安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

運命に負けない生き方。。。及川幸久さん

2021-04-11 08:22:15 | 政治
及川幸久さんと三橋貴明さん、二人の政治評論家の違いについて、続きを書きます

今日は及川幸久さんの動画から
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2021.04.10【米国】トランプ熱烈支持コーヒー会社が銀行から取引停止の圧力❗️が、その後売り上げ80倍に‼️トランプと共に運命と戦う人々を応援しよう❗️【及川幸久−BREAKING−】

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2021.04.10【米国】トランプ熱烈支持コーヒー会社が銀行から取引停...

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動画をご紹介いたしましたのは、及川さんの「人間学」に注目してほしかったからです
動画の中で、及川さんはノーマン・ビンセント・ピール博士のこの言葉を引用しています
「重要なのは目の前にある現実ではない、その現実に立ち向かう我々の心の持ち方、心の態度なのだ」
私の座右の書であるナポレオン・ヒル博士の「悪魔を出し抜け」でも、同じようなことが書かれています
「失敗に恐怖する心を、お前の心の中に、「一瞬たりとも」入れてはならない」
つまり、心の中にある恐怖心を、徹底して追い出せ、と言っているんです

スマイルズの自助論の中にはこうあります
「国家の発展は、人民各自の勤勉の力と真面目な行いとが総合して現れるものである。国家の衰退は、人民各自が怠慢で利己的になり、悪行が積み重なった結果である。そうであるならば(中略)愛国心に厚く、博愛の精神に満ちた人は、法律を改正し制度を整えることによってではなく、ただひたすら力を尽くして人びとを励まし教え導くことによって、人びとが自分自身をよく律し、意見を述べ、良心を尊び、善を行わせるように仕向けるのである。」

実際、目の前にある現実をそのまま受け入れることは簡単です、それは反射的なものだからです
例えば、コロナの罹患者の数を数え上げて恐怖するのは普通のことではあるのですが、
残念ながら、人々の恐怖心を煽れば煽るほど、現実がその恐怖に近づいていきます
人間の心には、信じることによって現実を引き寄せる物理的な力が存在します
恐怖心というのは、その目の前の現実を信じているからこそ起きる心の反応なので、その恐怖の対象をますます引き寄せます
積極的で明るい心は、免疫力を上げ、ウイルスに感染しにくくなるという効果があるそうですが
それだけではなく、心の中でまったく信じていないことを物理的に遠ざける効果がある、という心の作用にも注目すべきなのです

問題は「制度を整えればよくなる」という考え方です
「コロナで働けない、お店を閉めなければならないなら、その分を国や行政が補填すべき」という考え方は
一時的にはいいのかもしれませんが、ある程度のところで切り替えなければいけません
人間は「自らの心で、努力で、運命を切り開く」という精神を忘れてはいけないと思うのです

MMTでお金を発行して人々を救う、という考え方は、国民の精神を蝕むものが入っていると私は率直に感じます
たとえコロナであっても、どこかで奮起して頑張らなければ、国の援助に頼る国民性が蔓延してしまいます
そうなったとき、もはや国は成長どころか、衰退の道しかないと思うのです
アメリカの保守層の多い地域では、コロナに負けず頑張ろうという機運が盛り上がっています
日本こそ、アメリカやヨーロッパなどよりはるかに被害は小さいのですから、もっと奮起して国を立て直すべく頑張るべきだと思います

及川さんは、政治コメンテーターではあるけれども評論家でも学者でもない
人びとを啓蒙し、励ます、真の政治家になる素質がある。。。そう感じます
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無税国家について考える。。。補足

2021-04-11 00:31:37 | 政治
また補足することになってしまいました
前回の日記で私は、国家の予算を単年度制から複数年度制にすると書きましたが、これは里村さんがおっしゃられた通りです
なぜ複数年度制が良いかというと、日本は憲法で予算を単年度制にすることが定められており、単年度制の一番悪い特徴が
「予算を使い切らなければいけない」
という点にあるからです。。。これは里村さんもその意味でおっしゃられたのだと推察します
国家予算を複数年度制にして余らせてもいいようにすることが第一点

もう一つ、予算の一部を積み立てて「外貨建てで運用する」と書きましたが、なぜ外貨建てなのかを説明しますと
それは単純に、日本政府の外貨準備高を上げるためです
ドル建てで運用し、ドル資産を増やせば、日本政府のドル保有率が上がります
その増えたドル資産を担保に政府紙幣を発行するわけです。。。つまり、日本銀行券ではなく、日本政府発行券です
これは、中国政府が貿易黒字で得たドルを担保にして信用不足の元を発行するのと同じです
通貨発行の担保として、外貨であり基軸通貨のドルの保有量を増やす。。。これは考え方として理にかなっていると思います
つまり、政府が増やしたドルの価値に相当するだけの日本円を、日本政府が発行するとなれば、政府紙幣の信用が落ちることはありません

