木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ドウダンツツジ 冬姿

2019-12-19 07:59:22 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -4.0℃   昨日の最高気温   7.2℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -1.5℃     今朝の天気   晴れ

(2019.12.19 7:12撮影)

前回木曽に来ていた時
美しく紅葉していた
ドウダンツツジが
冬姿を見せています。


先日
なつみかんさんのブログ
ドウダンツツジが
取り上げられていたので
ドウダンツツジを
見てきました。

(1917.11.17撮影)

もちろん
ここは開田高原
紅葉した葉は
1枚も残っていません。


でもどの株も
ほんのりと赤味を
帯びているように
感じます。


よく見ると
枝の先端の冬芽が
綺麗な赤い色を
しているからです。


何枚かの芽鱗に
包まれた冬芽は
結構大きめです。


この中には
花と新芽が
詰まっています。


寒さと乾燥から
新芽を守りながら
春の準備は着々と
進んでいるようです。


冬芽のそばには
果実の殻が
残っています。


ドウダンツツジは
つぼ型の花を
下向きに咲かせますが
果実は上向きに
立ち上がっていたことが
よくわかります。


少しでも
種子を遠くに
飛ばすための
工夫でしょう。


ドウダンツツジは
漢字で満天星躑躅と書きますが
花は満天に輝く星のように美しく
葉は燃えるように紅葉し
冬芽まで赤い色で
楽しませてもらっています。

(2019.12.19 6:56撮影)


ノコンギクの綿毛 そろそろ飛ばないと!

2019-12-18 07:52:29 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温   4.4℃   昨日の最高気温   8.2℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温   5.0℃     今朝の天気   雨

昨日は一日中
雨が降ったりやんだり
気温も高めでした
今も雨が降っています。


この時期に雪ではなく
これだけまとまった
雨が降るのも珍しい
これも温暖化の影響か?


散歩道を
歩いていると
小さな可愛い
ボンボリを付けた
冬枯れの植物が
目にとまります。


花が終わって
もうどれくらい
経つのでしょう?


ノコンギクの
綿毛です。


12月の中旬
例年なら
積雪があっても
おかしくない時期です。


とっくに果実を
飛ばし終わっていても
いいはずなのに
いまだに残っているのは
どうしてでしょう?


風で飛ぶのは
諦めたのですか?


タンポポと比べて
ずいぶんショートカット
浮力が弱いのですか?


強い風が吹いて
遠くへ飛ばされるのを
待っているのですか?

(ノコンギクの花 2017撮影)

もうすぐ雪が降って
飛べなくなりますよ!

(ヨメナの花 2017撮影)

もうそろそろ飛ぶ準備
始めませんか?





些細なことが嬉しくて

2019-12-17 07:37:39 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -1.0℃   昨日の最高気温   8.5℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温   1.5℃     今朝の天気   雨

連日氷点下の朝が
続いている
今日は雨で暖かいが。


晴れていれば
霜も毎朝のように
降りている。


それなのにである
セイヨウタンポポが
2輪咲き出だした。


咲きだしたのか
咲いていたのか
定かではない。


気が付いたのが
一昨日と言うことだ。


花茎のない花を
地面すれすれに
咲かせている。


都会では花期はなく
1年中花をつけている
セイヨウタンポポであるが
ここは木曽
氷点下の世界である。


元気過ぎるのも
ほどがあると言うものだ。


嬉しいことに
一昨日も昨日も
昆虫がやって来た。


それも決まってお昼ころ
散歩から帰ってきた頃だ。


名札をつけていなので
同じ個体かどうかは
分からないが
種類は同じようだ。


残念ながら
名前は不明
些細なことが
嬉しい今日この頃だ。



1


ドライフラワー ノリウツギ

2019-12-16 08:22:29 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -8.0℃   昨日の最高気温   3.8℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -7.0℃     今朝の天気   晴れ

先日
冬の枯れの中の果実を
紹介しましたが
本日は散歩道で
見かけた
ノリウツギの冬姿を
紹介します。


初夏から夏にかけて
白いアジサイに似た花を
咲かせていたノリウツギ
今は天然のドライフラワー
のような姿を
見せています。

(2019.7.31撮影)

