全体主義というと、ファシズムと言いますか、ナチスドイツのことを思い浮かべる人が多いと思います
何とか主義、というぐらいですから、なんだか「独裁主義」のような印象を持っている方が多いだろうと思います
しかし、言葉の定義はさておき、全体主義というのは何らかの主義主張のことを言うのではありません
分かりやすく言うなら。。。日本的に言うとするなら、「空気」なのです
ハンナ・アーレントは、全体主義について研究し、「全体主義の起源」という著書の中で、全体主義の正体を明らかにしようとしました
その著作は今日、全体主義研究に欠くことのできない研究となっています
この全体主義の正体、「悪」とは何であるのか?それは「凡庸」だとアーレントは言います
凡庸とか虚無(ニヒリズム)とか言うのもですが、これは、「思考停止状態」とか、「何も考えられない状態」のことを言います
つまり、全体に従うことが正しいこと。。。と、そう思い込んでしまって、論理的思考が何も出てこない状態
盲目的に「正しい」と信じ込まされて、全体の考えに盲目的に流される状態のことなのです
こういった状態になった人のことを「凡庸」と言ってるのです
以前、高齢者住宅に入所している高齢者の方から何度も相談があり
「私はワクチンをどうしても打ちたくないの、なのに何度も施設の人が来て「打ちましょう」と言ってくるの」
「何度かことわったのに、今度は「打たなければ誰にも面会させませんよ、ご家族にも誰にも面会させませんよ」と言われたの」
「他の人(入居者)にも、私が打たないことをしゃべったみたいで、ほかの人から噂されているらしいの、ほかの人から避けられているの」
おおむねこういう相談でした
私はその方に
「ただ「打ちません」とむげもなくことわってしまったら角が立つから、とりあえず、主治医の先生に相談して、体調がよくなったら時期を見て打とうと思います。。。と、上手に引き延ばして、ワクチン接種のその後の様子を見てから決めたらどうですか?」
とアドバイスしました
どうやらその人は施設でずいぶん居心地が悪くなっているらしいのですが。。。実はこれが「全体主義」そのものだと言ったら
多くの人は驚くのではないでしょうか?
以前にも言いましたが、ワクチンが本当にパーフェクトなもので、打った人にはうつらないものなら、一人打たない人がいても全く問題ありません
ですが、ワクチンの基本的な効果は、「症状を軽くするだけ」なのです
つまり、ワクチンを打った人でもうつることもあればうつすこともある。。。
であれば、打たない人を批判する根拠って何なのでしょうか?論理的に考えればおかしいのですが、ここには頭が働かず
「全体がこうなっているから全員打たなければいけない」という思考になるわけです。。。これをニヒリズム(虚無)と言い
全体の空気によって支配される恐怖を「テロル」と呼びます
このテロルは、最終的には暴力のようなものにまで発展するわけですが
そこまでいかなくても、人間の行動の自由を奪い、拘束し、挙句の果てには従わないものに罰則を与える。。。などというところまで行くわけです
今は始まっていますね。。。自治体の命令に従わない飲食店に「罰則を与えるべき」という方向に、エスカレートしています
こうなると、完全に全体主義に流れていき始めている状態です
これがもっとエスカレートしますとね
例えば、小池知事が「あそこの飲食店でコロナの集団感染がありました、行政命令に従わない飲食店は罰則を強化すべきです」
などということを言うわけです。。。そうしましたら、エスカレートしてヒステリックになった人が
「あの居酒屋の経営者は人殺しだ、傷害罪(殺人罪)を適用すべきだ、刑法犯にすべきだ」
などと言い始めて、次第にエスカレートしていきます。。。これがテロルであり、全体主義なんですよ
そういう流れがエスカレートしていけば、飲食店を監視するような監視警察のようなものができたり。。。現実にできてますよね
そういう、極端な方向へと世相が流れていくのです
考えてみれば、飲食店を営業しているだけで何で殺人罪になるのか?刑法犯になるのか?