これを補足として書いておきます
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無税国家について考える。。。続き

2021-04-10 22:28:15 | 政治
中途半端で終わらせることはできないので、無税国家論は可能か?というテーマでもう一回日記を書きます

税金を政策調整の道具として考えるのがMMTの基本的な考え方なので、無税だと政策調整ができず、インフレの調整もできない
という意見もあるかと思います
しかしながら、私は政策調整の道具として政府のお役人によって、恣意的に税金の額を決められることは納得できないタイプですので
税金はできるだけ安いほうがいいと思うのです
要するに、国家のために仕方がないものであったり、国のお世話になっていることに対して税金を払うなら、それは納得するが
役人の一存で税金の多寡を決められるなど、御免こうむりたいです。。。税金の額を誰かに「意図的に」決められるのは納得できない
ですが、本当に援助が必要な方に税金が向けられるなら、それは「与える愛」として、喜んで税金を払うことでしょう
税金とは、本来そういうものであるべきだと思うのです

本来、国家の基本的な役割は、「夜警国家」です
つまり、国民の生命と安全と財産を守ること、治安を維持すること、これが国家の役割ですよ
今は政府の機能が肥大化しすぎており、税金を高くしないと回らない体制になっている
余計なものをそぎ落としていくことも、税金を安くするには必要なことです

私は税金はできるだけ安く、人道的な寄付行為によって国家が回っていくような状態が理想的だと思います
つまり、税金は安いが民度が高いため、篤志家からの寄付によって必要な人に援助が与えられる。。。
お金を稼いだ人が社会への感謝・報恩のために寄付的納税を行い、社会全体がその寄付を称え、祝福する風潮
昔の税金は美徳として考えられていたと思いますが、納税は感謝報恩の美徳行為として称える風潮があってもいいと思うのです

で、肝心な無税国家についてですが
里村さんがおっしゃっていたラッファーカーブからすると、税率をゼロ%にすれば、税収はゼロになるので、それはできないのではないかと思います
ですが、考えられることとして、配当を出す国家。。。。というものがあってもいいと思うのです
例えば、単年度予算から複数年度予算にして倹約し、税金の一部を積み立ててドルなどの外貨建てで運用するわけです
投資の世界では常識ですが、大きな資金を運用する場合、堅実な投資をしていけば確実に元手を増やすことができるといいます
政府が扱う資金というのは兆という単位ですから、よほど馬鹿な運用をしなければ利益が出せます
その利益を配当として配るわけです。。。日本円を発行して
政府はドルの準備金ができて、国民は日本円の配当がもらえる
運用利益で還付される税金。。。こんなのがあってもいいと思います

だいたい、国民の払った年金を税金代わりに使い果たしてしまったなんてのは、日本政府は横領ですよ
年金というのは国民からの預かり金であって税金じゃない。。。国際社会ではそれが常識です
それがなんで使い果たされているんですか?なんで年金を税金で補填?おかしいですよね
倹約して蓄積して増やす。。。積小為大。。。。その考え方を、税金や年金に応用してもいいんじゃないかと、私は思いますね

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無税国家について考える

2021-04-10 22:17:05 | 政治
え~~、本日は、知人に「お前のブログは難しすぎる」と言われてしまいました。。。ので、わかりやすくするように頑張ります

本日は珍しい動画をご紹介します
以前からよく拝見していたユーチューブ番組「The Fact」のキャスター、里村さんの言論チャンネルですね
みなさんから頂いた疑問、ご意見にお答えします!!(里村英一)【言論チャンネル】
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みなさんから頂いた疑問、ご意見にお答えします!!(里村英一)【言論チャンネル】

「言論チャンネル」では、政治や経済、社会保障、国際関係などの時事問題の中から気になるテーマを取り上げながら、本音の議論を進めます。
202...

