸自への取材で分かった。離陸してから機影が消えるまで約10分間。天候に問題はなかったといい、陸自は機体の不具合や操縦ミスなど急な異変が起きた可能性があるとみて調べている。 ヘリは洋上で不明になっており、自衛隊の艦艇や航空機、海上保安庁の巡視船が7日も周辺海域で捜索を続けた。浜田靖一防衛相は7日朝の閣議後記者会見で不明の10人について「発見に至っていない。引き続き捜索に全力を尽くす」と強調。事故発生に関し「重く受け止め、自衛隊機の運航に当たっては安全管理に万全を期す」と述べた。 陸自によると、ヘリには第8師団長の坂本雄一陸将(55)らが搭乗。6日午後3時45分ごろに宮古島の航空自衛隊分屯基地を離陸した。午後4時ごろ、周囲は明るく、視界が10キロ以上ある良好な状態だった。風も特に強くなかったという。 産経新聞
カンボジアを拠点に日本に特殊詐欺の電話をかけていたなどとして、警視庁が詐欺の疑いで、現地にいる20~50代の日本人の男19人の逮捕状を取ったことが7日、捜査関係者への取材で分かった。近く身柄の引き渡しを受けて日本に移送し、逮捕する方針。 男らは海外の拠点から特殊詐欺の電話をかける「かけ子」とみられ、同庁は詐欺グループの実態解明を進める。 捜査関係者によると、現地当局が1月下旬、カンボジア南部のシアヌークビル州のホテルを調べたところ、男らの客室から大量の携帯電話や詐欺の手口が書かれたマニュアル、被害者の名前が記された資料などが見つかった。 逮捕状の容疑では、男らは1月、東京都内の60代女性に「有料サイトの未払い料金がある」などとうその電話をかけ、電子マネー「ビットキャッシュ」約25万円分をだまし取った疑いが持たれている。
時事通信
10人が乗った陸上自衛隊の多用途ヘリコプター「UH60JA」が6日夕、沖縄県・宮古島周辺の洋上で消息を絶った。自衛隊や海上保安庁が捜索に当たり、防衛省や地元自治体は情報収集と対応に追われた。 「一秒でも早く、搭乗していた隊員全員を救助するため、全力で捜索活動を継続していく」。東京・市ヶ谷の防衛省で午後9時頃から、緊急記者会見に臨んだ森下泰臣・陸上幕僚長は沈痛な表情で述べた。 周辺の海上からは「陸上自衛隊」と書かれた救命用のボートや、機体の一部とみられる破片などが見つかっている。報道陣から搭乗していた隊員の所属や、破片が機体の一部かを問われると、森下陸幕長は「確認中」と繰り返した。 ヘリに搭乗していた第8師団の坂本雄一師団長(55)は3月30日付で着任したばかり。31日に熊本市北区の北熊本駐屯地で記者会見に臨み、「身が引き締まる思い。我が国は極めて厳しい安全保障環境にあり、各種事態に即動し、任務の完遂を隊員とともにやっていきたい」と抱負を語っていた。 沖縄県基地対策課によると、県には6日午後7時15分頃、防衛省沖縄防衛局から「午後6時半、救難機が油らしきものを発見。搭乗は10人以上」との情報が入ったという。県は同局や県警と連携して情報収集にあたり、玉城デニー知事は同日夜、「人命が第一であり、搭乗者の安否を大変憂慮している。引き続き情報収集に取り組んでいきたい」とのコメントを出した。現場近くの宮古島市では、秘書広報課の職員が同局から捜索状況の連絡を受けるため、市役所で待機した。 同市・伊良部島に住む漁師(72)は同日午後5時頃、上空を自衛隊ヘリが何度も旋回しながら飛んでいるのを見かけ、「何かあったかな」と異変を感じた。当時は天候もよく、漁に出た船も多かったという。 テレビのニュースで自衛隊機が消息を絶ったことを知り、夜になって、島の北端に行って見渡すと、港から離れた海域で、4隻ほどの船や複数のヘリが捜索している様子が見えた。伊良波さんは「島から近くて驚いた。ヘリに乗っている人が心配だ。無事に救助されてほしい」と願った。 消息を絶ったヘリが所属する第8師団第8飛行隊がある熊本県益城町の高遊原(たかゆうばる)分屯地前には6日夜、報道陣が集まった。帰宅中とみられる車の出入りはあったが、取材対応などの動きはなく、ひっそりとしていた。 九州・沖縄を管轄する西部方面総監部がある熊本市東区の健軍駐屯地でも、門前の隊員が「何も答えられない。陸上幕僚監部に尋ねてほしい」と話すだけだった。
読売新聞
国連安全保障理事会は5日、北朝鮮に対する制裁について、北朝鮮が違反した事案をまとめた北朝鮮制裁委員会専門家パネルの年次報告書を公表した。2022年に北朝鮮が盗み出した暗号資産(仮想通貨)は「過去最高額」に達したと分析している。 同パネルによると、盗まれた暗号資産の額は6億3千万ドル(約825億円)に達するとみられる。10億ドル(約1310億円)以上にのぼるとの分析もあり、21年から2倍以上に膨れ上がったという。より巧妙な技術が使われるようになっていると指摘している。 朝日新聞