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デジタル人民元について・・・その危険性の研究

2020-09-20 02:46:53 | 政治
デジタル人民元の危うさについて認識している人はまだ少ないでしょう
ですが、そろそろコレにも触れておかなければならないでしょうね

まず。。。この中共の試みにはいくつかの目的があるのは間違いありませんが
一番の目的は、やはりドルに代わる決済通貨(基軸通貨)としての地位を確立することでしょう
今現在、仮想通貨の世界はルール作りの真っ最中であり
固定化されたプラットフォームが確立している訳ではありません
世界では、数多くの取引所というものが存在していますが、国ごとにルールが違うため
統一のルールがありません
ですから、非常に厳しい国もあれば基準ルールのゆるい国もあるわけです
ですが今後、仮想通貨やデジタル通貨の取り引き形態として主流になってくると思われるのが
各個人のスマホにダウンロードされたアプリによる個人間の直接取り引きです
各人がスマホ携帯の中にお財布アプリを仕込み、送金と入金を個人間で行えるようにするシステムです
実は、この個人間決済というものがかなりの曲者でヤバイのです
まず、今現在ブロックチェーン技術はほぼ安全だと言われていますが、アプリはそうではありません
デジタル人民元を使うということは、中国製の専用アプリをダウンロードするということで
それだけでも>>???。。。となってしまうほど危なそうなシロモノですが、実際危ないですね
中国製のアプリなら、個人情報はダダ漏れ間違いなしです!!
TikTokのようにスマホ内の個人情報を盗むようなプログラムも仕込んでいるでしょう

この、個人間取り引きをスマホアプリ経由で自由自在にできるようにすることで
今後、ビットコインの地位は脅かされ、ビットコインの基軸性(仮想通貨の基軸)にも
影響が出てくることは考えられます
今はビットコインが仮想通貨の中の基軸になっていますが
取引速度の遅さが致命的ですので、主流の取引形態が変化することで
基軸になるものが交代する可能性があるのです
おそらくはアプリ内でデジタル人民元を使って仮想通貨が買える
そのような取引所連動型のアプリになる可能性があります

しかしね、私は思うのですが、このデジタル人民元。。。中国の崩壊に一役買うかもしれません
基軸通貨の地位を確立するには、求められるものがあります
それが「取り引きの自由が保証されていること」なんですね
国家の信用を生かして基軸通貨を作ろうとするならば
取り引きに自由性がなければ無理です
ビットコインやイーサリアムといった基軸性の高い仮想通貨の資金を取り込むには
ビットコインやイーサリアムでデジタル人民元が自由に買えなければならない
ならば当然、逆にデジタル人民元もビットコインに交換できなければならないわけです
今の状態で自由な取り引きを許せば、中国国内の資金がどんどんビットコインなどに流れる
というような現象が起きることも考えられます
資金流失が続けば、さすがに元の価値を支えることはできません
かと言って、そこで交換を止めたり、追跡機能で海外に逃げた資金を追いかけたりすれば
その時は元そのものの信用が地に落ちることになります

デジタル人民元とはどのような形態になるのか?まだ確たることはわかりません
しかし、銀行口座を持たない国民の多い新興国に普及させ、使わせようというのですから
ある程度自由な決済、送金ができなければなりません
今の段階で、新興国にデジタル人民元を自国通貨で使うようにするとか、それは無理な話でしょう
それを受け入れるということは、中国の植民地としての地位を受け入れるということですからね

コメント
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