
人間というものは、ふだん大して創造性を発揮しなくても、
他人の悪口や悪態になると・・・・
途端に豊かな造語能力を発揮するものらしい・・夏目漱石の小説など
長々と人の悪態をつくところがある・
これが勝手に作った言葉なので、相手に直接刺激しない効用もある。
【朴念仁】も、しいて言えば・・・
わからずやと言った罵り言葉だが、言われてもあまり腹が立たない。
一説には、【論語の剛殺朴訥(ボクトツ)、仁に近し】という・・
むしろ誉め言葉から来ていると言われるが、これなら腹も立たない。
私は,【黙然人】から来ていると考えるが・・・・
これも誉め言葉に近いのではないだろうか。