花弁のように
見えるのは萼片で
形がそのまま
残っています。


雪が積もっても
この形のまま
冬を越します。


ノリウツギは
別名サビタと
呼ばれますが
このドライフラワー同様
寂しい語感がします。


いくつか
サビタにまつわる
お話や物語があるようですが
すべて悲恋や悲しい結末に
なるようです。


散歩中
見つけるノリウツギも
北風に揺れながら
寂しそうに感じます。





薪運びのたびに

2019-12-15 07:19:41 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -4.4℃   昨日の最高気温   7.1℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -5.5℃     今朝の天気   曇り

(2019.12.14 6:54撮影)

昨日は
かなり冷え込んだ。


開田高原のアメダス
最低気温は
氷点下7.8℃。


朝方
綺麗に見えていた
御嶽山も
散歩に行く頃は
厚い雲が頂上を
覆っていた。


昼から急激に
曇りだし
夕方から雨が
降り始めた。


この時期
降れば雪と言うのが
普通なのに
雨と言うのも珍しい。


雨の前にと思い
昼からはせっせと
薪を運び上げた。


薪は駐車場に
積んであるのだが
それを家の中にまで
運び上げるのが
またひと苦労なのだ。


乾燥し切っているとは言え
薪はとても重たく
一度で運べる量は
薪5~6本がせいぜいだ。


玄関の階段を
上ったり下りたり
何度も往復すると
意外と腰に来る。


細心の注意を払って
運ばないと
後で大変なことになる。


薪置き場を
冬眠場所に決めている
虫たちがいるのだ。


主にテントウムシと
カメムシなのだが
彼らを家の中に
運び込むと
大変なことになる。


18℃から20℃ある室温
彼らは春と間違って
活動を始める。


電灯のまわりは飛ぶし
壁やカーテンを
這い回ってくれる。


昆虫は嫌いではないが
家の中でまで
仲よくしようとは
思っていない。


しっかり
冬眠中の昆虫が
いないか確認して
薪を運び込んでいる。


こうしてブログを
作っていても
カメムシが
壁を這っている!(笑)




  

御嶽山・コナラの1本木 凛とした空気の中で

2019-12-14 07:25:36 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -7.8℃   昨日の最高気温   3.7℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -7.0℃     今朝の天気   晴れ

最近
朝晴れていれば
少しだけ早起きして
早朝の御嶽山の
写真を撮りに行っている。


もちろん
パジャマの上から
服とズボンをはいて。


昨日は
外に出てみると
空に薄い雲があったが
とりあえず
車を走らせた。


少しでも
暖かい蒲団にいたいので
目的の場所に到着するのは
いつもぎりぎりだ。


車から降りて
御嶽山と反対の方向
東に目をやると
秋のような雲が
色づき始めていた。


すぐ車で移動
開田高原のシンボルツリー
コナラの樹のそばまで行き
写真におさめた。




ものの数分で
御嶽山が焼け始めた。


凛とした空気の中
凍りつく手の痛さと
闘いながら
シャッターを切った。


午前7時
家に帰り着いて
寒暖計を見たら
氷点下7℃だった。




杉の木に似た ヒカゲノカズラ

2019-12-13 07:30:53 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -5.5℃   昨日の最高気温   5.9℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -7.0℃     今朝の天気   曇り

毎朝の散歩コースを
紹介しよう。


冬枯れの林の中を
落ち葉を踏みしめて
歩いている。


マイズルソウの群落が
ある辺りだが
もちろん影も形もない。


常緑の低木が
道の両脇で
身を潜めて寒さを
やり過ごしている。



そんな中で
元気よくすくっと
立ち上がっている
植物がある。


このブログでも
登場してもらった
ヒカゲノカズラだ。


常緑のシダ植物で
冬場も青々として
元気いっぱいだ。


秋に立ち上がった
茎のてっぺんに
胞子嚢をつける。

(2018.11.16撮影)



もちろんこの季節
胞子嚢は見られないが
茎が立ち上がったまま
まるでスギの木のようにも
見える。


古来より
神聖なものとして
大切にされてきた。


お正月飾りに使われたり
神事を司る時のたすきに
使われたことから
「カミダスキ」と言う
別名まで持つ。


昨日
日中も寒く
雪がちらついたが
これから雪に覆われても
その下で緑を保ちながら
春を待つ力強い植物
ヒカゲノカズラである。











冬枯れの中で

2019-12-12 07:27:24 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -2.5℃   昨日の最高気温   11.9℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温   2.0℃     今朝の天気   曇り

木曽に来て以来
毎朝開田高原を
散歩している。


暖かい日が
続いているので
歩いていても
汗をかく。


ブログのネタが
転がっていないかと
林の中を歩いているが
もちろん花もなく
冬枯れ一色だ。


寒々とした
冬の景色の中
ところどころで
萎びた赤い実が
目立っている。


オトコヨウゾメの実だ
鳥たちの好みに
合わないのだろうか?


