伊藤博文以来・・99代目の日本の首相だったがこれほど無残な退陣劇はない。
再度総裁にと内閣改造をしようとするなど、自らの延命のため迷走を重ねたが策尽きてしまった。
新型コロナウイルス爆発的に拡大し、医療逼迫の中で病床も増やさず入院基準を厳格化して、
自宅療養を拡大するという危険な決定を専門家にも、さらに与党にさえ相談せずに、
独断で行うなど政府の強権的な姿勢が目立ち、医療資源が限られている中で、ない袖は振れない
優先順位をつけようという中で、ワクチンなどの対策で収まるという希望的観測の結果、
袖がないのに築くのが遅れた上に、いろいろの対策が後手後手で中身なしの硬直的なもの
だったので国民に反感を買ってしまった・・・
場当たり的な政府の対応について【コロナ敗戦】無謀な作戦で多数の犠牲者を出した太平洋戦争
末期になぞって【TOKO2020】を【インパ-ル2020【などとネット上では言われている。
行政の縦割りや既得権前例主義の打破を掲げて、国民のために働くと意気込んでいたが、
矢継早に打ち出した肝いり政策も実現への道筋もついていないものが少なくない。
自分に都合の良い事を云う人は味方に、厳しい事を云う人には追い出す人事で人を
掌握する古いタイプの政治家であろう・・・最後にすがった知恵袋は小泉進次郎だが、
小泉進次郎と連携しアピ-ルすれぱ、支持率アップにつながると思い官邸に日参させたが、
進次郎には、かっての輝きなくメッキがはがれた人寄せパンダ頼みは菅の苦境を物語っている。
細田派・麻生派・二階派から支持を得ず、最後の切札を封じられ結局支える人がいなかった。
本人の強い意志で開催されたはずのパラリンピックはまだ続いている関係者に
どう説明するのか❔国際的にも理解されるのか❔・・・これ幸いと総理目指して乱立だ。
日本国を平和と安定を望む思考力ありか❔政治の欲望に基づく対応は終わりにしてほしいものだ。