9日午後8時40分ごろ、東京都豊島区長崎の路上で「けんかしている声がする」と110番通報があった。警視庁目白署員が駆け付けたところ、タクシーの60代の男性運転手が意識を失った状態で倒れており、その後搬送先の病院で死亡が確認された。目白署は暴行の疑いで、直前に男性とトラブルになっていた無職の50代の男を逮捕した。死亡と暴行の因果関係についても調べる。 捜査関係者によると、男性運転手と男はタクシーの通行をめぐってトラブルになり、つかみ合いのけんかになっていたという。 産経新聞
第38回正論大賞(フジサンケイグループ主催)を受賞した元空将で麗澤大特別教授の織田邦男氏の受賞記念大阪講演会が10日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開かれた。織田氏は「ウクライナ戦争の教訓と日本の課題」と題して講演し、日本の防衛力強化の必要性を訴えた。 織田氏は現在の日本の安全保障環境について、中国や北朝鮮、ロシアによる侵略が現実味を帯び、3正面対応を迫られているとして「戦後最大の危機」と形容。さらに日本と、ロシアによる侵略を受けたウクライナには、専守防衛を堅持するなどの共通点があったと指摘し「必要最小限の軍事力しか持たず、くみしやすいと相手に思われれば抑止は効かない」と訴えた。 その上で昨年12月に閣議決定された国家安全保障戦略など新たな「安保3文書」に言及。「核抑止戦略という一番大切なものに2行しか割かれておらず、『ない』に等しい。画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く内容だ」と苦言を呈した。ウクライナでの教訓を踏まえ「専守防衛から戦略守勢へと改め、戦争を起こさせないためにどうすればいいのか国民1人1人が考えていくべきだ」と述べた。 産経新聞
沖縄県の宮古島周辺で10人が乗った陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明になった事故で、陸自は10日、周辺海域の捜索で乗員のヘルメット1個が見つかったと明らかにした。ヘリが消息を絶った場所に近く、自衛隊と海上保安庁は不明者の発見に向け捜索を続けている。10日夕までに、坂本雄一・第8師団長(55)ら乗員10人の安否に関する情報は入っていない。 陸自によると、ヘルメットは9日午前10時40分ごろ、宮古島と橋でつながる伊良部島の佐良浜海岸沖合で見つかった。自衛隊員が見つけ、ボートで近づいて回収した。識別番号から、乗員に貸与されていたものと判明した。 見つかったヘルメットは無線通信を行うためのマイクや防音の耳当てがついた航空機用のもので、通常はパイロットや整備員が装着する。目立った損傷はなかったという。 事故機は6日午後3時56分、伊良部島北方の海域でレーダーから機影が消えた。ヘルメットが見つかったのは、消失場所から数キロ南の海上という。 周辺海域では10日も艦船や航空機による捜索が続いた。航空機5機のほか、潜水艦救難艦「ちはや」や掃海艇「ししじま」など艦艇3隻、海保の巡視船2隻が参加した。「ちはや」と「ししじま」は、海底の物体を音波で探知できるソナーを備えている。機体の一部は海底に沈んだ可能性があり、周辺を航行しながら調べている。 毎日新聞
沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊ヘリコプターが行方不明になった事故で、操縦士らが緊急事態の宣言や異常を知らせる機器の操作など、非常時の対応を取った形跡がないことが10日、分かった。救難信号も受信できておらず、陸自は緊急時の措置が取れないほど急なトラブルだった可能性があるとみて調べている。 陸自などによると、飛行が困難になるような異変が生じた場合、無線でエマージェンシー(緊急事態)宣言をして管制官に連絡する。自機の位置を伝える機器「トランスポンダー」を操作し、レーダー上に緊急事態の発生を示すこともできる。 ヘリはレーダーから機影が消える2分前まで、下地島空港や宮古島空港の管制官に位置などを報告。特段変わった様子はなく、緊急事態の宣言やトランスポンダーを操作した形跡はなかった。 陸自関係者は「飛行していたとされる高度約300メートルで制御を失えば、不時着でも20秒ほどしかない。対応の余裕もないほどの状況だったのではないか」と話した。 強い衝撃を受けたり、海水に触れたりすると自動的に救難信号を出す「救命無線機(ELT)」も搭載していたが、信号は確認されていない。機器の不具合か電源を入れ忘れた可能性があるという。
