木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

さすが信州寒いです!

2019-12-09 07:55:25 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温  -7.3℃   昨日の最高気温   3.3℃    積雪   0cm
木曽町新開      午前7時の気温  -4.5℃     今朝の天気   晴れ


大阪を11時前に出て
木曽へ向かう。


紅葉シーズンも
ひと段落したのか
名神の京都あたりの
渋滞もなく
スムーズに走れた。


伊吹山は雪をかぶり
頂上は雲に
隠れている。


大垣あたりから
一宮にかけて
北の方角に
雪化粧した
御嶽山がずっと
綺麗に見えている。


中央道付近の山は
まだ紅葉が美しく
錦秋の山々を
眺めながら走る。


落ち葉が舞う
19号を北進
南木曽を
過ぎるあたりから
紅葉も見られなくなり
外気温も下がってくる。


午後3時半
木曽に到着
外気温1℃
室温3℃
積雪0cm
さすがに
セーター1枚では寒い。


到着すぐの仕事が
雪かきでなくて
幸いだった。


薪ストーブ
石油ストーブや床暖
すべて動員して
午後9時の室温16℃。


冷えきった家全体を
温めるのには
相当の時間がかかる。


今日から
しばらくの間
信州でお世話になります。


今朝の御嶽山の様子です。

(2019.12.9 6:50)


(2019.12.9 6:53)


(2019.12.9 7:06)





フユザクラとサザンカを見に

2019-12-08 07:53:53 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   4.4℃   昨日の最高気温   9.7℃   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -6.4℃   昨日の最高気温   2.4℃

昨日も
アリーナのある
公園を訪ねた。


今日の目的は
なつみかんさんのブログ
紹介されていた
この時期に咲くサクラと
満開?のサザンカを
見るためである。


いつものように
途中の神社に
お参りをして
履き清められた
参道からお社を
パチリ!


公園に着いて
フユザクラが
植えられている
一角に行くが
サクラの花は
見あたらない。


ようやく
見つけたのが
たったの2輪!




昨年は
もっと咲いていたのに
家で日付を確認したら
12月16日だった。

(2018.12.16撮影)

続いて
鈴なりに実のなる
トベラの場所へ
トベラの実も
弾けていない!


お隣の
サザンカの花も
満開には程遠い
ガッカリだ!



(2018.12.16撮影)

次はイチョウの
黄色い絨毯を見に
これも中途半端
絨毯が虫食い状態だ。




フユザクラも
トベラ
サザンカも
イチョウの落葉までも
すべて中途半端。


去年より
今年の方が暖かい
と言うことなのか?!


せっかく
木曽へ行く前に
やって来たのに残念。


木曽に出かけます
今日のコメント欄は
閉じています。




オシロイバナ考

2019-12-07 07:57:17 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   5.4℃   昨日の最高気温  10.1℃   曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -3.7℃   昨日の最高気温    0.3℃

オシロイバナの花が
健気にまだ咲いている。


日本では
1年草扱いですが
原産国の熱帯アメリカでは
冬を越して
毎年花を咲かせる
多年草だそうです。


花の横には
楕円形で黒く熟した
果実も見られます。


オシロイバナの果実は
触っただけで
簡単に転がり落ちます。


ドングリの仲間と
同じ重力散布です
私は転がり散布と
呼んでいます。



女の子は
この果実をつぶして
白い部分を
お化粧と称して
手や顔に塗って
遊んでいました。


それを思い出し
黒い皮を
めくってみました。


結構かたいですが中から
薄茶色の種皮に包まれた
種子が出てきます。


薄い種皮を
めくってみると
真っ白い胚乳と胚に
簡単に分かれました。




この胚乳をつぶして
子供の頃
遊んでいたんです。


胚の部分は
根になる幼根と
胚乳を包むように
ふた葉になる
子葉があります。


米もトウモロコシも種子は
胚乳を持つ植物ですが
オシロイバナのような
粉状の胚乳は
珍しいと思います。


花は花弁でなく
萼片がくっついて
筒状になっているそうです。




果実を分解してみても
なかなか複雑で面白く
オシロイバナは
不思議な植物だと
改めて思いました。





センダン  果実と種子

2019-12-06 07:57:08 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   6.6℃   昨日の最高気温  13.3℃   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -4.2℃   昨日の最高気温   3.3℃

