安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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アメリカ連邦最高裁がテキサス州の訴訟を却下 今後の予測

2020-12-12 19:07:29 | 政治
大変残念なことですが、連邦最高裁がテキサス州の訴えを却下(棄却)しました
これは判決として否定したということではなく、当事者適格に問題があるから”受け付けない”
ということだったようです

私自身、正直、この可能性は5分はあると思ってはいました
どう言い訳したところで、判事たちがこの重荷に耐え切れなかった、というのが正直なところだったのでしょう
ただ、この最高裁の判断は、どのような決断を下したところで、今後の混乱を止めることはできなかったでしょう
もしここで訴訟を受け入れ、違憲判決を下せば、ブルーステート側の州から激しい批判が巻き起こり
暴動などが起きて、アメリカ中が大混乱になった可能性があります
しかしながら、今回の棄却でことはおさまるのか?というと、これは間違いなく大変なことになります
この棄却は、火に油を注ぐ結果になったことでしょう

少なくとも、アメリカの半分の国民は結果に納得せず、バイデン氏を大統領と認めない、ということになると思います
どちらにしても、これでバイデン政権の誕生が一歩近づきはしたわけですが
もしそのようなことになれば、その暁には、国家としての大混乱が待っているはずです
政府の決定に従わない州が続発することになると思われます
バイデン氏にその混乱を収めることはまず不可能だと私は予想します
カマラハリスにも無理。。。彼女がやりたかった極左の政策。。。大増税や規制強化、フラッキングの禁止や脱石油
こうしたことを強行すれば、間違いなく、国が分裂しかねないほどの混乱になる可能性が高いと言えるでしょう

もはやこの最高裁の棄却問題で、アメリカのSNSなどのメディアは騒然としているようです
時間が経って、同じような判決を続けていけば、最後には国民の怒りは頂点に達するでしょう
アメリカは政治に関心のない「寝た子」まで起こしてしまった可能性があります


とにかく、まだこれからどう転ぶかわからない、注視してまいります

それではまた、WITH SAVIOR !!
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テキサス州はなぜ重要なのか?最高裁判断が間違えばアメリカは分裂する

2020-12-12 09:18:27 | 政治
アメリカの建国の歴史を深く理解する日本人はほとんどいないでしょう
アメリカ合衆国は、一つ一つが国として独立してもおかしくない各州が、ひとつの憲法のもとに集結して出来た国です
なかでもテキサス州は特別な意味を持った州であることをご存知でしょうか?

テキサス州を歴史的に見ますと
スペイン領 1690年~1821年
メキシコ領 1821年~1835年 メキシコ合衆国 コアウイラ・イ・テハス州の一部
テキサス共和国(独立国) 1835年~1845年
アメリカ合衆国 1845年~

テキサスカウボーイで有名なテキサス州ですが、アメリカでカリフォルニア州についで人口が多く
約2500万人の人が住んでいます
テキサスの歴史を見ると、メキシコ合衆国から独立して共和国を作った経緯が非常に面白いのです
合衆国というのは、それぞれ独立性の高い州が一つの憲法のもとに集まって国を形成するわけですが
テキサスはメキシコから独立するために独立戦争まで起こしています(テキサス革命)
その理由は、当時のメキシコ合衆国大統領アントニオ・ロペスが想起した新憲法に反発してのものでした
簡単いにうと、当時のメキシコ合衆国が州の独立性を認めない中央集権的な憲法を制定したため
関税など、政府に対する不満が爆発して独立運動につながったわけです
テキサスは非常に独立不羈の精神の強い土地柄なんですね

では、そのテキサス州がなぜアメリカ合衆国の一部になったのか?
それはテキサス共和国に莫大な借金があったからだ言われていますが
しかし本当はもっとほかに理由があったはずです
アメリカの理念には、「一つの憲法の下で、強い国を創る」という目的があります
その理念に賛同して、各州がアメリカ合衆国を形成しよう、という目的のために集まったのです
ですから、今現在でさえ、各州が憲法に不満を募らせれば、合衆国から分離独立することがありうるのです

テキサス州はもともと石油業界などが盛んだったと思います
もしバイデン氏が当選すれば、フラッキング(シェールガスを採掘するときに使う水圧破砕法)
が禁止される方向に行くのはほぼ確実です
彼らテキサス州から見れば、合衆国憲法の規定によって正当に大統領が選出されるならその判断に従うけれども、
「不正選挙によって不当に捻じ曲げられた選挙結果に従う意思はない」、ということなのでしょう

こうして見てくると、憲法の理念が守られなければ、これはアメリカ合衆国の崩壊が起きる
これは夢物語でもなんでもありません
こうした背景を考えれば考えるほど、今回のテキサス州の訴訟には物凄い重みを感じます
どうやら、連邦最高裁にサジは投げられた感があります

もし、ここで連邦最高裁が訴訟を棄却したり、否決判断を下せば
その決断は完全に国を二分、三分し、国が内乱状態になるでしょう
このことを理解するマスコミはあるか?大事なことなのに、国民に伝えない
その事の深刻さが理解できないということは、本当に悲しいことですね

それではまた、WITH SAVIOR !!
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