『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

さあ、今日からベスト8(高校野球)が・・・

2022-03-24 09:35:20 | 喜怒哀楽をポジティブに
選抜高校野球大会は今日の第1試合に昨年秋の明治神宮野球大会で
優勝した大阪桐蔭が登場し、第2試合からは2回戦に入り、ベスト8入りの
チームが決まる試合が続くことになる。

前評判の高い大阪桐蔭は昨年の神宮大会の実績どおり本来の戦いが
できれば順当に勝ち進む可能性も高いと思うが、高校野球では「絶対」は
ありえない・・・いずれにしても好試合となるだろう。

2回戦からは順当に勝ち上がった名門校、常連校がひしめく中で
どのチームが地区大会と同じような展開に持っていけるか・・・
また初戦で得た自信とチームワークで、相手打線を最小限に抑えることが
できるか、少ないチャンスを活かし集中攻撃ができるか‥など楽しみが
いっぱいである。

野球ファンは、特に私のような阪神ファンにありがちなのはどんな時も
自分が監督や野球解説者や評論家のようなつもりであらゆる場面や
作戦に持論を展開させることが多いように思う。

前回も書いたとおり私は高校野球については両チームをひいき目なしで
見ることにしているのだが作戦などについては結構自分勝手に疑問を
持ったり納得したりしている。
そんな私なので私ならこうする・・・という作戦が当たると鬼の首でも
取ったように喋りまくることが多い。
そのチームの監督の指示で行われることについて本来部外者である私たちは
何も言わず、ひたすら応援すべきなのはわかっているのだが・・・

同じ野球ファンでもある千恵子選手は隣で『あ、また始まった・・』と
思っているらしく『はいはい、わかりましたよ・・』と呆れたような
表情をする事もしよっちゅう。

ここから後は私の個人的な見解、意見、考えなどを書き連ねるだけで
決して、その作戦や戦い方を批判したり、非難したりするものではない。

先日(21日)の山梨学院(山梨)対木更津総合(千葉)の試合は延長戦となり、
13回からは規定によってタイブレーク(ノーアウト1、2塁から)が
採用されたが山梨学院の作戦に私は大きな違和感を覚えた。
もちろん、前述のとおり、私などがとやかく言う事ではないし、
結果は監督が全責任を負う問題なので大きなお世話・・という内容に
なるのだが・・・

13回、山梨学院(表)の攻撃ではバントでランナーを進め、1アウトから
最低でも犠牲フライかスクイズバントで先制点を・・・という作戦・・・
ところがバントの打球がピッチャーの前へ転がり、2塁ランナーが
3塁で封殺され、続くバッターは内野ゴロのダブルプレー。

そしてその裏の木更津総合の攻撃になると山梨学院は奇策ともいえる
センターを守っている選手をファーストとピッチャーの間に配置し、
ライトの選手をセンターに・・・ライトは無人で広く開いていた。

おそらく木更津総合の攻撃をバントと決めつけ(思い込み)ダブルプレー
狙いだったのだろう。
ところが木更津総合は強行作戦・・打球は浅いレフトフライだったが
2塁ランナーがタッチアップで好走塁・・3塁へ。

この1アウト1、3塁の場面で山梨学院は続くバッターを敬遠の故意四球で
満塁策をとった。
1点を取られたら終わりなので満塁でダブルプレーを狙う作戦は
決して悪いとは思わないが、肝心なのはピッチャーの心理状態である。
それまで160球ほど投げていても相手打線をコントロール良くピシャッと
抑えていたピッチャーが何が何でも抑えなければならないという
プレッシャーを強く感じたのではないかと思う。

