松野博一官房長官は20日午前の記者会見で、正規軍と準軍事組織の戦闘が激化するアフリカ北東部スーダンに滞在する邦人の退避準備のため、アフリカ東部ジブチに派遣する航空自衛隊の輸送機について、C130輸送機やC2輸送機を念頭に準備を進めていると明らかにした。「各種調整が整い次第、速やかに出発する」と述べた。 松野氏はスーダン情勢に関して、現地時間20日午後6時まで停戦期間中だが、「銃声音が聞こえるなど、停戦が守られていない状況だ」と説明した。その上で現地の在留邦人について「市街戦が行われているため、外出は一切できず、大部分の地域で停電と断水が続いている。水、食料が不足し、厳しい状況にある」との認識を示した。 松野氏は安全確保に向け「邦人の方々と連絡をとりながら、可能な限りニーズを把握し、全力で必要な支援を行っている」と話した。
産経新聞
迎撃ミサイル「パトリオット」がウクライナに到着 (2023年4月20日) - YouTube
ロシアによる侵攻が続くウクライナにアメリカやドイツなどが供与を表明していた迎撃ミサイル「パトリオット」が到着しました。 ウクライナのレズニコフ国防相は19日、アメリカ製の高性能迎撃ミサイルシステム「パトリオット」がウクライナに到着したと明らかにしました。 供与したアメリカ、ドイツ、オランダに対し「美しいウクライナの空はより安全になった」と感謝の意を示しています。 パトリオットを巡ってはアメリカが去年12月に、ドイツとオランダも今年に入り、相次いで供与を表明していました。 イギリスのフィナンシャルタイムズはドローン攻撃などへの対応で、防空ミサイルの備蓄が減っているため、ウクライナ側は今後も西側諸国にさらなる供与を求めるだろうとの見通しを示しています。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
特殊詐欺被害額が去年の7倍以上に 警察が呼びかけ 埼玉・越谷市(2023年4月20日) - YouTube
特殊詐欺の被害総額が去年の同じ時期と比べて7倍以上になっている埼玉県の越谷市で、被害を減らすために警察官など100人以上が集まって詐欺被害防止の呼び掛けを行いました。 19日、帰宅時間帯で多くの人が集まる埼玉県のJR南越谷駅周辺では警察官などおよそ120人が集まり、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるチラシが配られました。 越谷警察署管内では、今年の特殊詐欺の被害総額が埼玉県内で最も多い1億2400万円で、去年の同じ時期と比べて7倍以上になっています。 越谷警察署・赤星誠署長:「越谷市は今狙われております。まずは市民皆様の力で特殊詐欺の被害を防ぎ、このワースト1位を脱出しなければならないと思います」 だます手口としては、息子や親族をかたる「オレオレ詐欺」が最も多いということです。 警察は「家の固定電話を留守番電話に設定して録音メッセージを聞いてからかけ直すことや、電話に出てしまった場合でもすぐに家族に相談してほしい」としています。 [テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
防衛省は20日、正規軍と準軍事組織の戦闘が激化するアフリカ北東部スーダンに滞在する邦人の退避準備のため、浜田靖一防衛相が同日、航空自衛隊の輸送機をアフリカ東部ジブチに派遣するよう命じたと発表した。邦人輸送に備え、現地で待機する。日本政府関係者によると、大使館員を含めて邦人63人がスーダンに滞在している。現地報道では戦闘沈静化の見通しは立っていない。 防衛省によると、航空支援集団司令官を指揮官とする邦人輸送のための部隊を編成。準備の完了後、輸送機や隊員をジブチに向けて出発させる。 自衛隊機の派遣準備は、林芳正外相が19日、在外邦人の輸送手続きを定めた自衛隊法84条の4に基づき、浜田防衛相に要請した。 産経新聞