散歩する公園に
センダンの木がある。


センダンは
別名おうちと呼ばれ
南方熊楠が
愛した木として
有名だ。


葉が散ったあと
黄色い果実が
目立っている。


この果実も
結構遅くまで
毎年残っているが
冬になって
ヒヨドリが
集まっているのを
見たことがある。


大昔観察会で
この果実はかたいと
聞いたことがあるので
何個か持ち帰り
中身を調べてみた。


果実の表面は
梨のような色で
分厚い果皮に
覆われている。


美味しそうに見えるが
有毒なので食べることは
できない。


果皮をめくると
白っぽい果肉が
現れるが
手触りはべたつく。


果肉の中から
楕円形の種子のようなものが
現れた。


まるで萎んだ
ラグビーボールのようだ。


実はこれが
とてもかたいのだ。


子房の内側の壁が
木質化してかたくなり
種子を守っている
石果と呼ばれているものだ。


この中に
種子があるはずなので
ペンチで割ってみる。


かなりの力で
切ろうとするが
まったく歯が立たない。

仕方なく
金づちでたたいてみた。


石の上で
思い切り叩くと
粉々になるし
力加減がとても
難しい。


果実をタオルで
くるんで手加減しながら
たたき割った。


黒っぽい
柿の種のおかきのような
種子が出てきた。


鳥に消化されない
ためとは言え
ここまで
かたくなくてもと思う。


鳥に食べられて
運よく排出されても
発芽は大丈夫なのだろうか?
と心配になる。






ノブドウの実 ホトケノザの花

2019-12-05 07:39:35 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   5.8℃   昨日の最高気温  14.5℃   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -3.1℃   昨日の最高気温    3.1℃

このガレージ
空き地がそのまま
ガレージになっている。


車を停める所は
ガレージらしいが
そのまわりは
草むらになっている。


セイタカアワダチソウ
アキノノゲシなど
気ままに生えている。


ブログの材料がない時
ここに来れば
何か見つかる
重宝な場所だ。


昨日に続いて
このガレージの植物
ノブドウだ。


ガレージ横の空き家を
覆いつくす勢いは
いつも通り
まだまだ元気に
生育中だ。


よく見ると
色とりどりの
果実ができている。


よくもまあ
これほどカラフルな色に
なるものだと感心する。


図鑑などによると
虫が入ると
様々な色になると
書かれているが
以前確認したところ
調べた果実からは
幼虫は出てこなかった。


このノブドウ
もともとの色って
どんな色なんだろうと
気になる。


すぐ下には
これから
冬に向かうと言うのに
ホトケノザが咲いている。


イメージ的には
春の花だが
一年中
咲いているように
感じている。


ショカさんのブログでは
ホトケノザ
原産は宇宙の果て
と記載されていた。


言い得て妙
何とも不思議な形と
色をした花ではないか。


ついつい
まじまじ見てしまう。


12月に入ったのに
ノゲシや
シロツメクサまでもが
このガレージには
まだ咲いていた。




アキノノゲシ 旅立ちの時

2019-12-04 08:00:25 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   5.1℃   昨日の最高気温  12.9℃   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -2.8℃   昨日の最高気温    3.3℃

久しぶりに
アキノノゲシと
ノブドウが見られる
駐車場に寄りました。


予想通り
花は終わっていましたが
白い綿毛が
たくさん見られました。


タンポポと同じ
舌状花だけの
アキノノゲシの綿毛は
とても綺麗で
大好きです。

(2019.10.9撮影)

真っ白い綿毛に
真っ黒な果実
それも
バナナのように
湾曲しています。


タンポポの綿毛より
ひょっとしたら
美しいかもと
思っています。




これから
北風に乗って
遠くまで
旅立つのですね。


近くの川に
落ちたらだめですよ
舗装された道路もダメ
湿り気のある
柔らかそうな
土の上に軟着陸して!


