沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故で、防衛省は21日、事故当時に第8師団長だった坂本雄一陸将(55)の死亡を確認したと発表した。この事故で死亡が確認された5人のうち、身元が判明したのは3人目。 防衛省は、伊良部島の北約6キロ、水深約106メートルの海底で、ヘリの胴体部分と隊員とみられる6人を発見。16~18日に坂本氏を含む5人を引き揚げ、死亡を確認した。海底には1人が残り、なお4人が行方不明となっている。
毎日新聞
沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊員10人が乗ったヘリコプターが消息を絶った事故で、防衛省は21日、事故当時に第8師団長だった坂本雄一陸将(55)の死亡を確認したと発表した。この事故で死亡が確認された5人のうち、身元が判明したのは3人目。 防衛省は、伊良部島の北約6キロ、水深約106メートルの海底で、ヘリの胴体部分と隊員とみられる6人を発見。16~18日に坂本氏を含む5人を引き揚げ、死亡を確認した。海底には1人が残り、なお4人が行方不明となっている。
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(2023年4月21日更新) ・北朝鮮ICBM発射めぐり米と中露が非難の応酬 安保理緊急会合 ・上海モーターショー開幕 電気自動車へのシフト加速 ・NYで中国「秘密警察署」運営か 男2人を逮捕 ・1~3月期の中国GDP 前年同期比4.5%増 ・露・プーチン大統領が中国・李尚福国防相と会談 軍事協力や合同演習めぐり「極めて信頼できる戦略的な関係を高める」 ・中国 人権派の元弁護士と妻“拘束” 映像には移動妨害も… ・黄砂の発生源へ 飛来の途中で黒く変質…なぜ? 日本と意外な関わりも【バンキシャ!】 ・中国軍「軍事演習」後も台湾周辺での活動継続、映像を相次ぎ公開 ・中国 16日に東シナ海で航行禁止区域を設定へ ロケットの残骸が落下する可能性 ・仏マクロン大統領 台湾問題めぐり“欧州は米中に追従すべきでない” ・中国前駐日大使の離任あいさつ、日本政府として断っていた 林外相が明らかに ・中国軍機35機が「中間線」越える 台湾総統と米下院議長の会談へ対抗措置か ・台湾周辺に多数の中国軍機 高まる緊張に様々な声も 中国軍演習2日目 ・中国軍 台湾周辺域で軍事演習を発表 蔡総統の訪米に対抗か ・習主席、仏マクロン大統領と広東省を訪れ非公式会談 北京以外は異例 ・千代田区のビルも拠点に?――中国「秘密警察署」の実態 「家族がどうなってもいいのか」脅しも…専門家「反政府勢力を監視」 ・病院で火災 病棟には多くの高齢者が入院…21人死亡 中国・北京市 ・中国・北京市の病院火災、29人死亡…26人が入院患者 改装工事で出た火花が塗料に引火か ・北京の病院で“火災”…29人が死亡 時間かかった情報発信…中国のSNS上では不満が噴出 ・ネット通販「¥」で購入したら請求“20 倍”に――なぜ? 日本「円」と中国「元」は同じ通貨記号 見極めるポイントは?
緊迫スーダンから邦人退避へ 自衛隊機が日本出発 退避のカギ握る“あの国”(2023年4月21日) - YouTube
激しい戦闘が続いているスーダンから日本人らを退避させるため、21日午後、自衛隊の輸送機が日本を出発しました。現地では72時間の停戦に合意したとの発表があり、本当に停戦となるのか緊張が高まっています。 ■緊迫スーダンから邦人退避へ 輸送機が出発 スーダンの首都ハルツームのバスターミナルに人々が殺到していました。なかでは小競り合いも。一刻も早く「国を脱出したい」という人たちです。「国軍」と「民兵組織RSF(即応支援部隊)」による主導権争いに端を発した、アフリカ北東部スーダンの内戦。 21日午後、自衛隊の輸送機が現地にいる日本人らの退避に向け、拠点のあるジブチに出発しました。ジブチで待機し、スーダンに入る“安全なタイミング”を伺うことになります。 ■「ブッシュマスター」派遣も検討 さらに今回、防衛省は「ブッシュマスター」と呼ばれる輸送防護車の派遣なども検討しているといいます。 軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「(ブッシュマスターは)輸送車で10人乗れるが、地面に置かれた仕掛け爆弾や地雷の爆風の力を斜め・横に逃がして被害を軽減する特徴がある」 紛争が激化するなか、陸路での日本人退避は現実的なのでしょうか。 ■地雷も平気?「ブッシュマスター」 激化するスーダンの内戦。