安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

ビットコインについて考えさせられること

2019-08-07 22:33:44 | 政治
暗号貨幣について、私自身はどちらかというと肯定的な見解を持っている
いや、というよりも、暗号技術そのものが今後果たすべき分野はとてつもなく広い
モノのインターネットと言われるIOTというものがある。
その、IOT技術の根幹をなすものが、暗号技術だからだ

もし、暗号技術が不十分だったとしよう、その場合、どういうことが起こるか?
それは、社会インフラそのものが、テロやハッキングに極めて弱い社会、不完全な未来社会となるということを意味する

モノのインターネット技術は、例えば、交通信号同士の情報交換、そして、例えば、個人のカーナビと信号機の情報交換などもこなすようになる
そうすると、各個人の行き先情報をインターネットでつなぎ、最適な交通信号の状態をAIが考えて制御するようになる
そのような技術なのだ。

もうひとつ例えると、人々の公共交通の予約状態によって、電車などのダイヤをAIが制御して、増発便を上手く制御したりするようになる
つまり、モノとモノとの間をつなぐ情報通信と制御の肝になるのが暗号技術なのだ

そうして考えてみると、ブロックチェーンという技術は、一見セキュリティーが高く、良いように見えるのだが
実は様々な問題点があり、これから先のIOT技術には応用できないのではないか?と思えてならない
ブロックチェーンは、情報を交換するたびに台帳の書き換えを世界中のコンピューターが行う
そして、早く暗号を解き、多数を取ったものが最終的な結論として残される
その台帳暗号を解くために、世界中のコンピューターが莫大な費用をかけて安全性を担保しているという、そういう技術だ
しかしそれは、暗号技術自体が不完全なものであるがゆえに、多数による監視が必要であり、非常に効率が悪いのも事実である

ビットコインは、物凄く高いセキュリティーに守られているように見えるが
実は、今、ビットコインのマイナー(暗号を解く業者)が、増え続ける暗号情報によって経費がかさみ、費用対効果を得られず
撤退を余儀なくされ始めている
マイニングの報酬そのものが目減りしてきて、マイナーの数が減りはじめたとき、これまでと同じような安全性が保たれるのか?
そして、量子コンピューターのように超高性能なコンピュータが普及を始めたとき、安全性は確保できるか
その段階において、ビットコインは最大の危機を迎えるだろう

暗号資産、仮想通貨については、根本的な問題もまだある
だが、ブロックチェーンという技術そのものは、それほど磐石なものではない
ビットコイン神話は、本当の意味で51%攻撃のようなことが起きたとき、ガラガラと崩れ去ることだろう

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人権重視リベラルの二重基準

2019-08-07 05:51:32 | 政治
マスコミで香港問題をほとんど取り上げなくなった。他国の問題だからというのが理由かもしれないが、それにしても人権を擁護する左派の、この二重基準はなんだ?香港の市民は老いも若きも必死である。世界に対して必死にアピールし、助けを求めている。この意味を分かっていながらできるだけ小さな報道に努める日本のマスコミの姿勢は、異常な状態にししか見えない。トランプ大統領をはじめアメリカは対中国に対して完全な対決姿勢である。着々と手を打っており、共産党のやり方を封じ込めようとしている。私は日本政府は対中国、対香港姿勢において、アメリカと反対の歩調をとっていることが残念でならない。対中国問題は対岸の火事などではない、日本にとって明日は我が身なのだ。観光客の数を増やして仲良くしようなどという段階ではない。政治に筋を通せ、それだけが言いたいことである。
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