願わずには
いられませんでした。







但馬の小京都 出石(いずし)

2019-12-03 07:53:04 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   7.9℃   昨日の最高気温   17.1℃   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -1.1℃   昨日の最高気温   10.5℃

山陰の旅からの帰路
遅めの昼食のため
但馬の小京都
出石に立ち寄った。


出石と言えば
皿そばが有名で
もちろん昼食は
皿そばだ。


行きつけの店は
官兵衛さん
最近は他の店に
入ったことがない。


信州はそば処として
知られているが
出石は関西では
屈指のそば処
50軒以上のそば屋が
立ち並ぶ。


歴史は古く
江戸時代中期
出石藩主と信州上田藩主の
国替えがルーツと言う。


それでも
やはりそばの元祖は
信州なんだと
少し誇らしい。(笑)


午後3時近くなっているので
散策する時間もなく
1箇寺だけ
お参りすることにする。


紅葉の最盛期は
過ぎていると思いつつ
圓覚山宗鏡寺(すきょうじ)に
お参りした。


宗鏡寺は
沢庵和尚の故郷のため
別名沢庵寺と呼ばれ
代々の出石城主の菩提寺。


本堂に上がらせていただき
ご本尊釈迦如来様に
お挨拶とお参りをする。


緋毛氈の向こうには
沢庵和尚手造りと伝わる
「鶴亀の庭」と呼ばれる
庭園が広がる。


テープの説明を
聴きながら
庭園を通りぬけ
「わびすけ椿」
「心字の池」
など鑑賞しながら
裏庭を一周した。


案の定
紅葉の最盛期には遅く
残念だったが
旅の最後に
心静かな時間が
もててよかった。


コメント欄
閉じております。




山陰海岸ジオパークの旅 浦富海岸~網代港

2019-12-02 08:29:11 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  11.0℃   昨日の最高気温  17.1℃   雨
開田高原アメダス  今朝の最低気温   1.3℃   昨日の最高気温    8.4℃

浦富海岸は
故郷
実家の山ひとつ東側
風光明媚な海岸だ。


田舎に帰るたび
夏は西瓜を一つ持って
泳ぎに来ていた。


浦富海岸から網代港まで
奇岩に富む海岸沿いを
浦富海岸自然遊歩道が
通っている。


歩く時間はないので
県道155号で
網代港に向かう。


途中の小さな漁村
田後(たじり)は
京アニの「Free!」の
舞台になった場所
聖地巡礼で
ここ数年
人気が出ている場所だ。


鴨ヶ磯に駐車場があり
遊歩道への下り口があるので
海岸まで下りる。


急峻な崖を
木製の急な階段で
降りて行く
確か昔は
コンクリートの階段だった。


磯まで下りると
透き通った海の色と
波によって浸食された
洞門がいくつも見られ
絶景が堪能できた。




網代港で
島めぐりの遊覧船に
乗る予定だったが
荒天のため欠航中。


大岩の実家に寄るが
従弟も亡くなり
代替わりしているため
声をかけずに
帰路についた。









山陰海岸ジオパークの旅 余部鉄橋

2019-12-01 08:13:02 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温   4.4℃   昨日の最高気温  12.2℃   晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  -6.3℃   昨日の最高気温    4.4℃

一泊二日で
山陰海岸ジオパークを
旅した。


京都府の京丹後市から
鳥取県の西部までが
山陰海岸ジオパークに
認定されてから
初めての訪問だ。


実は鳥取県岩美町は
生まれ故郷
ふるさとでもある。


まず最初に
訪れたのは
余部(あまるべ)鉄橋。




田舎に帰る時
山陰本線で
トンネルを抜けて
余部鉄橋を通過すると
田舎に帰ってきたと
実感したものだった。




その鉄橋で
事故が起こったのは
1986年(昭和61年)
暮れもおしおしせまった
12月28日だった。




浜坂行の普通列車が
鉄橋を走行中
突風にあおられ
客車が41m下に転落
水産加工場と民家を
直撃して犠牲者を出した。


この鉄橋下の道路を何度も
通ったことがあったが
細い橋脚の上を
走る列車が小さく見え
恐怖を覚えた
記憶がある。


新しい余部橋梁は
防風壁を備えた
コンクリート製の橋に
架け替えられ
運用開始されたのが
平成22年8月
およそ24年後のことだ。


久しぶりに訪れた
余部鉄橋は
昔の橋脚が3本残され
展望施設「空の駅」として
生まれ変わっていた。




事故現場には
犠牲者の慰霊と
二度と事故が
起きないようにとの願いで
聖観世音菩薩が
安置されている。


今日から師走
カレンダーも残り
1枚となった。