東京都江東区にある東京都近代美術館は現代美術館としては国内最大級です。
開館は1995年。開館20周年を迎えた現在でも、古さを感じさせない建築も見事。
三ツ目通りに面した入り口から、常設展示室まで続く回廊は自然光が射し込む明るいつくり。
木場公園に面した南側がガラス張りになっていて、木々を眺めることもできます。
最近では色とりどりのソファが置かれていて、来館者の人気を博しているようです。
常設展はMOTコレクション展と呼ばれ、常時開催されています。
展示室は館内の1階と3階にあります。
この美術館は約4700点と、非常に多くのコレクションを有しており、常設展も企画展開催期間に合わせて展示替えを行っています。
そのため、何度訪れても新しい作品に触れることができ、リピーターも多いよう。
2015年は開館20周年にあたる年なので、コレクション展でも様々な企画が行われています。
中でも、「東京コレクション」と呼ばれる展示では、世代を越えた東京にまつわる作品が集められています。
多様なコレクションを有している美術館ならではの展示です。
企画展示室は地下1階、地上1階、3階の3ヶ所にあります。
2階分を同じ展覧会で使用する場合もあれば、3ヶ所とも別の企画展が行われていることもあります。
国内外の幅広いテーマ・ジャンルの企画展を開催しており、2つ以上の企画展が催されているときはセット券も発売されています。
展示室は天井が高く、広々とした印象で、巨大なインスタレーション展示にも対応しています。
時折、写真撮影が可能な展覧会も開催されているので、コンデジがあると嬉しいです。
企画展・常設展とも入館料が必要ですが、ミュージアムショップやカフェなど誰もが利用できる施設もあります。
建築を眺めるだけでも見ごたえあり。
野外にいくつかのパブリックアートも設置されているので、散策もおすすめです。