内野ゴロを打たせるために低めへの投球を余儀なくされ、低め中心の
投球は結果的にフォアボールとなり押し出しの決勝点を与えることに
なったのだ。
打たれて負けるのなら納得でき、相手への敬意も表明できると思うが
自業自得とは言えフォアボールでは選手たちの気持ちも複雑なのでは
ないだろうか。
山梨学院のピッチャーは投球数も多く体力的にも限界に近かっただろうし、
大きなプレッシャーの中で試合を託されたという喜びもあっただろうが、
申告敬遠とフォアボールを出してはいけないという気持ちが本来の
投球ができない結果になったのではないかと考えると残念であった。

バントでランナーを進め、先制点を狙うという基本的な作戦をとった
山梨学院に対し、木更津総合は強硬策・・・
1アウトからの2人に懸けようとした山梨学院はバント失敗の後の
ダブルプレーに終わったが、木更津総合は同じノーアウト1、2塁から
3人のうちの誰かがヒットを打てば・・という選手に期待の作戦・・・
これに選手たちは奮い立たないわけがないと思う。

野球に限らず、何事にも「たら・れば」は言うべきでないことは
承知しているが仮にあそこで違う作戦だったら・・・ということは
両チームに言えることではないかと思ったのだ。

バントを積極的だと思うか、消極的な作戦だと思うかは人それぞれ・・・

大袈裟かもしれないが私の野球人生、野球観(感)ではバントは消極的
なのだ・・・(あくまでも個人の見解)

私が一時期少し関わった少年野球チームは本当に強いチームだったが
監督はバントを多用するタイプでランナーが出ると必ずバントだった。
ある試合で、相手チームのピッチャーがフォアボールを出したあとに
このバント作戦に引き込まれ、動揺したところに次々とさらなる
連続バントに加え、ツーランスクイズなど足を使った作戦でアッと
いう間に3点を取られ、慌てたチームの暴投などで追加点を取られた時に
マウンド上で泣き出してしまった。

相手チームのそのピッチャーはヒットを1本も打たれていないのに
惑わされ、あっという間に4点、5点と取られてしまったことに
納得のいかに表情で、なぜ正々堂々と勝負をしないのか・・という
情けない気持ちで泣いたのだという。

それ以来私はそのチームの少年たちと私的に交流することはあっても
練習や試合には合流しなかった。
バントも難しい技術でもあるしある意味では「諸刃の剣」のような危険を
伴う作戦なので監督としても勇気の要る作戦だと思う。
ただ、子供たちはやはり子供なりに真剣勝負でそれぞれ相手を三振に
とろう・・とかクリーンヒットでランナーを迎えよう・・というような
夢や自分自信や仲間への期待を持ち、それに向かって練習している部分も
多いのだと思う。

少年野球でもそうだったがバントを駆使するなどして犠牲者(バント)を
出しても勝つ喜びを与えるのも指導者としてはあり得るかもしれないが、
私はそれよりも3人が同じ気持ちで打ってランナーを迎え入れるという
基本的な喜びを子供たちに感じさせたいと思ってきた。

少年野球と高校野球はもちろん違うし、甲子園大会などは地元の
代表という立場もあり、監督も思い悩むこともあるだろう。
戦う以上は勝つための野球も必要だと思うが私はやはり野球を楽しむ・・
楽しみながら頂点を目指す・・これが理想だと思うしそれが優先される
ような大会になることが望ましいと思う。

40年前のあの蔦監督率いる池田高校(徳島)のような攻撃野球が好きな
私の脳裏にはあの溌剌とした「さわやかイレブン」「やまびこ打線」が
今もはっきり、くっきりと焼き付いており、春、夏いずれも甲子園の
試合を見るたびに毎回蘇ってくるのである。


 今日の千恵子選手の『絵手紙コーナー』

 姉妹のように仲の良い友人へ


千字文の意味もあまりよくわからないようだが・・・



高校野球から目が離せない・・・   堅守、強肩、強打で
テレビの番人となって・・・     信頼を得ているのか?・・
    

花と語り合う大切な時間        お供えが先か自分の口へ
もっともっと増やしたいが・・     運ぶのが先か
  

そう、日々少しでも前進を・・   おおらかに羽ばたくように
   




コメント (4)
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