陸上自衛隊員10人が搭乗した多用途ヘリコプターが沖縄県・宮古島周辺で行方不明になった事故で、第11管区海上保安本部(那覇市)は22日、21日の日没をもって行方不明者の捜索を終了したことを明らかにした。 同保安本部によると、海上保安庁の大型測量船「平洋(へいよう)」による捜索も終了する。同保安本部は捜索終了の理由について、「関係機関と調整した上で総合的に判断した」としている。自衛隊は捜索を継続している。 読売新聞
【バンコク=津田知子】ミャンマーの独立系地元メディアは20日、国軍部隊が中部マグウェ地域に日本政府の無償資金協力で建てられた保健施設を攻撃し、破壊したと報じた。国軍は少なくとも男性1人を殺害し、男女約30人を拘束したという。 国軍は、民主派の武装市民が施設に潜伏していたと主張しているが、地元住民は「施設にいたのは住民や医療スタッフだけだった」と否定しているという。 国軍は18日、ヘリコプター上から保健施設に発砲し、その後地上部隊が突入した。建物や内部の医療機器は銃撃や砲撃で破壊された。 在ミャンマー日本大使館によると施設は2014年に寄贈された。分娩(ぶんべん)室を備えており、攻撃当時も出産を控えた妊婦が十数人いたという。日本大使館は「攻撃が事実であれば遺憾だ」としている。 読売新聞
安倍元総理の「暗殺成功してよかった」とんでもない発言をする島田雅彦法政大教授!典型的左翼リベラルにありがちな誤りを突く!(西田昌司ビデレター 令和5年4月21日) - YouTube
安倍元総理の「暗殺成功してよかった」 とんでもない発言をする島田雅彦法政大教授! 典型的左翼リベラルにありがちな誤りを突く! (西田昌司ビデレター 令和5年4月21日)
激しい戦闘が続くアフリカのスーダンで、民兵組織側が停戦に伴い、避難を希望する市民や外国人のために部分的に空港を開放する用意があると発表しました。 スーダン軍と戦闘を続ける民兵組織RSF=「即応支援部隊」は21日、ツイッターで声明を発表し、「避難を希望する国の市民が、安全に出国できるように空港を部分的に開放する用意がある」と明らかにしました。 「あらゆる協力や調整を提供する」とも述べています。 スーダンでは、戦闘が始まった15日以降、現地在住の外国人が身動きが取れず、国外に避難できない状況が続いています。 もし実現すれば、現地在住の日本人らの救出の可能性が高まることになります。 ただ、首都ハルツームにある国際空港は、激しい衝突が起きている重要地点で、完全な停戦が実現していないなか、本当に空港が利用できるようになるかどうかは不透明です。 テレ朝ニュース
防衛省は21日、中国軍の爆撃機2機が同日午後、沖縄本島と宮古島の間を飛行したと発表した。東シナ海と太平洋を往復した。これに対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応するなど継続的に監視を行った。 産経新聞
防衛省は22日、正規軍と準軍事組織の戦闘が激化しているアフリカ北東部スーダンからの邦人退避に向け、新たに航空自衛隊機2機が日本国内を出発したと発表した。先行して21日に出発しているC130輸送機1機に続く第2陣となる。政府は、アフリカ東部ジブチにある自衛隊の拠点で3機を待機させ、戦況を見極めながらスーダン入りが可能かを判断する。 防衛省統合幕僚監部によると、新たに飛び立ったのはC2輸送機とKC767空中給油・輸送機各1機で、21日夜から22日未明にかけて出発した。 スーダン情勢の悪化を受け、林芳正外相が19日、自衛隊機の派遣準備を浜田靖一防衛相に要請。防衛省は空自と陸上自衛隊からなる計約370人の統合任務部隊を編成し、先遣隊として連絡調整員5人を出発させた。政府関係者によると、スーダンには大使館員ら63人の邦人が滞在している。 産経新聞