時事通信
東京・歌舞伎町の「ぼったくりバー」で男性客から不当に高額な代金を請求したとして男女16人が逮捕された事件で、警視庁保安課は、新たに、都ぼったくり防止条例違反容疑で、従業員の金井将馬容疑者(31)=渋谷区宇田川町=を逮捕した。グループのリーダー格とみられ、9日に新宿署に出頭してきた。容疑を認めているという。
保安課によると、グループは、男が女性を装ってマッチングアプリで男性客と約束を取り付け、待ち合わせた従業員の女が「知っている店がある」などと店に誘い込み、酒を大量に注文していた。女が待ち合わせ場所から店へ向かう際、男性客の財産を聞きだすなどしていたという。
逮捕容疑は、2月9日、歌舞伎町の飲食店で、男性客に飲食代として33万円を請求。ATMで10万円を引き出した男性客に「足りない。口座残高を見せろ」などと脅したとしている。
【速報】千葉・市川市の質店強盗事件19歳男3人逮捕 首都圏の強盗事件も関与か(2023年4月10日) - YouTube
今年1月、千葉県市川市の質店で強盗をした疑いで19歳の男3人が逮捕されました。3人はこれまでに10件の強盗や窃盗事件で逮捕などされていて、首都圏での強盗事件への関与も疑われています。 捜査関係者によりますと、19歳の男3人は1月9日午後7時ごろ、市川市にある質店に閉店直前に押し入り、ショーケースを割って高級腕時計など合わせて460万円相当を奪った疑いが持たれています。 このうち2人に関しては、去年12月に千葉県の君津市と八千代市でATMを荒らした窃盗未遂容疑でも逮捕されました。 3人は東京・北区の強盗致傷事件や渋谷区の貴金属店での窃盗事件などこれまでに10件で逮捕や書類送検されていて、他にも神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県で起きた5件の強盗事件への関与も疑われています。
【頭がい骨露出】猟犬に襲われ60歳女性が耳を食いちぎられる - YouTube
9日昼前、三重県度会町で、猟師が猟犬とともにイノシシなどの害獣駆除を行っていたところ、猟犬4頭が散歩中の60代の女性に噛みつきました。 女性は耳を食いちぎられるなどのけがをしました。 警察によりますと9日午前11時20分ごろ、会町火打石の町道で、近くに住む60代の女性が1人で散歩をしていたところ、猟犬4頭に襲われました。 女性は頭部を噛みつかれ、10センチ四方の大きさで頭皮を損傷し、頭がい骨が露出する状態だったといいます。 また耳を食いちぎられたということです。 ただ、骨折や臓器損傷などはありません。 女性は病院に運ばれ、集中治療室に入っているということです。 猟犬とともに猟を行っていた67歳の男性猟師は、「イノシシを追うために山に放った猟犬5頭のうち4頭が、女性を獲物と勘違いして襲った」と話しているということです。 警察は、猟師の過失傷害の疑いも視野に入れて捜査を進めています。
中国海軍の空母「山東」で“約120回”の発着艦 沖縄・宮古島の南海域|TBS NEWS DIG - YouTube
防衛省は、中国の空母「山東」が沖縄県の宮古島の南の海域を航行し、戦闘機などがおよそ120回、発艦や着艦を繰り返したと発表しました。 防衛省によりますと、今月7日から9日にかけて、宮古島の南、太平洋上の海域を、中国海軍の▼空母「山東」や、▼ミサイル駆逐艦など4隻が航行しているのが確認されました。 空母「山東」からは戦闘機などが飛び立ったり、着艦したりを繰り返し、その数は戦闘機がおよそ80回、ヘリがおよそ40回の合わせて120回に及んだということです。 防衛省は、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させるなどの対応をとったとしています。 中国軍は今月8日から10日までの予定で台湾周辺で軍事演習を行っていて、防衛省は関係がある可能性があるとみて情報収集・分析を行っています。