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ほとんどの点について、里村さんのご意見に同意の私ですが、一点だけ、里村さんの説明に意見を挟みたいと思っておるのです
それが、「無税国家論」についてです
里村さんは1200兆円の借金とおっしゃっていましたが。。。。
言われるまでもなく、それが「国家の」借金ではなく「政府の」借金であることを里村さんは知っているはずですので、そこは突っ込まないでおきます

結論から申し上げますと、MMTを勉強した人から言わせると、「無税国家論は不可能」という結論になると思います
私はMMTを信奉しているわけではありませんが、国の赤字についての基本的な考え方はMMTが正しいと確信しています
MMTは会計学の考え方が基準であり、政府の赤字は民間の黒字、つまり、政府を黒字にすると民間は赤字になります
政府の赤字が無くなってしまうと、民間の資産もゼロになる。。。だからこれはできない。。。。
これが貨幣理論から見た、ざっくりとした結論になります

では、財政黒字にすることは不可能なのか?というと、これは話が別になります
単年度で財政黒字になることはありえます。それはアメリカのクリントン政権の時に、実際、財政が黒字化しました
MMTを勉強している人は不思議に思うかもしれませんが、経済が好調な時には、そういうことも起こりえるのです
そのカギは「民間銀行」です
消費が好調で、企業の設備投資が増えていくときには銀行からの貸し出しが増えていきます
銀行からの貸し出しは「信用創造」という形で行われるので、借り入れが増えるほど通貨の流通量が増えていきます
銀行は貸し出しという「資産」が増えますが、企業は借り入れという「負債」が増えるため、プラスマイナスはゼロなのですが
民間を流通する資金の総額が増え、資金の回転率が速くなっていくため税金も増えていくわけです
これが俗にいう経済成長状態です

実は日本の高度成長期には銀行が大きく貢献しています
出光興産の石油備蓄精製基地ができた時にも、銀行は長期的で莫大な貸し付けを行いました
この設備投資が、その後日本の経済に大きな成長をもたらしているのです

では、今の日本で、財政黒字になるほど経済成長をするには何が必要なのでしょうか?
それは、海外に向いている日本企業の設備投資資金を、日本国内に向けて投資することです
RCEPで対中貿易を自由化するよりも、対中国の関税を引上げて日本企業に日本国内の製造工場を作ってもらったほうがいいわけです
簡単なことなのです。。。製造設備を増やせば設備投資が増え、景気は回復します

では、その先に無税国家はあり得るのか?
無税国家は。。。政府紙幣を発行すれば可能だと
そう結論を出しておきましょう
銀行の信用創造による通貨の創造は、企業の負債の裏返しです
ですから、民間の借り入れが増えて通貨の流通量が増えたとしても、政府の黒字が何年も続けば、民間の貯蓄は減ってしまいます
民間の貯蓄を減らさないでバランスをとるには。。。これは無負債通貨の発行。。。政府が自ら資産としての通貨を発行すれば
それは政府の赤字を増やさず、民間の貯蓄も減らさない。。。ということになります
ただ、その場合、政府紙幣の発行限度はやはりインフレ率になると思います
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及川幸久さんと三橋貴明さんの考え方の違い

2021-04-09 08:47:19 | 政治
及川さんと三橋さん、日ごろから私が大変参考にさせていただいているお二人ですが
どちらかというと、私の考え方は及川さんに近く、三橋さんとは「ズレ」があるのを感じます
違っていていいんですが、その違いはおそらく「大きな政府」型の思考なのか、「小さな政府」型の思考なのか?の違いが大きいと思います

今日は三橋さんの動画にまた面白い話題がありましたのでご紹介します
デービッド・アトキンソンから三回目のお手紙をもらった件 [三橋TV第374回] 三橋貴明・高家望愛
この動画で紹介されているデービッド・アトキンソンという人は、以前私がキンドルで出版した「スガ総理の教科書」という書籍に
詳しくご紹介していますが、三橋さんの言われる通り、アトキンソン氏は日本経済を自分の好む結論に導くために理屈をこねている人なので
確信犯で日本経済の破壊を狙っているのは間違いないと思います。。。。こういう人を「ハイエナ」というんだと思います
自分の経済アドバイスで、日本の政治家に日本を殺させておいて、その死肉を食う。。。まさにハイエナというにふさわしい方です

アトキンソン氏の主張の細かい部分をここで紹介はできませんが、要は中小企業を殺しておいて大企業に技術を吸収させ
その大企業を株保有で金融資本家の所有物にする。。。。つまり、中小企業だと株保有ができないので自由にならないが、大企業なら
株式公開されているので、株を保有すれば自由にできるようになる。。。つまり、自分たちの利益のために日本の中小企業を倒産させ
構造を改革させようとしているという三橋さんの主張は、まさに彼らの狙いの一つとしては、そのとおりかと思いますね