スーダンで続く正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の武力衝突で、各国は自国民や外交団らの国外退避準備を急いでいる。外国人が多く居住する首都ハルツームでは空爆や市街戦に伴う犠牲者が増え続け、生活環境の悪化で生命の危険が差し迫っているためだ。 米国は20日、スーダンから米大使館員らの退避が必要な場合の支援を目的に、米軍部隊を周辺国ジブチに追加配備すると発表した。ただ、ハルツームの空港封鎖や不安定な治安情勢を理由に、「米市民の退避に着手するのは安全ではない」と強調。しかし、米メディアによると、スーダンでは米民間人1人の死亡が確認され、今後は市民の退避を急ぐ可能性がある。 各国の報道などによると、オランダは「あらゆるシナリオに備える」(フクストラ外相)として中東ヨルダンに輸送機2機を派遣。韓国も軍輸送機を派遣する見通しで、尹錫悦大統領は21日、「どんな状況でも在外国民の安全に最善を尽くすように」と指示した。インドは20日、「どこへ安全に連れ出せるか、戦闘や停戦の状況次第だが、不測の事態に備え複数の選択肢がある」(外務省報道官)と明かした。 一方で、ドイツは在留ドイツ人約150人退避のため19日に輸送機を送ったが、ハルツームでの戦闘激化で断念に追い込まれるなど、脱出は難航している。 衝突発生後、正規軍との演習に参加していたエジプト兵らがRSFに一時拘束されたが、その後無事に帰国した。地元メディアによると、エジプト情報機関などが関与し、拘束先からスーダン北部の基地へ陸路で移動後に軍用機で出国。一部の兵士は、仲介に当たるアラブ首長国連邦(UAE)や赤十字の調整で、ハルツームのエジプト大使館へ逃れたという。 時事通信
[ハルツーム 21日 ロイター] - 正規軍と民兵組織の軍事衝突が続くアフリカ北東部スーダンで、人道上の理由から合意された21日朝からの停戦も不発に終わり、衝突が始まってから7日が経過した21日も首都ハルツームで銃声が鳴り響いた。戦闘が激化する中、国連機関の国際移住機関(IOM)はこの日、職員1人が死亡したと発表した。軍事衝突が始まってからスーダンで死亡した国連職員は4人目。死亡した職員は男性で、家族を安全な場所に避難させようとした際に車が砲火を受けたという。 スーダンの正規軍と戦闘を続ける準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は、「イード・アル・フィトル(ラマダン明けの祝祭)」に合わせ、21日午前6時から72時間停戦に合意したとし、「市民を避難させ、家族に会う機会を与えるため人道回廊を設ける」としていた。 ただ目撃者によると、イード・アル・フィトルの早朝の祈祷が呼びかけられる中でも、首都の北部、西部、中心部で正規軍とRSFの兵士が銃撃戦を展開。正規軍は声明で「首都周辺の反政府勢力の温床を掃討する」と表明した。正規軍はこれまで空爆を中心に攻撃していたが、首都での地上戦が強化されたことで、停戦実現とは逆の方向に、戦闘は新たな局面に入った。 世界保健機関(WHO)によると、これまでに少なくとも413人が死亡、数千人が負傷。病院が攻撃を受けるなどしているため、最大2万人が隣国チャドなどに避難した。 国連世界食糧計画(WEP)は職員3人が死亡したことを受け、スーダンでの活動を停止。目撃者によると、数千人の住民が首都ハルツームから戦闘を逃れ、南部ゲジラ州や北部のナイル川流域などに避難しようとしている。 戦闘は首都だけでなく、西部のダルフール地方にも拡大。スーダンはエジプト、サウジアラビア、エチオピアのほか、不安定なサハラ砂漠南部のサヘル地域などに囲まれており、スーダンの情勢不安でこの地域の緊張が一段と高まる恐れが指摘されている。 こうした中、スイスは21日、スーダンから自国民を避難させる方法を検討していると表明。スウェーデンは大使館職員と家族の速やかな帰国を計画しているとした。 米国のオースティン国防長官は、米軍は在スーダン米国大使館員の避難を含む選択肢を準備していると表明。ただ、現時点では何も決定されていないとした。 Reuters