安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

12年前の民主党政権が行った唯一の「いいね」政策

2021-04-06 00:36:27 | 政治
かつて日本には「民主党政権」という極左政権がありました
もう覚えていないかもしれませんが、民主党政権の政策スローガンは「コンクリートから人へ」というものでしたね
事業仕分けというものをマスコミの前でパフォーマンス的に行い、マスコミの側も、それを諸手を上げて宣伝していました
今では「暗黒時代」と呼ばれる民主党政権時代ですが、いったい何がそれほど悪かったのか?それをきちんと指摘できる人は
そう多くはいないのではないでしょうか?

そんな民主党ですが、その中でも民主党がやろうとしたことで、経済効果のありそうな政策が一つだけあります
それが「高速道路無料化」です
実のところ、この政策もまた、及川幸久さんの所属政党「幸福実現党」の掲げていた政策を、民主党がそのままパクったものでした(笑
ではこの「高速道路無料化」、なんで中止になっちゃったんでしょう?
それは当時の野党であった自民党が「財源をどうするんだ」の連呼をしながら批判を続けたため、つぶされた形になりました
民主党がその批判への返し刀を持っていなかった。。。民主党にすれば、単なるばらまきの延長の「思い付き」だったということです
今では保守の人々がこぞってMMTを応援している部分があり、「財源どうするんだ?」と批判を浴びせた人たちが
手のひらを返したように「税は財源ではない」などと言っているのを見ると、一回ぐらい「間違えていました」と謝ってから手の平をかえせよ
と言いたくなりますね

とにかく、MMTによる税と財源の問題は置いておくとして
高速道路の無償化というのは、単なるばらまきではなくて、非常にいい案でした
当時を思い出してみれば心当たりのある方がいらっしゃると思いますが、私も頻繁に高速を使っていました
高速道路の自由化、無償化というのは、人の移動を増やし、物の流通速度を上げ、日本国を狭くする効果があったんです
つまり、リニアを敷設するまでもなく、物の移動が速くなったり、人が移動しやすくなる効果があったんですね
例えば、貨物はどんどん高速道路を使って運ばれますので、移動時間が短縮される上に輸送コストも安くなります
高速料金を上げれば流通速度は下がりコストもアップする、下げれば流通速度は上がり、コストも下がる
これ、ものすごく効果があるんですよ

消費税は消費に対する罰金であり足かせですが、高速道路の通行料金も、実は流通に対する罰金であり足かせでもあるんです
しかし、「そんなこと言っても、高速を無料にすれば渋滞が起きるじゃないか」という声が聞こえてきそうですが
一般道路はどうでしょうか?交通量はむしろ減って、走りやすくなるんじゃありませんか?
現実だけを見て批判をする人は、やはり視野が狭いのです。。。高速道路の使い勝手が悪ければ、もっと高速を便利にすればいいじゃないですか?
それこそ、公共工事を使ってインフラ整備すればいいだけの話なんです
つまりね。。。民主党と逆のことをやるのが、経済発展の道なんです。。。「人からコンクリートへ」なんですね(笑)
ばらまきは、以前の日記でも言いましたが、個人の勤勉さを阻害するものであるし
ヘリマネやベーシックインカムようなお金の分散は、お金の使い方としては、最も経済効果のない方法です

まだまだ続きを書きたいところですが、今日はこのへんで
次は小さな政府の意義についても話そうと思います
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日本に高度成長を起こす方法。。。続き

2021-04-04 23:06:39 | 政治
ハワイに旅行に行き、ハワイの生活にあこがれ、ハワイに移住する日本人は、昔から一定の割合でいるようです
以前ハワイに旅行に行ったとき、そうした移住者の女性が日本人観光客相手の屋台店に勤めており、お話しする機会があったのですが
その方は、「あこがれと現実は違いましたね」と、おっしゃっていました
多くの若い女性がハワイの生活に憧れてハワイに移住するのですが、ほとんどの方は、途中で理想と現実の違いにがっかりし
しばらくして日本に帰国する人が多いのだそうです。。。その理由のほとんどは「退屈だ」ということのようです

ぽつんと一軒家という番組が今日もありました。。。テレビ局としては「田舎暮らしはこんなに素晴らしいんだよ」と宣伝しているのかもしれませんが
何もない田舎暮らしが、それほど多くの人の憧れに値する生き方なのか?正直私には疑問です
今日もバンキシャという番組が、時間制限を受けている飲食店の終了後に、街中や公園でお酒を飲んで騒いでいる若者の問題を取り上げていましたが
それは当然なんですよね。。。多くの人は遊ぶこともできず自宅に長期間閉じこもっているのは、ストレス以外の何物でもありません
それだけ人は自由を欲する生き物なのですよ。。。人間として生まれて、刺激や経験を求めて外へ出るのは、人間として自然の生き方です

今日も及川幸久さんの所属政党「幸福実現党」の政策・考え方から、日本の高度成長のカギになる考え方を紡ぎだしてみます
この政党の考え方は、個人的に、非常に政治感覚・経営感覚に優れていると私は思っています
日本の経済成長のヒントは、前回も言いましたように「集中」にあります
政党曰く、「東京はこれだけの大都市にしては建物が低すぎる」と言います
ニューヨークのマンハッタンなどは超高層ビルが林立して、多くの企業がひしめいていて、とても密度の高い街になっています
中国の上海なども高層ビルが沢山建っており、なぜか東京だけが2階建ての建物が多い。。。
東京都心に住もうと思えばとても家賃が高いわけですが、東京の家賃を下げる方法がある。。。と言います
それは、「東京の建築基準の規制を緩和して容積率を上げること」です
不動産デベロッパーの人が言うには、東京の容積率をもっと上げれば、少ない敷地面積で多くの部屋を作ることができ
家賃がもっと下げられるのだそうです