太陽が射し込む
木々の間で
その部分だけ
暖かそうに見える。


近くには
ツルウメモドキもあるが
あの秋の頃の
黄色の果皮と朱色の種子の
美しいコントラストは
見る影もない。


この実も鳥たちの
食べ残しなのだろうか?


同じ木には
ヤマガシュウの
黒っぽい実も
たくさん残っている。


水分が抜けて
しわしわになっている
想像通り
中身の種子が赤くても
鳥たちには
見向きもしてもらえないようだ。


冬枯れ色の中
点々と残る実
鳥たちの食べ残し
レポートでした。






留守中に羽化! ウスタビガ

2019-12-11 07:28:44 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -5.8℃   昨日の最高気温   10.5℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -4.5℃     今朝の天気   晴れ

(昨夜の月暈 2019.12.10 22:03)

日曜日に
木曽に来たのだが
驚いたことがあった。


家の玄関ドアの内側に
大型の蛾が1頭
とまっていたのだ。


ウスタビガだと
すぐに直感した。


実は前々回滞在した折
散歩の途中で
枝先に黄緑色の
美しい繭が
ぶら下がっていたので
お持ち帰りしていたのだ。


冬前に見つけた繭は
蛾が羽化した後の
抜け殻であることが
多いのだが
この繭は少し重く
振ると蛹の存在を
思わせる音がした。

(羽化した後の繭)

普通
10月から11月にかけて
寒くなり始めた頃に
羽化する。


ところが
いくら待っても
羽化しないので
蛹のまま
死んでいるのかと思い
全く忘れていた。


留守中のいつ頃
羽化したのか不明だが
死なずに玄関ドアに
しがみついていたと
言うことは
それほど以前では
ないはずだ。

(ウスタビガの雄)

よくもまあ
氷点下近い玄関先で
凍死することもなく
生きていてくれたと
感謝した。


逃がしてやるにしても
もう少し
暖かくなってからと思い
昨日写真を撮ってから
逃がしてやった。


飛ばないかと
思っていたが
元気に飛んで行ったので
安心した。


しかしこの寒空
伴侶も見つけられず
命を落とすのだろうと思うと
可哀そうになる。


ウスタビガは大昔
卵から何度も
飼育した経験がある。

(どこに幼虫がいるか分かりますか?)

幼虫と蛹化する様子の
写真が出てきたので
載せておきます。






















雪づくり急ピッチ 木曽福島スキー場

2019-12-10 08:05:09 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -2.8℃   昨日の最高気温   6.1℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -1.5℃     今朝の天気   晴れ

(2019.12.9 7:02撮影)

昨日
朝の御嶽山を拝むため
国道361号を
走っていると
締め切った窓の外から
大きな音が聞こえてくる。


ちょうど新地蔵トンネルの手前
木曽福島スキー場だ。


開田高原の最低気温が
氷点下7.3℃
この辺りだと
氷点下5℃くらいか。


人工降雪機(スノーマシン)を
フル稼働し
12月21日(土)の
オープンに向け
急ピッチでゲレンデ整備が
行われているのだ。


写真を撮っていても
風向きで人工雪が
流れてくる。


スキー人口も
ピーク時の三分の一以下に
減少しているとか。


木曽福島スキー場も
経営母体がかわり
きそふくしまスキー場から
木曽福島スキー場に
名称変更したそうだ。


名古屋圏からも
アクセスがよく
スノーボード禁止
スキーヤーオンリーで
子どもも安全に滑れると
評判はいいようだが・・・。


スキー場には
たくさんの雪が
降ってほしいが
暮す者にしたら
ほどほどに願いたい。


去年は12月16日に
木曽にやって来たが
かなりの積雪だった。

(2018.12.17撮影)