Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

足利フラワーパーク 大藤

2016-08-11 22:40:47 | 関東地方




栃木県足利市にある「足利フラワーパーク」は日本有数の藤の名所。
遠方からも多くの観光客が訪れる花のテーマパークです。

その中でも日本一と云われる「大藤」は一見の価値ありといつかの雑誌で読んだことがあったため、WSに訪れてみました。

群馬県と栃木県を結ぶJR両毛線の富田駅から徒歩分ほど。
足利フラワーパークは早川農園を前身とする花のテーマパークであり、1997年にこの地に開園したといいます。
四季それぞれの花の咲く園内の中、最大の見どころが大藤。

藤の花が咲く4月の下旬から5月上旬にかけて、 大藤まつりが開催されています。
早川農園時代から大切に育てられた大藤は樹齢130年ほど。

大藤以外にも多種多様な藤の花が咲き乱れる園内は桃源郷のよう。
一生分の藤を見たような気持ちになったのでした。












薄紫の上品な色が涼しげな大藤。
栃木県の天然記念物にも指定された古株です。
 


すべて同じ幹から生えています。
 人工的に支えているとはいえ、ここまでの大きさになると驚きを隠せません。

 
 

日が射し込んで、シャワーのよう。
130年の歳月を経ても瑞々しい花を毎年咲かせています。

 人が手を加えることで美しくなる園芸もまたよいものです。




 園内にはほかにツツジやシャクナゲも咲いていて、まさに花の楽園です。
その分、ハチやアブのような昆虫もたくさんいます。
ここでは花粉を運ぶ昆虫の姿も和ましいものです。 



八重黒龍と呼ばれる藤はラベンダーのような色彩。
大藤よりもちょっぴり濃い色をしています。


 

花びらもひとつひとつが大きいためか、遠目から見ると葡萄のようにも見えます。
遠くの白藤との対比もよいです。



白藤のトンネルは長さ80m。
こちらも栃木県の天然記念物に指定されています。
 生命力の溢れる幹は龍を連想します。
 

 

白藤の壁は、高さ10mはありそうな骨組みに葡萄のようにたわわに生る白藤が見どころ。

 


園内最奥にある藤のドーム。
 

 

きばな藤のトンネル。
菜花のような色をしています。
他の藤より見頃が半月ほど遅いようで、 まだ5分咲きでした。



小高い丘から色とりどりの園内を俯瞰。



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