都心の家賃が高いから郊外に住んでいた人々も、都内マンションの価格が下がれば都心に住み始めます
集中と分散の原則から言えば、都心に人が増えれば、それだけビジネスチャンスも増えます
それを狙って、多くの人が東京にビジネスチャンスを求めて投資をし始める
経済成長させるには、まず人が密集し、移動時間が短縮され、いろいろなニーズ(必要性)が増えなければいけないのです
地方再生と言って、地方経済を活性化させようという動きもありますが
そういう分散型の地方再生で地方経済が活性化することはありません
それよりも重要なことは、「大都市圏に短時間で移動できる移動手段を作ること」、と「大都市圏への短時間の輸送手段を作ること」
これですね
物理的な距離は遠くて縮めることはできなくても、時間的には縮めることが可能です

安くて速い移動手段を作ること、そして都心の人口を増やすこと
これが日本再生のカギになると私も思います
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人口減の日本で高度成長を起こす方法とは?

2021-04-03 23:02:41 | 政治
巷では、「ぽつんと一軒家」というテレビ番組が人気のようです
しかし、現実世界において「ぽつんと一軒家」にあこがれ、田舎暮らしをする人が数多く出てくると、経済が停滞してしまうことをご存じでしょうか?

コロナ禍において、「密」が嫌がられる世の中ですが、経済においては、まさにその「密」こそが発展のカギなのです

前回の日記で私は、「資金の集中投下」こそ、経済発展に必要なお金の使い方だと述べましたが
実は、集中と分散の原則は、お金だけに限られることではないのです
これは私のオリジナルの発想ではなく、尊敬する及川幸久さんの所属政党「幸福実現党」が掲げている考え方の一つです

人口が減り始め、高齢化し始めている日本において、高度成長など無理ではないか?と思う方も多いと思います
しかし、考え方次第でそれを可能にする方法があるのです
その方法とは、「インフラ整備で大都市圏を人工的に作ること」です
資金を集中投下するインフラは、まずリニア新幹線です
もし、リニアが一度に千人規模の人と大量の荷物を運べるとして、東京-大阪を30分で結べばどうなるか?です
これはできるだけ多くの人とモノを、できるだけ短時間で運ぶ。。。というところにミソがあるのです
この効果を懐疑的に見る人がいるのはわかりますが、移動の時間が圧縮されることにより、物理的に遠かった東京大阪間が近くなり
関東3000万人と、関西2000万人の人口が、時間的に一つの経済圏になる。。。。ということなんです
欲を言えば、リニアで貨物専用車両などもあればいいと思います
関西の「朝どれの特産物」が、昼には東京の市場に並ぶ。。。これがどれほどの経済効果を生むことでしょう

机の上で理論だけで「乗数効果が」とか言っている学者先生には無理な発想かと思いますが
人口が減っているなら、技術で人口を増やせばいい。。。そういう大胆な発想こそ、この国の経済成長には必要だと思います
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4月2日三橋先生の動画の感想

2021-04-03 09:22:31 | 政治
三橋先生、素晴らしいですね。まったく異存ございません

開いてはいけない日本国を亡ぼす「ワニの口」を閉じろ![三橋TV第372回] 三橋貴明・高家望愛

私は何度もMMTについて批判的なことを書いていますが、貨幣理論としてのMMTを間違っていると述べたことはないのです
この回の三橋先生の動画を見て、何が肝なのか?を解説するとしますと
財政拡大してもいいが、要は「お金の使い方を間違えてはいけない」ということなんです
行き過ぎた社会福祉やヘリコプターマネー、ベーシックインカムなどは、個人の勤勉さを阻害するものとして忌避すべきですが
それもあるのですが、お金には使い方の要諦もあるのです
それは「お金は集中すると力を発揮し、分散させると力を失う」という原則です

海外のヘッジファンドなどは、多くの投資家から資金を募りますが、その理由は、「お金を集めることによってより多くの力を得やすくなる」
ということなのです
逆に生活保護やヘリマネやベーシックインカムなどは、国の莫大な資金を、個人に分散させているのです
ここが国民民主党の玉木代表なども分かっていないところなんだと思います

つまり、この回の動画で三橋さんが言っている高速道路や新幹線などのインフラは、莫大な投資を必要としますが
その投資の結果として、大きな経済効果が生まれるのです
出光佐三さんが出光興産の製油施設を作った時もそうです。。。出光興産に銀行から多くの融資が行われて資金供給をしたと思いますが
その結果として、日本独自の製油所が作られ、海外の石油メジャーの好き勝手にさせない日本独自の製油所ができました
この功績は、日本に限りない恩恵を与えたことでしょう

つまりですね。。。お金を使うなら個人にばらまくような分散型の使い方をしてはいけません
集中して、未来産業を作り出す。。。創造する方向に使わなければいけない

左翼的なMMT論者には、そこをこそ勉強していただきたいですね

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