話が横に飛びましたが、三橋さんの上記の動画の中で、
「もしかすると、介護が生産性の高い産業になるかもしれない、なるかならないかは神様じゃないんだからわかるわけがないだろ?」
とおっしゃっています
これを聞いて、確かに我々は神様じゃないので、おっしゃりたいことは良くわかるんですが、それでも、「三橋さんの限界はここなんだろうな?」
と、そう思いました
やはり、三橋さんも介護の現場は知らないのでしょう
介護現場に資金投入をすればするほど、生産性が低くなる部分はどうしてもある、というのが現実です
介護事業というのは、お年寄りの介護度(要支援1~2、要介護1~5)によって点数(持ち点)が決められており、使えるサービスに限度があります
例えば、デイサービスの送迎は何点、体操の指導は何点、トイレの介助は何点、食事の介助は何点、という具合です
高齢者施設は高齢者個人の限度枠いっぱいまで介護枠を使おうとするのが一般的で、高齢者を他所の事業所に取られないように囲い込んだりします
しかし、そういう事業形態の特徴を言えばお分かりかと思いますが
事業所が儲けようと思えば、点数を稼ぐために過剰サービスになっていくのが普通なのです
個人個人の介護職員は、本当によくやっている方が多く、私の言うことに反論もあるとは思いますが

今まで歩けた人が、施設に入るとどんどん歩けなくなったり、必要な介助が増えていったり、という現象があります
確かに、ゆっくりとしか動けない人を、さっさと車いすに乗せて運んでしまえば、介護士の側も楽なわけです
ですから、介護施設は高齢者に便利であればあるほど、過剰サービスで高齢者の自立を損なう面があります
点数制によって、サービスを過剰化させていくという問題が一つ

もう一つ言っておきたいことは、
介護施設というのは、どうしても行政にぶら下がる形の運営になります
国からお金をもらうということは、行政側のルールに縛られるということです。。。ですから、ほとんどサービスの差が出ない
万人に同じ介護を、というのは聞こえがいいのですが、縛り事が多すぎて、各事業所の差が出ない。。。自由な運営ができない
つまりこれが、生産性が上がらない原因の一つだと私は思うのです。事業所そのものが準公務員化しているわけです

自由化というと、いいようにも聞こえるし、三橋さんらに言わせれば、行政側が責任を放棄している、ということになるのでしょうか?
三橋さんが言うように、税金は財源ではないとすれば、将来的には「もっと介護報酬を出すべき」となるんでしょうが、そこには問題があります
「国は税収に関係なく介護の予算をもっと出すべき」、という主張は、要するに「国が高齢者の面倒を(政府が発行したお金で)見るべき」と言っているということです
それを言っているのと同じなんですよね。。。つまり、高齢者に対しては生活保護と同じ扱いになるということです
これはね。。。いいように見えるが、自己責任を放棄する社会がそこにできるということなんですよ

私は仕事柄、生活保護をもらっている人と接することがよくあります
全員とは言いませんが、彼らに割と共通しているのは、「税金をもらっているという感覚がない」ということです
つまり、お金をもらうことが当たり前になっているわけで
もしお金を余らせて貯金していたりすると、国に返金させられるので、余らないように贅沢なものを購入したりして、使い切ってしまうわけです

ここで及川幸久さんの動画を一つご紹介します

2021.04.07【米国】ワクチンパスポート(接種証明)を巡り保守vs左派が激突‼️💥テキサス・フロリダ州、接種&証明の強制に反対❗️「個人の自由の権利」を尊重❗️👏【及川幸久−BREAKING−】

<本日の及川幸久−BREAKING NEWS− >※ほぼ毎日更新※
2021.04.07【米国】ワクチンパスポート(接種証明)を巡り保守vs...

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この動画の中で及川さんが「小さな政府」について短く解説をしている部分があります
小さな政府とは、行政側の権限を小さくし、個人の自由を制限しないように行政側に対し権力の制限を設けること、と説明しています
まったくその通りで、行政側がお金をばらまく権限が強くなるほど、個人の自由が制限されていきます
ただもう一つ加えるとするならば、国というのは個人の集合体であるので、個人個人が勤勉さを失えば、国もまた衰退するわけです
「国による過剰なバラマキは個人を怠惰にさせ国を衰退させる、だからこそ、個人への過度な干渉は避けるべきだ」
というのが小さな政府の考え方の元にあるものなのです
自助論という国民の民度の高さがなければ国は衰退する。。。これはスマイルズの自助論の冒頭部分に書かれていることです
まったく同感です

三橋貴明さん、とても優秀な方で、いろいろな面で参考にさせていただくことも多い方ですが
人間学の面から、経済学をもう一度再検討していただく必要があるのではないか?と、私は思います
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