浅草の浅草寺からほど近くの場所に花川戸公園はあります。
檻の付いた動物園のような児童遊具があってその隣には人口の池があり、これを姥ヶ池と呼びます。
昔、浅茅ヶ原というところで旅人に宿を貸していた老婆とその娘がいて、
娘が旅人を招き、寝静まると老婆は石で旅人を殴り殺すというシステムで生活していました。
しかしいつも通り、老婆が旅人を殺すとなんとそれは自分の娘。
それから老婆は悲しみに暮れこの池に身を投げたといいます。
それが姥ヶ池の由来です。
しかし池は埋立てられ今の姿になっています。
とはいえ、この話は福島の鬼婆伝説に少し似ているところがありますね。
■姥ヶ池写真■
手前は姥ヶ池之碑と説明版
説明版
姥ヶ池。
水は引いてしまっている。