21日午後、自衛隊の輸送機がスーダンに近いジブチに向け出発しましたが、防衛省は「ブッシュマスター」などの派遣も検討しているといいます。 「ブッシュマスター」は、地雷などが爆発しても走り続けられる輸送防護車。日本人保護の陸上輸送が実施されれば初めてのことになります。ただ、陸路で退避させるには、様々なハードルがあるとの指摘もあります。 軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「(ブッシュマスターが)敵として見られる可能性がある。だから、攻撃を受ける可能性がある。ブッシュマスターは基本的には銃弾が飛んでいない所で使うのが前提」 スーダンには今も約60人の日本人が在留しています。連絡を取り合う団体の担当者に現地の状況を聞きました。 国際NGO「難民を助ける会」・久保田和美さん:「(連絡を取っている人は)きのう午後から電気が復旧ということで、少し安心している。やはり食料が不足してきている。スーパーを襲撃したりとか、家に強盗に入ったりということがニュースで流れたりしているようなので(現地では)気を付けながら生活している」 早期の退避が求められるなか、今回こそは実現するのでしょうか。 民兵組織RSFの発表:「市民を避難させ、家族に会う機会を与えるため人道回廊を設ける」 民兵組織RSFが敵対するスーダン国軍と「人道的停戦」に合意したと発表しました。期間は21日午前6時から72時間。現地では、この日から断食月「ラマダン」明けの祝日に入ります。 日本時間では21日午後1時から24日の午後1時までの3日間。しかし、これまでにも18日と19日の2度、「24時間の停戦に合意した」との発表があったものの、いずれも守られず戦闘が続いています。実際、現地では…。 国際NGO「難民を助ける会」・久保田和美さん:「(Q.停戦は始まっているが変化は?)(現地スタッフは)南に移動したので遠くはなっているが、まだ砲声の音が聞こえているそうです」 本当に停戦は実現するのでしょうか。専門家は日本人退避の鍵を握るのは“あの国”だと指摘します。 ■緊迫スーダンから邦人退避は米国がカギ握る? スーダンの内戦を巡り21日、民兵組織RSFは敵対するスーダン国軍と「人道的停戦」に合意したと発表しました。しかし、専門家は今回も「守られない」との見方を示しています。 軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「今までも一時的な停戦、そういった合意はあったんですけども、守られていないので今回も難しいかなと」 では、現地にいる日本人は退避できないのでしょうか。黒井氏は、日本だけの力では限界があるとしたうえで…。 軍事ジャーナリスト・黒井文太郎氏:「自衛隊にできることはジブチまで行って、何かあった時に(スーダンに)行けるようなブッシュマスターを含めて色んな準備をしておく。アメリカが動く時に彼らがどう動くか、どう判断するかを見て、場合によっては自衛隊で足りない部分はアメリカにお願いすることも必要に」 松野官房長官:「日本政府としては、スーダンに働き掛けるとともにG7(主要7カ国)をはじめとする関係国や国際機関と緊密に連携しながら対応しているところであり、今後もこうした対応を継続していく」
【速報】スーダン 72時間の停戦合意 民兵組織RSFが発表(2023年4月21日) - YouTube
激しい軍事衝突が続いているスーダンで、民兵組織RSFが敵対する国軍と72時間の停戦に合意したと発表しました。 民兵組織RSFは21日、敵対するスーダン軍と72時間の人道的停戦に合意したと発表しました。 停戦の開始は21日の午前6時からだとしています。 これに先立ち、スーダン国軍もトップのブルハン将軍がサウジアラビアやエジプトなどの外相らと相次いで電話会談を行ったと発表していて、21日から始まる断食月ラマダン明けの祝日「イード」に合わせた停戦について協議したものとみられていました。 ただ、停戦を巡ってはこれまで2度にわたり失敗していて、双方が今回の停戦合意を守るかどうかは不透明な状況です。
正規軍と民兵組織の衝突が激化しているアフリカ北東部スーダンからの在留邦人退避のため、航空自衛隊のC130輸送機1機が21日午後、小牧基地(愛知県)からアフリカ東部ジブチに向けて出発した。 浜田靖一防衛相は出発に先立つ記者会見で「現地の状況を踏まえ、邦人を陸上で輸送する可能性も含め幅を持って検討している」と述べた。C130に加えて、C2輸送機とKC767空中給油・輸送機の各1機についても、準備が終わり次第出発させる予定だ。 自衛隊は2021(令和3)年8月のアフガニスタン情勢悪化の際にもC130による退避を行い、同国のカブール空港から邦人を含む15人を輸送した。 産経新聞