この、ちょっと冷静になって思考することが、凡庸さゆえにできなくなるわけです
この全体主義とは戦わなくてはならないんです。。。きちんと、それが全体主義なんだと、多くの人に周知させる必要があります
全体主義に対しては、戦わなければならないんですよ
かつてのドイツだって、ユダヤ人を監視していたのはナチスじゃありません、一般のドイツ人なのです(笑)
これを日本人は知らないんですね。。。ユダヤ人を監視して、通報したりしていたのがドイツ人です
これは歴史の汚点として。。。凡庸さゆえに悪を犯す典型例なのです
冷静になって考えてみれば、コロナウイルスは感染していても無症状の人が多く、死亡率は0.1~0.5パーセント程度なんですよ
それも高齢者がほとんどです・・・誤嚥性肺炎やインフルエンザと大して変わらないということを冷静に受け止めるべきで
メディアの恐怖報道をあまり見すぎないように注意すべきだと思いますよ
冷静に考えてください、お店を開けたり居酒屋を開けたりしている人たちは、「犯罪人じゃない」のですよ
頑張ろうとしている立派な人たちです
全体主義は人々の凡庸さ、パニックで頭が真っ白になった状態から始まるのです
そこを忘れてはならないのです
ちょっと思いいたったのですが。。。
高齢者施設が高齢者にワクチン接種を半強制するのは、もしかすると周辺住民への評判、監督官庁からの圧力。。。高齢者が来なくなるという恐怖
こうした「テロル」に支配されて、「なんとか打たせなくては」と、なっているのかもしれませんね
何とか主義、というぐらいですから、なんだか「独裁主義」のような印象を持っている方が多いだろうと思います
しかし、言葉の定義はさておき、全体主義というのは何らかの主義主張のことを言うのではありません
分かりやすく言うなら。。。日本的に言うとするなら、「空気」なのです
ハンナ・アーレントは、全体主義について研究し、「全体主義の起源」という著書の中で、全体主義の正体を明らかにしようとしました
その著作は今日、全体主義研究に欠くことのできない研究となっています
この全体主義の正体、「悪」とは何であるのか?それは「凡庸」だとアーレントは言います
凡庸とか虚無(ニヒリズム)とか言うのもですが、これは、「思考停止状態」とか、「何も考えられない状態」のことを言います
つまり、全体に従うことが正しいこと。。。と、そう思い込んでしまって、論理的思考が何も出てこない状態
盲目的に「正しい」と信じ込まされて、全体の考えに盲目的に流される状態のことなのです
こういった状態になった人のことを「凡庸」と言ってるのです
以前、高齢者住宅に入所している高齢者の方から何度も相談があり
「私はワクチンをどうしても打ちたくないの、なのに何度も施設の人が来て「打ちましょう」と言ってくるの」
「何度かことわったのに、今度は「打たなければ誰にも面会させませんよ、ご家族にも誰にも面会させませんよ」と言われたの」
「他の人(入居者)にも、私が打たないことをしゃべったみたいで、ほかの人から噂されているらしいの、ほかの人から避けられているの」
おおむねこういう相談でした
私はその方に
「ただ「打ちません」とむげもなくことわってしまったら角が立つから、とりあえず、主治医の先生に相談して、体調がよくなったら時期を見て打とうと思います。。。と、上手に引き延ばして、ワクチン接種のその後の様子を見てから決めたらどうですか?」
とアドバイスしました
どうやらその人は施設でずいぶん居心地が悪くなっているらしいのですが。。。実はこれが「全体主義」そのものだと言ったら
多くの人は驚くのではないでしょうか?
以前にも言いましたが、ワクチンが本当にパーフェクトなもので、打った人にはうつらないものなら、一人打たない人がいても全く問題ありません
ですが、ワクチンの基本的な効果は、「症状を軽くするだけ」なのです
つまり、ワクチンを打った人でもうつることもあればうつすこともある。。。
であれば、打たない人を批判する根拠って何なのでしょうか?論理的に考えればおかしいのですが、ここには頭が働かず
「全体がこうなっているから全員打たなければいけない」という思考になるわけです。。。これをニヒリズム(虚無)と言い
全体の空気によって支配される恐怖を「テロル」と呼びます
このテロルは、最終的には暴力のようなものにまで発展するわけですが
そこまでいかなくても、人間の行動の自由を奪い、拘束し、挙句の果てには従わないものに罰則を与える。。。などというところまで行くわけです
今は始まっていますね。。。自治体の命令に従わない飲食店に「罰則を与えるべき」という方向に、エスカレートしています
こうなると、完全に全体主義に流れていき始めている状態です
これがもっとエスカレートしますとね
例えば、小池知事が「あそこの飲食店でコロナの集団感染がありました、行政命令に従わない飲食店は罰則を強化すべきです」
などということを言うわけです。。。そうしましたら、エスカレートしてヒステリックになった人が
「あの居酒屋の経営者は人殺しだ、傷害罪(殺人罪)を適用すべきだ、刑法犯にすべきだ」
などと言い始めて、次第にエスカレートしていきます。。。これがテロルであり、全体主義なんですよ
そういう流れがエスカレートしていけば、飲食店を監視するような監視警察のようなものができたり。。。現実にできてますよね
そういう、極端な方向へと世相が流れていくのです
考えてみれば、飲食店を営業しているだけで何で殺人罪になるのか?刑法犯になるのか?
この、ちょっと冷静になって思考することが、凡庸さゆえにできなくなるわけです
この全体主義とは戦わなくてはならないんです。。。きちんと、それが全体主義なんだと、多くの人に周知させる必要があります
全体主義に対しては、戦わなければならないんですよ
かつてのドイツだって、ユダヤ人を監視していたのはナチスじゃありません、一般のドイツ人なのです(笑)
これを日本人は知らないんですね。。。ユダヤ人を監視して、通報したりしていたのがドイツ人です
これは歴史の汚点として。。。凡庸さゆえに悪を犯す典型例なのです
冷静になって考えてみれば、コロナウイルスは感染していても無症状の人が多く、死亡率は0.1~0.5パーセント程度なんですよ
それも高齢者がほとんどです・・・誤嚥性肺炎やインフルエンザと大して変わらないということを冷静に受け止めるべきで
メディアの恐怖報道をあまり見すぎないように注意すべきだと思いますよ
冷静に考えてください、お店を開けたり居酒屋を開けたりしている人たちは、「犯罪人じゃない」のですよ
頑張ろうとしている立派な人たちです
全体主義は人々の凡庸さ、パニックで頭が真っ白になった状態から始まるのです
そこを忘れてはならないのです
ちょっと思いいたったのですが。。。
高齢者施設が高齢者にワクチン接種を半強制するのは、もしかすると周辺住民への評判、監督官庁からの圧力。。。高齢者が来なくなるという恐怖
こうした「テロル」に支配されて、「なんとか打たせなくては」と、なっているのかもしれませんね